おやすみ日記 12月後半
noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
12月前半の日記はこちらから。
🎄
12月21日
珍しく、夫不在の土曜日。向坂くじら「夫婦間における愛の適温」を読み、夕方までダラダラ過ごす。
タイトル通り、パートナーに対する気持ちや、生徒さんに作文の書きかたを伝えながら向き合う文を書くということに対する気持ちが綴られており良かった。
特に、「テレビを観ているときの夫の顔が気になる」という話が印象的だった。変だよ、という伝え方は適切なのか？アイメッセージ( 自分を主語にした表現 )のほうがいいのか？ていうか、そもそもそれを伝えるってつまり、よくないよと言っているということ？など、些細なことでありながら、心の揺れ動きと、それにリンクした自分の過去の出来事が結びついて引っ張り出される感じ、わかる〜〜！となる。夫と向き合うとはつまり、自分と向き合うことでもあり、自分の過去と向き合うということでもあると思うのだ。にしても、うわ〜〜〜わかる〜〜〜！！
ふむふむと読み進めつつ、夕方からは外へ。元職場の後輩と夜ごはんを食べる。さんざんここでも書いている後輩。彼女が退職してからも1.2ヶ月に一度くらいの頻度でご飯を食べに行っているので、あまり離れ離れという感じがしない。「早く集まって、でもどうせたくさん喋るからたくさん喋って、早めに解散しましょう」と言い合う心地よさといったら。食の好みや、2軒目は喋れればいいからといつもカフェチェーンを選んでしまうところも含めて、楽ちん。先輩後輩というより、もはや同期。
そこそこの頻度で会って何を話すの？と夫に言われたが、こうも毎回違うトピックスがあるかねというくらいとにかく話す。ちゃんと彼女の生活もわたしの生活も移ろいでいて、それに安心する。しんどいこと、やってられないこと、悲しいことだって生活にはたんまりあるけれど、「辛いです〜〜」と言い合える関係があることに救われているよ。
共感性が高いから出来ている仕事ではあると思うし、患者さんの苦しみに寄り添いたいと思うから踏ん張って働けている部分がある。それは彼女もわたしも一緒。でもそれにしても我々は、すこしそのあたりの共感性が高すぎるのかも、という話をした。我々は言語聴覚士という仕事に、良くも悪くも向きすぎている。「患者さんが喜んでくださるとうれしい〜」と言いながら、幸福な王子よろしく自分の身と心を削っていってしまうので、もうすこし上手くやろうねでもそういうところが好きよ、とお互いを鼓舞しあって解散した。
12月25日
都心へ。年末に義実家からランチのお誘いをいただいたので、そのときにお渡しする手土産を選びに行く。去年まではお歳暮もお送りしていたが、双方の実家を含めて協議し、今年からは全員無しにしようねと取り決めをしたので、贈り物だけ。
手土産にお菓子をお渡しすることが多かったが、今年は変えてみるかと、化粧品売り場とお酒売り場をあちこち歩き回る。
結局、お義母さんにはミキモトコスメティックスのパックを、お義父さんには宮城の日本酒、蔵の華を購入した。蔵の華、はじめて飲むお酒だったが、試飲をやっていたのでありがたくいただいた。スッキリしていて飲みやすく、何にでも合いそう、と思い選ぶ。こういうとき、「あのときはこれを飲んでいらしたから……」と選べるようになりたい。
夜はふるさと納税でたんまりと届きしエビを初めて料理した。患者さんから教えていただいたレシピを参考に、ガーリックシュリンプとエビチリを作る、エビ祭り。初めてにしてはまずまずの出来になったものの、量が分からずちんまりとしてしまったので反省。今度リベンジしたいところ。
12月28日
モーニング兼ランチを食べに、今年最後のロイヤルホストへ。夫のバースデークーポンがあり、20%オフになるのをいいことに豪遊しようと、オムレツモーニングのパンケーキ変更、という豪華なメニューを選ぶ。サラダ、オニオングラタンスープ、パンケーキと、字面だけでワクワクするラインナップ。ロイヤルホストのある生活、豊かでうれしいが、引越しまでの期日が迫りつつある現実に直面すると悲しくなるな……
ご飯を食べて、昼間はダラダラと本を読んだり動画を観たりnoteを書いたり読んだりの、いつものダラダラスタイル。そして夕方前に家を出て、代々木上原へ。
＼待ってました〜〜！！！！！！／
助かって包まれる奇跡の🥟
なんのこっちゃ？という方はこれを聴いてください。
念願すぎる、noteお友達である大豆さんと夜ごはん！住む地方が違うので、まさかこんなに早く逢瀬が叶うとは思わなかった。お声掛けいただけてほんとうに嬉しい！
