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おやすみ日記 8月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
8月前半の日記はこちらから。


🗣️

8月14日
高校時代からの友人と、日比谷で待ち合わせをする。おもしれー女こと我が友人が、「蕎麦打ち体験行かん?」と誘ってくれたからだ。こういうノリ、大好き。
仕事の話からコスメとスキンケアの話から推しの話までなんでも話せる友人と、「蕎麦を打ってたら話してる余裕なんてないよね」となったので、お昼頃に集合してお昼ごはんを食べる。いつも綺麗な友人が増して綺麗で、テンションそのままにコスメショップをハシゴした。コスデコのリポソームも、KANEBOのリップも、すぐに欲しくなるな。

その後は谷中へ移動し、ついに蕎麦打ち体験へ。
打ち始める前に、お蕎麦について教えていただく。なるほど、良いお蕎麦というのは灰色じゃないのか。あの色はそばの実の外側から取れる色なのだそう。だから良いお店のお蕎麦は、白くてつやつやしているのか!それと小麦粉を繋ぎとして混ぜてお蕎麦は作られるのだそう。この割合によって風味や味が変わるのだとか。
「スーパーで売ってる乾麺なんかは、小麦粉が多く混ざってるから、蕎麦はヘルシーって言うけど、あれは違うね!」とのこと。勉強になる〜!

作業中はお預けしたスマホでお店の方が
写真やら動画をたくさん撮ってくださりました


そんなふうにいろんなことを教えていただきつつ、手取り足取り教えてもらいながら蕎麦を打ち、包丁で切り( それすら難しかった ) 、作ったお蕎麦とお店のお蕎麦、そのほか少しの小鉢と共にいただいて体験は終了。自分が切ったところのお蕎麦、おおよそ2人前くらいはお土産として持ち帰らせていただけるシステム。翌日も自宅で美味しいお蕎麦をいただいた。

素材がいいのでお蕎麦はある程度は美味しいのだけれど、太さが違ったり、きしめんか?みたいな切れ端が出てきたりしてユニークだった。自分が切ったものゆえ愛せるが、お店でこれが出てきたらキレる。味はお蕎麦なのに……これは何……?と脳がバグっており笑った。自分たちが打ったお蕎麦とお店の方が打ったお蕎麦で半分ずつご提供いただくと、プロの技が光っており面白かったです。良い人生体験だった。


8月17日
期せずして生まれた2連休。かねてより夫と話していた、Switch版のスーパーマリオブラザーズワンダーを購入する。ほとんどゲームを通らず大人になった夫、「下手くそだと思う」とは言っていたけれど、本当に慣れておらず、協力プレイの面白さを知った。ふたりで夢中になって遊び、気付いたら6時間ほど経っており驚く。

「大人の夏休みしよう」と言っていたとおり、とことん怠惰やりたいね、と話して夜ごはんは各自コンビニで好き勝手購入する。こういう日がたまにあってもいいよね。
サクサクと食事やお風呂を済ませたら、ズルズルと部屋からマットレスをリビングに持ち寄る。二つ分を並べて、たまにゴロゴロしながら再びゲームに励んだ。二人してギンギンの眼のまま、倒れるようにして横並びで寝る。
普段は各自の部屋で寝ているので「たまにはお泊まり会しよ」と企画したのに、お互いゲームで疲れ果てて、余韻に浸る間もなく寝落ちたの、我々らしくてとても良かった。



8月18日
2連休後半。早くゲームがしたくてソワソワしていたが、夫がせっせと朝から掃除やゴミ捨てや、自身が主に担当してくれている家事をこなしてくれるので慌てて便乗して自身の出来ることをこなす。午前中から動いて買い物や作りおき、夕食の準備をこなし、18時まで……と決めてゲームをする。

夫のこういう社会性の高さに毎回感心する。わたしは一人だったら家事どころか、寝るのも食べるのも、なんならお手洗いすらおざなりにしてゲームに夢中になってしまうだろうに。終わるときだって「ここのステージまでにしよ」と切り出してくれるのは夫だ。えらい大人……おかげでゲームを楽しみながらも、週明けからの準備が整ったうえで夜が迎えられた。




8月24日
9時過ぎまで寝て起床。連勤と夜遊びで体が重い。暑くなる前に……と午前中のうちに夫と外へ出て、よく行くお店でトンカツを食べる。帰ろうとしたら雨が降ってきたので、近くの書店で韓国のガイドブックを買った。気付けばもうすぐそこまで旅行が迫っている。はや〜!!

