天気は殴って落ち着かせる
本日。家で曲作りをしておりまして、14時くらいまで自室にこもり。
作業が落ち着いたところで、散歩をしようとなった私。
ここ何年か、冬には必ずヒートテックを着たうえ、しっかりと重ね着して外に出るようにしているのだが、状況によってはかなり暑く感じてしまうことがある。
特に散歩など、有酸素運動をすると必ずといっていいほど暑くなる。そんなことを毎回学習しない私は、重ね着をして汗をかき、また忘れて重ね着をして汗をかく。
こういうのは阿呆のやることだ。注意しよう。
外に出よう。重ね着、汗をかく。
まあ、いつもはそんな調子なのだが、今日は忘れていなかった。散歩をすると暑くなるぞ。だから、ヒートテックは着ておくとして、その上にもうアウター1つで良いのでは。重ね着不要。
このように人は日常から小さな学びを得て成長していくのだ。
外に出る。
歩く。
めちゃくちゃ暑い。
というか、空気が全然冷たくない。シーンごとの適切な服のチョイスは忘れる阿呆ではあるが、季節を忘れてしまうほどの阿呆ではない。
不等式で書くとこうなる。
季節の阿呆 > 私 > 服の阿呆
スマホで今日の気温を確認しよう。iPhoneにはデフォルトで「天気」というアプリがあるので、そちらで確認が可能だ。
アイコンをタップした刹那、皆既日食を思わすリングがアイコン上に現れる。
「クラウドに入れられている」
勝手にクラウドに入れられている。そこそこ使っているアプリなのだが。このiPhoneとは連れ添い二年以上になるが、未だに意思疎通がうまくいっていない。
季節の阿呆 > クラウドの阿呆 > 私 > 服の阿呆
とにもかくにも、クラウドから天気アプリを降らし、地元の現在の気温を確認する。
17℃。
それは冬ではない。定義上は冬であろうが、私はこの気温の日を「春先」と呼んでいる。今日は春先だったのか。
ということは・・・?
クラウドの阿呆 > 私 > 季節の阿呆 > 服の阿呆
私はよく使うアプリを勝手にクラウドに放り込んでしまうほどの阿呆ではない。だが、季節感を間違える阿呆ではある。正確には、天気予報を確認せず後悔する阿呆である。
今日のような急な温度変化は私のようなレベルの阿呆には大変困りものだ。
毎度このように困ってしまうので、今度からは事前に天気予報を確認の上、気に入らなければ殴って落ち着かせることにしよう。
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