わたしのnoteを読んでくださっている方、もれなく全員好きだと思う、という確信のある大豆さんのnote。好きなものが被りすぎており、読むたびに、す、好きだ……と思うのだが、待ち合わせの段階でmarimekkoのバッグの色違いを持っていることが判明して笑った。好みが合いすぎる。
うつわ、水族館、Podcast、本、ごはん……etc. こんなに好きなものが被ることがあるのか！こんなにトキメキを共有できるのか！と、ずっとワクワクした。それでいながら、「実はちょっとこれが苦手で……」みたいな話まで出来るのがうれしい。好きなものがこれ！わかる！！！と熱量高く話せる相手に巡り会えて幸せ……
本の交換をしたり、初めましてにも関わらずバーガーキングでの休憩を含めて3軒ハシゴしたり( ! ) ずっと美味しい楽しい時間だった……年末に良い思い出ができました。
12月30日
前日の朝に自転車がパンクし、いそいそと修理に行く。年末年始で近くの自転車屋さんはもうお休みに入っており、終わった……と思っていたのだが、開いているところを発見。ほんとうに、こんな年末までありがとうございます( 泣 )
もう5年ほど同じママチャリに乗っているのだが、タイヤ自体が劣化しているみたいで……タイヤの交換が必要そうでして……このくらいお値段かかるんですが……と恐縮しながら電卓を差し出されて、こちらこそ恐縮してしまった。すみませんね……ありがたく支払わせていただきます……！
タイヤを変えたら別の自転車くらい漕ぎ心地が良くなり( そりゃそうだ ) スイスイ漕げるようになった。今まで乗ってたアレ何？三輪車？
その後は美容室へ。どうしようか前日まで決めていなかったが、前日の仕事納めがはちゃめちゃだったのでバッサリと髪を切ってもらうことにした。髪を切るという行為はお祓いだと思っているので。鎖骨あたりまであった、個人比として伸びていた髪をバッサリいった。スッキリ！「とにかく顔周りを隠したいんです！こう！シュッと！それをどうしたら叶うのかは分からないんですけど！」と、いつも概念しか伝えられないわたしの我儘に毎回ドンピシャ応えてくださるシゲミズさん( 仮 ) 、ほんとうにプロの仕事……引っ越すと自宅から美容室までおそらく1時間半ほどかかることになるのだが、変わらずここに通ってしまうと思う。年が明ける前にスッキリしてハッピー！
夜は用事で家を空けていた夫と合流する。各自夜ごはんは済ませていたので、お菓子をつまみつつ、お酒やジュースを飲みつつサンレンタンというカードゲームをした。
これ、夫がご友人から「奥さんとしたら？」と貰ってきたのだが、noteやらSNSでお友達も載せていて驚いた。流行ってるの？
「この中で観たい映画のキャッチコピーは？」「生まれ変わるなら？」みたいなテーマに沿って決められた7個の選択肢から自分の3位までを決め、また、他プレイヤーの1-3位までを予想する→その並びの当たり具合でポイントが決まる、というゲーム。我々は2人でやってるので、もうすこし人数が多いとちょっとルールは変わるかも。
夫のことはある程度知っているはず、と思いつつも全然予想できない項目があったり、全然違う価値観だ！となったりするのが楽しい。それについてダラダラ話しながら更けゆく夜、どこまでも続け〜と思った。
12月31日
義実家にお誘いをいただき、乃木坂へ。美味しい鉄板焼きをご馳走になる。つくづく思うが、義実家、とても豊かなお暮らしをなさっている……我が実家とは違うな……
いつお会いしても知的でユーモラスで明るく、それでいて良い距離感で接してくださる、ほんとうに素敵なお二人。仕事を好きでいるわたしに対してとても前向きでいてくださり、それでいてよく義実家との問題で聞いていたようなやれ孫がどうこう家庭がどうこうみたいなことを微塵も口になさらないところがほんとうに有難い。
ランチを終えて解散した後は、何して帰ろうかという話になり、ふと2024年やりたいことリストに入れていた「国会議事堂を見る」を攻略しに行くことにする。こういう時の気まぐれに前のめりで付き合ってくれる夫、ありがとうね……
帰宅してからはゆったり家事を済ませ、紅白を観ながら年越しを待つことになりそう。人生で初めてかき揚げを作ったらおそらく油と小麦粉が足りておらず、ネトネトのチヂミみたいなものが出来上がってしまい、最後までほんとうにごめん……という感じだった。美味しいよ！と言ってくれるやさしさに感謝……その優しさに甘えず生きていきます2025……
例によって書き留めておらず、1から一気に書いているおやすみ日記。間に合ったー！！！
相変わらずドタバタ好き勝手ですが、今年もたいへんお世話になりました！どうぞ来年もよろしくお願いします！行くぞー！2025ー！！