夫の胃の調子が悪く、わたしもお腹が空いていなかったので、夜はかきたまお蕎麦。玉ねぎと卵をお出汁のあんかけにして、親子丼鶏肉抜き米の代わりにお蕎麦、みたいなやつ( もうそれは別物 )。
サラリと食べられて美味しかった。


8月26日
キャリア相談のお声掛けをいただき、言語聴覚士という仕事についてお話をする。

話せば話すほど、つくづく厄介な仕事だなあと思う。大変な仕事はこの世にごまんとあれど、こんなにも感情のすり減る仕事があるかね。誰かの生き死にと向き合い、親戚の死ですらダメージがあるというのに、親戚の数では済まないほど多くの別れがあり、それが下手すると自分の仕事によって引き起こされかねないという恐怖と緊張感は常にすぐそこにある。そのわりにお給与が良いわけでも、休みが多くて楽ができる訳でもない。客観的に考えて、なんでこんな仕事をしているのかしら、とすら思う。

けれど、それでもやっぱりこの仕事が好きなのだ。誰かの生きること死ぬことに真正面から向き合い、共に苦しみ、時には手を取り合って喜び、涙する仕事。わたしはこの仕事に、とっても誇りを持っている。


解散した後は、コスメカウンターに行って、リップを試し塗りさせていただく。最近コスメ欲が高まっていて、良いリップを買うぞ、良いアイシャドウを買うぞと思っているのに、イマイチ踏ん切りがつかずにいる。一度買えばどれほどトキメキが続くのか想像に容易いのに、エイヤッと買うには、スキンケアもコスメもほぼ全てドラコスか韓国コスメで回している人間には怯むお値段。そろそろ28歳になるのだから、それくらい踏み出せるようになりたい……!

結局すごすごと、元より買う予定にしていた水越みさとさん×Fujikoコラボのリップだけ買って帰宅。この日以来、毎日のように愛用している。まるでもうずっと使っていたかのような使い心地の良さと、唇にじゅんわり馴染むのに、サッと雰囲気を変えてくれるところがとても良い。こういうトキメキが続く限り、コスメも新しいものを買いたいというのに( 以下略 )



8月31日
ほぼいつも通りの時間に目が覚める。二度寝しようと思っていたら、時を同じくして目が覚めたらしい夫もガサゴソし始め、その音で完全に覚醒した。アレコレ好き勝手話し、途中で解散する。今日は各自用事があるので、別行動だ。
わたしは午前中のうちに、お気に入りのパン屋さんへ遠征してストックを購入し、せっせと支度をする。

昼前に渋谷へ。よさくさん、Shinさんと会う。
誰かに友人を紹介するのって、いつぶりだろうか。それぞれと話すことこそあれど、二人と同時に話すことはないので変な気分だ。「パートナーに見られたくないのは、Podcast/エッセイ/小説ならどれか?」という話で盛り上がる。絶対に他の人と集まったらしないやりとりで興味深かった。 


お人柄的にご性格が合うだろうなと思って仲介したけれど、思っていた以上にお二人がスムーズに和やかに話すのを見ながら( コミュ力が高い大人たちのやりとりだ…… )となる。
ふとした瞬間に考えると、ソウルメイトか?と思うほど好きなものや思考が似ているよさくさんと、付き合いが長く、仲は良いしお互いの考えはそこそこ理解しているが、わりと正反対に近いShinさん。それぞれと自分が親しいことに対して不思議な気持ちになった。人生とは、不思議。

3人で会った後、よさくさんと二次会をする。移動中にパラパラと話していたので(あまりにも盛り上がりすぎたし、もう話すこと無くなりかけているか……? ) と思ったが、そんなことは全く無かった。「感情のフィードバックが多い仕事と安定した仕事は共存しない」という話が印象的だった。働くとは、暮らすとは。お会いする度に、心の奥底にあるものまで「実は、こんなものがありまして……」とガサゴソ差し出してくださるような方。話す時間と聴く時間のバランスが良く、それでいて間の取り方や上がるテンションが似ているので心地よいのだろうな。「図書館で予約数が多い本」という話をしたとき、自分が口にしようとしていた本をよさくさんが挙げるので、自分の脳と繋がっているのかと思った。それぞれ楽しい時間だった。




以下、宣伝です✍️

🐟再びPodcastにお邪魔しました!

公開後、たくさんメッセージをありがとうございました!
今回はお仕事の話だけでなく、本を贈るということ/本の選び方/やってみたいことリストの話/ちょっと真面目なお仕事の話、などなど、ざっくばらんにおしゃべりさせていただいています。
ちょっと長めなので、お暇なときのお供にしていただけると嬉しいです!

🍚メンバーシップやってます
ここには書くことのない、平日のふと浮かんだアレコレやリアルタイムのお仕事のこと、くだらない日記の続きのようなものを更新しています。ご興味ある方はぜひ!







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