老後のゲーム(LoL)を始める
5月の半ばから『League of Legends(LoL)』を始めた。かれこれ3ヵ月となるのでこれまでの記録を書いておこうと思う。
正直よく続いたなというのが本音
始めた当初の自分に「3ヵ月続いてるし、多分これから先もやれてるよ」と言っても信じなかっただろうと思うし、何なら周囲の人にもよく言われた。
そもそもLoLとの出会いもかなり印象が悪い。
初めてゲーム用のPCを買った時に色々なゲームをチャレンジしようとしたのだが、その中でMOBAジャンルとしてLoLも触った
当時は日本サーバーが無く、NAサーバーにアカウントを作成してポチポチとやっていたのだが、あまりゲームプレイ動画等も情報サイトも薄かったように思う。
ほぼ手探り状態で始め、AI戦をポチポチやった時点で「敵が強すぎるが…?」となってた所にAI戦ですら飛んでくる煽りチャット
「こりゃとても対人戦なんて出来ねぇぞ」とそっとアンインストールするまでの時間はかからなかった覚えがある。
「老後のゲーム」を考えた
ただ、いつか『LoL』とは向き合うべきだろうという意識はあった。
未だにゲーム市場は大きくなり続けており、全世界の配信の視聴時間は増え続けている中、必ずゲームにおいてもサッカーやテニスのような普遍的な競技が定着すると考えている。
「ストリートファイターを国技にする」とカプコンの誰だったかが言った時、僕はかなり共感した覚えがある。(本当にそういう姿勢で興行をしてるか?というのは置いといて)
どんどんビジュアルは改良されていくけれども、遊びの本質は変わらない。
格闘ゲームという形は昔からあれど、それの代名詞となったのはストリートファイターであろうし、MOBAの代表格となったのはLoLだろうと思う。
これらの代表格として君臨する(メーカーがちゃんとお世話をし続ける)ゲーム達は、新しい物を取り入れられなくなってくる老後において軸のゲームになってくる可能性が高い。
阪神ファンは球場にも行くし、冬季キャンプにも興味を持つ。
春も秋もよく分からなくなった季節とは違い、テニスのグランドスラムやゴルフの4大メジャーは毎年季節の訪れを教えてくれる。
何故今更LoLを始める事ができたか
始める事ができた考えてみるとかなり色々あった。
①しびらさん他、カードゲーマー系の配信で『Team Fight Tactics』をやってるのをよく見ていたので、LoL世界のキャラが何となく分かるようになった。
②『ポケモンユナイト』をサービス開始当初に齧ってMOBAの対人戦の感触が分かった。
③『LegionTD2』とかいうクソ面白いけど海外プレイヤーしかほとんどいない2on2のAutoChess系のゲームをひとしきりプレイして、暴言メリケンの圧に慣れてきた。
④LJL等の国内プロシーンや海外大会をVRChat等で視聴する機会があり、なんとなく試合運びを理解した。
⑤流れでVRChat上の初心者2人と同時にプレイしてみる事になった。
当然ながら⑤が最も決定的な動機であるが、①~④の下地が無かったらスルーしていたように思う。
そして、始める動機と続けられた原因は全く異なる。
始める事すら腰が重かったのに、続ける事が出来た理由はただ1点に尽きる。
平日、休日問わず複数のコミュニティで練習に付き合ってくれる人達がおり、継続的に湧いてくる疑問をカジュアルに聞く事が出来たからである。
正解が無いゲームを楽しむ
一応、今回始めるにあたって色々な人に教えてもらう事になるのだが、やはり人によって全くアプローチが異なった。
覚える事が非常に多い(未だに分からない事が多すぎる)ので、何から覚えるか?何が重要か?という所からである。
例えば、キャラ選びにおいても一人一人意見が異なる。
先日も「初心者には強キャラを使わせずべきかどうか」という話が挙がっていたが、持論は「ちゃんと自分に合ってるキャラを探せ」であったので、最初は最もシンプルなキャラから始め、徐々にキャラプールを拡げていって試行錯誤している。
この辺はまた別に記事を残しておこうと思う。
幸いゲームのルールについてアレコレ考えるのは得意である。
以前ポケモンユナイトの配信開始から10日程度で書いた記事中にもレベリングの話やLv9マクロの話を書いたけれども、先日のWCSでも色んな戦略を見れてニコニコしていたりもした。
ただ、考えるのが得意だからといって必ずしも良い選択肢を導くのが得意というわけではない。
証明には必ず実験が必要だし、知識が蓄えられている場所・人がいるならばきちんと参照するべきである。
先述の継続的に湧いてくる疑問をカジュアルに聞く事が出来る友人についても、ちゃんと理由付きで答えてくれるので非常に助けられた。
それらも元々格闘ゲームをやってなかったら広まらなかった親交だし、VRChatをしてなかったら繋がってなかった親交である。
条件が絡み合うゲームにおいて、全くの正解がある事は少ない。
1試合99秒の1vs1の格闘ゲームですらそうだし、ましてや1試合が40分にも及ぶことがある5vs5のMOBAならなおさらだ。
答えは人の数だけあると思うが、あまりにも方向性が異なる答えを持つ人と一緒にプレイすると、意見をぶつける事にメリットも無くただただ窮屈になりがちになったりする。
結局のところ、「人」次第だとなるのは何でもそいうである。
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