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おやすみ日記 1月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
1月前半の日記はこちらから。


🏃‍♂️

1月18日
夫とダラダラ過ごす。特別することがない日は、たいてい同じ流れ。図書館に行き、お気に入りのパン屋さんまで自転車で遠征して冷凍ストックを買い込み、お蕎麦屋さんに行って、ダラダラする昼下がり。

夜は焼肉を食べに行く。職場の人とはしばしば行くが、夫と行くのは初めてのお店。お肉はもちろん、サラダや冷麺、デザートに至るまで、一人あたり5品分をメニューの中から選べる仕組みになっている。あまり沢山モノを食べるほうではないふたり、このシステムがちょうど良かった。サラダに始まり、お肉や海鮮をそこそこにしてお腹の余裕がある状態で一人1つドドンとビビンバを食べる。
実家?と思うほど雑な( と言ったらアレだが ) キャラクターものの皿に盛られてお肉が出てきたかと思えば、九谷焼みたいな華やかな柄の立派な丼にビビンバが盛られてくる。どれもこれもドッシリとしていて、かつ美味しい。お皿のガチャガチャさが本来なら気になるところだが、綺麗な店内と美味しい食材とのアンバランスさが、「気取ってなくていいけど、なんというか、も〜〜〜しょうがないなあ!」みたいな気持ちになるので不思議。夫が「引っ越す前にこんなにいいお店を開示してくるなんて……!」と言っており、ごめんよとなった。満腹で帰宅。


1月20日
都心へ。2月末の退職に向けてちまちまとプチ送別会的あれこれを開いていただくので、それに合わせてお菓子を買う。百貨店のお菓子売り場って、どうしてあんなに心躍るのだろう!贈る人に合わせて売り場をハシゴする楽しさといったら。今日はごく数人分だけ。大きなばら撒き用お菓子はまた後日。

そのまま百貨店でコスデコの下地を買う。今使っているものが切れたら新しくしよう、と思っていたので、ついに時が満ちた!という気持ち。あとすこし今使っているものが残っているので、コスデコは一旦背中を押してほしい( つまり、憂鬱な ) 仕事の日か、オフの日使いにする。手に載せるだけでわかる伸びやかさにニヤニヤした。使うのが楽しみ!

電車で移動しながら、伊藤まさこの「する、しない」を読む。この前Podcast「味な副音声」で取り上げられていた本。前回の日記にも書いたが、まさこさんのかっこいい生き方にほんとうに憧れる。でもこうはなれないし、ならなくていいのだ、と思うようにはなってきたので、取り入れられそうなところだけ心地よくかいつまんで参考にしたい。
軽やかな本ばかり選んでいるというのが大きいのだが、今年に入ってから1月は全部で6冊読んだ。たくさん本に出会う年にしたい。

1月25日
夫がご友人と出かけるというので、別行動の1日。ダメ元で声をかけたら、おもしれー女こと我が友人が会ってくれると言うので、嬉々として予定を取り付けた。サクッと待ち合わせ時間と場所が決まる関係の心地よさ……

この日は推しである男性ブランコのポップアップ初日で、ちょうど待ち合わせが有楽町だったのをいいことに、開店前配布の入場整理券を貰うべく並ぶ。30分ほど前に着いたが、すでにそこそこの列になっており、人気を実感する。12時からの待ち合わせにしていたのだが、12:10〜の入場券になってしまい、謝り倒して待ち合わせ時間をずらしてもらった。快く受け入れてくれたのをいいことに、グッズだけ買って走って待ち合わせ場所へ。グッズが速く捌けてしまうことは大阪の情報を追うなかで知っていたので、グッズだけ買ってゆっくり眺めるのは後日にする。( ※2月初旬に再訪を果たしました! )
ハタから見ていたら、転売ヤーの動きすぎて笑った。すみません。なにより感謝すべきは、友人……持つべきものは理解のあるやさしいオタクの友……

後日行ったらちゃんと( ? ) 売り切れており、
行かせてくれてマジでありがとうとなった


結局日比谷で合流し、「お昼だけど飲んじゃおっか」とミッドタウンの中のお店へ。

ミッドタウン3階の「一角」です いいお店!

