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#自語り 17 猫ジム

ヘビーな締め切りを経験した人ならわかると思うんですけど、「やることが多すぎて逆に暇」みたいなことありますよね。その後にマジの締め切りがやってきてもみくちゃにされてそして…全てが静かになるんですよね…。脱稿すると世界がファーッと静かになるんですよね…。命が削れる音もする。いのちだいじに。
用事が済んでちょっと時間があるのでスキマ時間に猫に翻弄されたいと思って先日保護猫カフェに行ったんですよ。保護猫を舐めていた。今まで普通の猫カフェにしか行ったことがなく、高いところで寝ているか、人を見ると逃げるかのどちらかしか見たことがないのでまぁ、猫と同じ空間の空気を吸えたらいいわねぐらいでいたんですけどちょうど行った時間がオープン時間でお客さんゼロ。特に保護猫は激しいですなどの説明もなく、猫カフェの普通の案内を受けて猫部屋に入ったら10匹以上の猫が私を待ち構えていた…。風来のシレンのモンスターハウス?しかもちょうど元気いっぱいの時間帯だったそうで、猫用のお菓子を頼んでみたら猫まっしぐら。私への猫パンチ、体当たりなどの威嚇攻撃が相次ぎ、アワ!アワワ!ハワ!とか言っている間にお菓子がなくなり、それでも近くに待機している猫が数匹いたのでお尻をポンポンするとどんどん猫が集まり、両手でポンポン…ポンポンしている手の下に新しい猫の尻が滑り込む。2本の手で3匹の猫のお尻をポンポンできるだなんてね。聖徳太子…違うな…阿修羅か…。そしてお店の人にこのおもちゃは来ますよ…と教えてもらったおもちゃで虫の気持ちになりきってツツ…と動かすと釣れる釣れる…猫釣り大漁の巻。30分経っても貸切状態のため、猫のお尻をポンポンし、おもちゃで部屋中を走り回り…気がつくと汗が止まらない、腕が痛い…。猫カフェならぬ猫ジムでは…?となりホカホカのまま退店。激しい保護猫カフェでの体験。おっとりした子もいたし、次はまったり過ごせないものだろうか…。そろそろまた行きますね。

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MOIRA|女性フォトグラファー
機材や資料の購入費に当てさせていただきます。