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想いは届くかな・・・

子育てに、正解も不正解もないことなんて百も承知。

どんな親だって、自分の経験から「この子にだけは!」といくつもの転ばぬ先の杖を与えたいと思うもの。

かく言う自分も「この子に何を残してあげられるのだろうか?」などと考えながら、できる限りの範囲内ではあるけれど、君たちにとって価値があるであろう事をいろいろ体験させてきたつもり。

本当にできる限りのことをしてきたし、ちょっと世間と変わった考え方を持つ親として、ごく普通の家庭では考えつかないような事を体験させてきたと思う。

そうは言っても「俺たちの子育てが正しい!!!!」なんてことを言うつもりなんかさらさらなくて、合っていようがいまいが、とにかく自分なりにやってきた、そしてこれからするであろう君たちとの関わり方や、そこに至った思いや考え方をただただ書き残しておこうとの思いなのわけです。

そもそも、なぜそんな思いに至ったのかといいますと・・・

最近ふと、君たちの幼い頃の写真をまじまじと見る機会があって、もう戻ることができないあの日の幼い君たちの姿を改めて眺めたとき「本当に自分は精一杯、君たちと関わってきたのだろうか?」と、これまでには無かった激しい感情がわき上がってきて、それはたぶん、今まではなんの疑いも無く君たちと日々を過ごしてきたのだけれど、やがてどうもがいても、君たちの人生の最後まで人生を共にすることなんて到底出来ないんだと言うことに気づいてしまったからだと思うのです。

「何やってたのかなぁ、あの日あの頃に戻れるなら、もっともっと関わっておくべきだったなぁ」なんてことを、思っちゃったわけです。

どんなにお金があったって、どんなに権力があったって、時間だけは取り戻すことはできないなんてことは十分わかっていたし、だからこそ、その日その時を精一杯君たちと関わって来たつもりなんだけど、改めて振り返ると「ぜんぜん足りてなかったなぁ」なんてセンチな気持ちになってしまったわけです。

どんなにあがいたって、もうあの日に戻ることはできない。

その重大さに気づいたから、これからは初心に戻って本当に君たちとの時間を大切にしなければ...と思いつつも、果たしてどれだけやれるのかはわからないけど、できるだけ記録を残していけたらなと思っています。

ただ言えることはね...

誰がなんと言おうと、パパもママも「君たちのことを世界で一番愛している」ということ、そして、パパやママにとって「君たちの存在が人生の全て」だということを、少しでも伝える事ができたなら、パパとママは幸せです。

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