noteでさんざん「おもしれー女」と呼びし友人、食の好みと好きなものの価値観がほんとうに近いので、いつ会っても楽しい。話したいことが多すぎて、近況報告もそこそこにとめどなく話す。
もともと遠征し数公演ライブに行くほどtimeleszを推している彼女からタイプロの話が聞けて興味深かった。SNSで情報を摘んでいる程度だが、見解が一致してうれしい。どれだけ話しても話し足りないことはいい加減分かっているのだが、それでも毎回の如く名残惜しいなかで解散。とはいえ2月も会うのだけれど。楽しみ〜


1月27日
2連休。最終出勤日調整のため、有給を多く使ったことで1月は休みが多くてうれしい。もっとも、仕事は進まないので皺寄せは平日に来るのだが。まあそれは仕方ないとして。

3月の引越しに向けて、断捨離に励む。今の部屋はそう広くないので何を捨てるやらかと思っていたが、あっという間にゴミ袋1袋分がパンパンになった。リピ分も含め、たくさんPodcastが聴けてうれしい。
推しであるくどうれいんさんが阿部アナウンサーとなさっているFM岩手の「丸顔たちは、きょうも空腹」でメールを取り上げていただき、ありがて〜〜と拝みながら繰り返し聴く。推しから直接、うつわと蒸籠の話が聴けるの、なんてありがたい……

推しであるれいんさんが仰っていたということを抜きにしても参考になることが多く、「お皿は用途がふたつ以上思いついたら買う/1枚ずつ買う」という話がたいへん有り難かった。なんとなく2枚セットで買わなくては、と思っていたが、そんなことはないのよね。
蚤の市でグラスを買って帰り、ルンルンで持ち歩いたあまり叩き割って帰宅した頃には粉々になっていたという前科があるので、引っ越しが済んでからうつわはお迎えしたい。そのために本で種類やら大きさやらの知識を蓄えているのだが、奥深くて楽しい〜と思う。あとはもうすこし、それに見合ったご飯が作れるようになりたい。

1月28日
2連休後半。昨日の続きで断捨離には励みつつ、エアコン修理に立ち会う。エアコンが壊れて早1ヶ月、業者さんがいらっしゃるのは4回目。なにやら素人には分からない難解なことが起きていたらしい。夫は在宅勤務でweb会議、自室はリビングとスライド式ドアで区切られている&断捨離中でホコリはすごいし足の踏み場がないので引きこもれない、という条件が重なり、台所に避難して椅子の上に体育座りして本を読む。昔からこのスタイルが好き。
三品輝起「波打ちぎわの物を探しに」を読む。西荻窪で雑貨屋をなさっている方のエッセイ。メルカリやヤフオクなど、一般人がモノを売り買いできるようになった世の中における雑貨屋の在り方とは……と考えさせられた。ペットボトルのキャップや有名店のショッパーが雑貨( 商品 )になる現代、たしかに不思議。

友人から勧められた本なのだが、自然と惹かれて写真を撮るページが以前友人が切り取ってくれた箇所とほぼ同じで、面白いなあと思った。結局、価値観が近しい人とばかり関係は続いているのかもしれない。

そして本を読んでいるうちに、ついにエアコンが直った!歓喜〜!部屋中が柔らかく満遍なく暖かい!電気ヒーターで凌いでいた1月の電気代が怖いが、まあそれは仕方ない。なにより直って良かった。


修理立ち会いが済んだのでキリの良いところまで断捨離を続け、夜から上野へ。元職場の後輩と会う。転職活動中に知ったのだが、偶然4月から働く病院の系列病院で働いており、もしかすると人事配置によっては一時的にまた一緒に働くかもとのこと。心強い。彼女はアニメに明るく、オタクにやさしいギャルなのだが、「あおいさんメロいです!」と言われて可愛い……となった。それでいて患者さんのことになるとまっすぐで、どれだけ忙しくても妥協しないところが素敵。「今度は旧姓で呼んだら誰って思われちゃいますもん〜」と言いつつ、「水野さん」呼びから「あおいさん」呼びに変えていたところも含めて嬉しくてニヤニヤする。
4月からまたご近所になるので会いやすくなると思うと心強いな。


気付けば今の職場もあと1ヶ月を切った。
2月のテーマは「立つ鳥跡を濁さず」。ひとつずつ、考えていきたい。

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