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おっさんは基本的にゲームをやってない

昨今のゲームハード事情

昨今はPCゲーをよく触っているという人も多いだろう。

PCゲーの必要スペックはピンキリではあるものの、昨今のゲームだといわゆるゲーミングPCと呼ばれるものが必要になってくる。

日本ではSwitchが3万円、PS5が5~6万円、PCが大体10万~15万程度と想定されるため、ゲーム用のPCを買うのは成人男性がかなり多いと考えられる。


一方、コンシューマーのジャンルには現在確実にVRゲームが食い込んできている。

なんせ5万円程度で買える「Meta Quest2』は全世界1000万台出荷されていると言われている。

流石にSwitchの1億台オーバーと比べると酷だが、PS5の販売台数が去年末で全世界1730万台とかだった事を考えると凄さが分かるであろう。

去年のクリスマスはアメリカのキッズ達のQuest2開封動画をたくさん見かけたくらいだ。

価格帯的には「高級ゲーム機といえばPS5ではなくてMeta Quest2」の領域まで来てる可能性すらある。


Meta Quest2の対戦ゲームをして体験したこと

Meta Quest2対応ソフトもかなり面白いソフトが増え続けているが、その内最近ハマったものの一つに「Nock」というゲームがある。

巨大なボールを手元の弓を利用して弾き合い、相手ゴールを目指すいわゆる『ロケットリーグ』ライクなゲームであるが、非常によくできたゲームであった。

ただ、一点非常に大きな問題点があった。

1vs1、2vs2、3vs3でマッチングする可能性があるのだが、物凄い頻度で敵も味方も癇癪を起こすのだ。

Quest2は標準的にボイスチャットが入っているので大体どんな状況か聞こえてくるのだが、暴言、叫び声、泣きそうな声まで様々だ。

中には後ろでお母さんと思われるブチギレる声が聞こえてきてそのまま切断される事もあった。

早い話が、子供とのマッチング確率が非常に高かった。

次第にランクが上がると明らかに青年という感じの人とばかり当たるようになっていったが、『Nock』のランクマッチ査定が結構厳しめなのと、1vs1の割合がかなり多く実力差が如実に出てくるからかと思われる。


ポケモンユナイトで感じてた疑問が晴れた

『ポケモンユナイト』というSwitchおよびスマホで遊べるゲームがある。
いわゆるLoLライクな5vs5のチームアクションゲームである。

1ゲーム10分で決まった時間に決まった敵が出現する。
それらを倒して経験値を取得して強化していき、最終的に相手陣地のゴールにどれだけポイントを入れれるかというゲームである。

野良で遊ぶにはかなり大味なゲームバランスをしており、かなり劣勢に試合が進んでも残り2分に出現する『サンダー』という敵さえ倒してしまえば大逆転という試合の割合がかなり多い。

『サンダー』を無視するという選択肢も含めて、良くも悪くも『サンダー』をどう扱うかまでの道筋を考え、競い合うゲームであると解釈しても問題無いかと思う。
それは稼働当初から現在まで一貫しているというのが私の認識である。

一方、試合時間が5分を過ぎたらもう時間の無駄なので降参しましょうという『降参投票』が解禁される。

恐らくポケモンユナイトをプレイした事のある皆さんなら分かるだろうが、劣勢の状態でゲームを進めたらかなりの割合でサンダー出現前に『降参投票』が飛んでくる。

『降参投票』は画面に表示される余計な情報なのでたいそう邪魔なのであるが、恐らくそれも承知で飛んでくる。

残り2分に出現する『サンダー』が倒れるまで勝負は全く分からないのに?

要は癇癪を起こしているのである。


たまに飛んでくるなら分かるが、あまりに飛んでくる確率が高いため「一体何なのだ」とプレイ当時思っていた。

しかし、ボイスチャット全開の『Nock』をプレイして実感した。

Switchの普及率、『ポケモンユナイト』が基本プレイ無料な事、やり続けてれば一定程度まではポイントが上がるランクシステムを考慮すると、恐らく僕が想定しているよりも圧倒的に子供が多いのだ。

と、いうか落ち着いたおっさんはポケモンユナイトをほとんどプレイしていない。

よくよく考えたら当然という話ではあるが、PCゲームの比率が増えていた僕には新鮮な発見であった。

『ポケモンユナイト』にボイスチャット機能が無くて本当に、本当に良かったと思う次第である。

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