ちょっと変わった結婚式( のようなフォトウェディング ) 覚書
結婚式を挙げて、6月でちょうど1年が経った。
27歳、友人や先輩の結婚式に参列したり、SNSでいろんなウェディング関係の写真を見たりすることが増えてきた頃である。そんな中でも夫と、「我々にとっての結婚式はアレがベストだったよね」という話をよくする。
自分のための備忘録として、細かなところを含めて書き残してみようと思う。
∴ 概要
タイトルにした通り、自分たちの結婚式を簡単に説明するなら、「結婚式( のようなフォトウェディング )」という表現がもっとも近いと思う。
もともとは写真屋さんである会社のスタジオで結婚式を挙げた。その後の写真撮影は、屋外で。
挙式の一通りの流れ( ベールダウン→バージンロードを歩く→父親から新郎へのバトンタッチ→讃美歌だの聖書だの→誓約→指輪の交換→誓いのキス→結婚宣言→署名→退場)は行い、その後に写真撮影という流れ。
参列者は、それぞれの両親+わたしの友人代表1人の計5名。このあたりから既にちょっと変わっている。
写真撮影は、挙式中〜その後のフリータイムを含めて、両親のみ、友人のみ、新郎新婦のみ、など様々。
もちろん厳かなタイミングでは難しいけれど、基本的には参列者全員いつでも写真大歓迎スタイル。義父が一眼レフで撮ってくれたり、友人が盛れるアプリで撮ってくれたりしているの、それぞれの個性活かされていてとてもありがたかった。
∴ 結婚式業者の選び方
そもそも、いわゆる「挙式&披露宴」の形に、夫婦共に興味が無かった。あまり表に出るのが得意ではないし、それぞれ人生における各フェーズでの各友人( ex-小学校からの幼馴染/中学の友人/高校の友人/大学の友人……etc. 各1人ずつ )が多いので、参列してほしい人たちが「あおいアベンジャーズ」みたくなってしまうのを危惧したというのもある。
参列するのは大歓迎だが、自分たちが主となって挙げるのはちょっと……ということで却下。
ではウェディングフォトにするか、となったときにどちらからともなく出てきたのは「せっかくの機会だから、家族とも写真を撮りたい」ということだった。
高校卒業と共に家を出たわたし。もともと家族に対しても敬語で話すほど人に心を開かないタイプだった夫。( 家庭環境は至って良好であり、成長する中で家族とはフツー話すようになったみたい。もともと自己開示が得意なほうではない ) ゆえに夫は幼少期、写真を撮る機会を悉く断ってきたのだとか。
歳を重ねる中で「流石に母親に申し訳なく思うようになってきた」と話していた。それは高校卒業と共にサッサと家を離れ、気付けば九州から遠い東京で就職して結婚までしてしまったわたしも両親に対して申し訳ないと思っていたのは同じ。
だからこそ、節目のタイミングで親孝行のひとつとして、きちんと家族写真を残したいと思ったのだ。
そこを軸にしてウェディングフォトを撮ってくれる会社を探し始めたものの、これが案外少ない。
正確に言うと、あるはあるのだが、これぞという感じではないのだ。たとえばいわゆるウェディングフォト( 前撮りみたいなもの )を参列者が見学できて、最後に1枚集合写真として家族写真をお撮りしますよ、とか。家族写真を大事にしているので、皆さんお揃いの格好でラフにポーズを決めていただいて構いません、とか。
そういうことではなくて、我々は、「子の結婚式」という、彼らにとっても「ハレの日」を迎えた両親のことも撮り納めてほしかったのだ。
∴ 決定から打ち合わせ〜当日までの流れ
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