こんな広告、いかがですか?ホットケーキの広告を、勝手に考えてみた
「もうホットいてくれ」
という息子に、
「ホットケないよ、ホットけるわけないじゃない」
そんなふうに、ホットケーキを出せたなら。その日はちょっと、こころの距離が近づける気がします。
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不登校真っ盛りの時期、息子はよく家で料理をしていました。私なんかよりずっと上手に、ホットケーキを焼いたりして。いとこを呼んで、だれが一番まんまるに焼けるか選手権をしたりして。
その瞬間は、なんだかとっても平和な気持ちになれました。まんまるのおつきさまが笑っているような、みまもってくれているような。
そんなふうに、ホットケーキには、あたたかい記憶をもっている人が多いと思います。
なんどでも、なんどだって
いっしょにつくることで、ちょっとへんてこなカタチになっても、ちょっとこげちゃっても、笑いあえるような。なんども焼いているうちに、まんまるに出会えたりして。
その過程は、人間関係をいとなむ行為と似ていて。けんかしちゃったり、うまくかみ合わなかったり。でもまた向き合ったら、まんまる笑顔になれたりして。
なんどでも、なんどだって、あきらめない。いろいろと、向き合うことから逃げない。すきこそものの上手なれ。#つんく視点
でもちょっとつかれたら、
ホットひといき、ホットケーキ♬