楠栞桜&柾花音による天鳳クリスマス杯
Vチューバーの方が打つ天鳳イベントがクリスマスに行われました。
楠栞桜(くすのき しお)さんと柾花音(まさき かのん)さんというVチューバー(でいいのか?)の方がYouTubeの配信でその様子を流していましたが同時視聴数が一万を超えるという事態。
この数は麻雀配信個人の部に置いては最強まであります。
こういうことを人を集められる人にやってもらうのは麻雀界にとっても非常に価値があるなぁと思います。
Mリーグも楽しいし視聴数も多いのですがあれは麻雀を知っている層が楽しむという部分が強くどちらかというとMリーグに関しては「現状の麻雀界の視線を集めている」というイメージがあります。
「最高の麻雀リーグ」だと言われれば麻雀を知っている人ならそれを見てみようかなと思ってくれそうですが知らない人からすればあまり興味は沸かないですよね。
僕も自分が全然知らない競技で「過去最高のリーグ戦」と言われてもあまり視聴意欲がわきません。そもそも見てルールが分かるのかという問題もありますしね。
そう考えると当然ではありますがMリーグでは拾えない層もあるということが分かります。
そこを拾っていくのは集客力があり持続性のある個人配信者ではないかと思うんですよね。
プレイヤー自体に魅力があり人を集められる人が麻雀をしてくれるのは非常にありがたい。
なぜならそういう人は
「麻雀分からないけど好きな人が麻雀やってて一緒に楽しみたいな」
という感情をリスナーに生まれさせることが出来るからです。
例えば僕は漫画家で言うと福本伸行さんの漫画が好きで麻雀を覚えようと思ったのもこの方がきっかけなんですよね。
まずはカイジを読んで「あっ!面白い」となって「じゃあこの人の書いた他の漫画も読みたい・・・でも麻雀分からない・・・よし!麻雀覚えよう!!」と。
こういった感じで「0からユーザーを作れる」というのは非常に価値があります。
無から1を生んでるわけですからね。素晴らしくないわけがない。
もちろんMリーグのように既存のユーザーを離さない、より熱狂させるというコンテンツも大事ではあります。
これらは相互に必要な関係で興味がある人を惹きつけるMリーグと言うコンテンツは出来上がっている。
じゃあ次に必要なのは0から麻雀を知ろうとする人をコンスタントに持ってきてくれるコンテンツです。
Vチューバーの世界は麻雀と密接な関係にありません。これも大事で麻雀と関係なければ関係ないほど今までタッチ出来てなかった層にタッチできるという価値が生まれます。
なので僕は
麻雀界隈に身を置いておらずかつ人を集められる人間が麻雀をする
ということに尋常ならざる価値があると思っているんですよね。
お二人には是非継続して麻雀コンテンツに関わって行ってほしいなと思います。
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