フードトラック(キッチンカー)事例収集
こんにちは、こんばんは。ふらっとほわいとです。
今日はわたしがこれまでに収集してきたフードトラック(キッチンカー)の事例コレクションをご紹介したいと思います。
フードトラックとは
キッチンカーのことをイギリスではフードトラックと呼びます。特に週末はロンドンの色々なところでマーケットが開かれていて、様々なスタイルの出店者が軒を連ねます。
家の近くで毎週日曜日にマーケットが行われており、よく観察に出かけていました。ここでは週ごとに違うマーケットが開かれます。
マーケットごとに扱う商品のカテゴリが違うので、出店スタイルの傾向も様々です。長距離にわたってテント形式から豪華なトラックまでが集まります。
観察結果から、マーケットへの出店スタイルを4分類に分けてみました。
出店スタイル❶ テント
テントでの出店は一番メジャーなスタイルです。食品の調理・提供はもちろん、ビンテージマーケットなどでは家具などを陳列したりもできるほど対応商品の幅が広いです。2つ3つ繋げることもできますしね。
鉄板や炭火での調理の際に煙が多く出る場合や、お客さんにいろいろな商品を間近で見てもらうのに適していると思います。
余談ですが、チーズマーケットでかわいらしいギンガムチェックのテーブルクロスに大きいチーズがたくさん並べられているお店がありました。シンプルだけどかわいい。種類とグラムをオーダーすると、その場で切ってくれます。
並んでいるほとんどのお店がチーズを売っているので、そんなに売れるのか…と思いますが、とても賑わっています。発酵食品のチーズは、日本人にとっての醤油・みそ・納豆のような存在なんでしょうね。
出店スタイル❷ 牽引車
牽引車は、他の車に牽引してもらって運ぶ形式です。牽引される設備が備わっていればその他が割と自由なので、外壁などデザイン的にこだわりやすい形状だと思います。ものによりますが内部は1〜2人用のスペースなので軽食系の販売に向いています。
わたしがマーケットで目を引かれがちだったのが、この牽引タイプです。受け渡し口にライトをつけたり、壁面が木目調になっていたり、こじんまりしているのも含めてとにかく可愛いんです。
出店スタイル❸ 小型車・中型車
フードトラックの定番サイズが小型・中型車です。軽自動車などから、ワーゲンバスなどの少し大きいタイプまで様々です。一般的な車と変わらないので、運転も難しくなさそうです。
どれもこれもセンスがよくて、装飾が素敵です。
出店スタイル❹ 大型車
最後が大型のフードトラックです。まさに”トラック”という感じで本当ーに大きいです。車に詳しくないですが、シトロエンやシボレー グラマンなどが人気の車種のようです。
引きの画ではないですが、大型車のもので撮った写真が1枚だけありました。
写真からもわかるように、本当に大きくて提供位置も高かったです(主人は180cm弱ありますが、それでも少し見上げる高さ)。中で働く人にとっては快適ですし、収納スペースや調理スペースが広くとれるのがメリットだと思います。
あとでinstagramでこのフードトラックを調べてみたら、なんと元々救急車だったそう。しかも運営している方が元救急隊員…? 素敵な国です。
コーヒートラックにはどのタイプがいい?
コーヒートラックをやるにあたってどんなタイプがいいのか考えた際、そこまで大きい規模はいらないので小さい車種が適していると思います。そしてデザイン的にも小さくて可愛らしい、目を引かれるのは牽引タイプのものが多かったです。
ただ懸念点はもう一つの車で牽引する際の運転が難しそう。牽引免許も必要ですもんね。そうなると小型車かなぁと考えていたときに見つけたのが、前回の投稿でも載せた「三輪自動車」です。
サイズも、運転のしやすさも、まさに理想のスタイルです。
正面から見ると羽ばたいているようなルックスがチャーミングです。
車の中に入るのではなく、車の後ろに立って提供するスタイルです。お客さんと同じ目線で提供したいというオーナーの素敵なコンセプトをまさに実現しています。
日本でこのスタイルでやるには保健所の規定をクリアできるかが難しいポイントだと思いますが、「お客さん目線での提供」はコンセプトの軸として持ちたいなと考えています。
まとめ
以上がフードトラックコレクターとして収集してきた事例集です。提供するものやコンセプトによって適した出店スタイルも様々ですが、このような常設ではないお店は、お祭りのような特別感があってわくわくします。
みなさんのお近くにも、素敵なフードトラックはいらっしゃいますか?もっといろいろな事例を見ていきたいです。
以上、コーヒートラック計画に向けた調査でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。