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【モンモンデジモン】バイタルブレス買って触って遊んでみて【育てるモンモン】
どうも皆さん、運動していますか。
道楽です。
というわけで今回は、運動不足を解決しながらデジモンを育成できる画期的なデバイス、バイタルブレスシリーズ デジタルモンスターを買ってみて、数日触ってみて、色々感じたことをつらつら書いていこうと思います。
バイタルブレスって?
バイタルブレスデジタルモンスター、一体どういうものかというと、装着者の歩数や心拍数(バイタル値)といった活動データを参照してデジモンが進化していくというスマートウォッチ風の玩具です。
積極的に運動するタイプの人間とあまり活動しない人間とで、進化するデジモンが変わってきます。つまり自分の進化させたいデジモンがいた場合は、そのデジモンの為に自分の生活を変えていく必要があるわけですね。
リアルな自分の行動次第で進化するデジモンが変わっていくというのは、ありそうであまりありませんでした。デジモン以外ではポケットピカチュウとか歩くんですなんてのが近いでしょうか。初代デジタルモンスターと同期の連中ですねこの子たち。
身近なもののデータを参照にするという意味では、D-3、Dアーク、Dスキャナ、デジヴァイスICといった派生なのかもしれません。(最もこちらは端子の押す場所で色々決まっていたらしいですが)
育てるデジモンの種類はDimカードというUSBメモリのようなものをバイタルブレス本体にインストールすることで決まります。発売日段階で限定版を含めると最大6種類のDimカードを入手することができます。初期にしてはバリエーション豊富ですね。
またスマートフォンのアプリと連動することで、育成した自分のデジモンを転送、保存も可能です。アプリ自体にログインボーナスがあり、アプリ内アイテムや運動ミッションをバイタルブレスに転送させることもできます。アプリ連携も今まであるようでなかったシステムです。
発売日当日、朝早くにヨドバシで購入したのですが、何故かバイタルブレス自体はカードゲームの棚に並んでいました。そりゃ初回限定の付属品にパルスモンのデジモンカードついてきたけども…。
ところでこれバイタルブレス発表時のPVなんですが、滅茶苦茶ワクワクしませんかこれ。
バイタルブレスの良いところ
コンセプトが滅茶苦茶良い
自分の活動がデジモンの進化に影響が出るということで、日常生活が非常に楽しくなります。僕が歩数計を所持したことがないからか、普段歩く道が大体こんな歩数なんだと理解できるのも楽しいですね。
装着者の活動データを参照するというのも面白い要素です。僕の場合、初日に散歩したりバトルすることで2500まで稼いだバイタル値が、翌日バイタルブレスを付けたまま二度寝しただけで一気に2000も減り、そのまま進化したせいで運動の苦手なナマケモンに進化してしまいました。
確かに二度寝かますような人間の活動データを参照にしたら怠け者にもなりますね。
僕みたいにデジモン20thやペンデュラムZのような従来型の育成デバイスを「社会人になったし触る時間なんてないよな」と敬遠してた人間でも、バイタルブレスなら最悪装着しておくだけでも成長してくれるので、そういうスキマ時間で遊べるというのも、かなりのプラスポイントです。
トレーニングもパンチ20秒とかクランチ30秒とかダッシュ20秒とか、実際に人間が身体を動かして、それがデジモンにも反映されるものが多く、一緒にトレーニングして成長している感じがして楽しいですね。
またアプリとバイタルブレス間でデジモンを行き来させられるのも、今までになかった一歩先のデジモンをプレイできているようで楽しいです。
育成デバイスと、それを管理保存できるドックという関係は、ゲームの中では何度も描写されてきたものの、実際に自分の手でこれらを操作できるというのは、中々感慨深いものがあります。
デバイスやカードのデザインが良い
対象年齢8歳と子供向け玩具ではあるのですが、バイタルブレス本体のデザインはあまり玩具玩具していません。特に黒は遠目で見れば少し大きめのスマートウォッチに見えるくらい、シンプルなデザインになっています。
実際出勤時も腕につけていますが、スマートウォッチということで押し通せます。
また、Dimカードのデザインもスマートで、dimカード本体を外した台紙の部分もプラスチック製になっているおかげで、並べるだけでも見栄えの良いものになっています。
意外性を突いた育成ラインナップが面白い
デジモンの育成ギアということで、どんなデジモンが育成できるかも気になるところ。今回の新顔、パルスモンを有する「インパルスシティ」は新デジモンのみで構成されています。この時点でワクワクしますよね。
他にもブイモン系列を育成可能な限定版dimカード「エンシェントウォリアーズ」では、ブイドラモンやエアロブイドラモン、アルフォースブイドラモンといった、いまやお馴染みとなったデジモン達に加え、アーマー体のフレイドラモン、ライドラモン、サジタリモン、マグナモンにそれぞれ成熟期、完全体、究極体のランクが振られて育成可能になっています。アーマー体が育てられるようになったのって、それこそD-3以来なのでは。特に、元々フレイドラモンとライドラモンの融合体としてデザインされたであろうサジタリモンがこのメンツの中にいるというのはテンションが上がります。
他にもバルブモンやワルシードラモン、ダイペンモン、ボルケーモンといった今まで色んなメディアで登場はしたものの、中々ギアで育成する機会のなかったデジモン達がラインナップされています。恐らくデジモンアドベンチャー:で登場したデジモン達が多いのでしょう。デジアド:を僕は見ていないので、そこに感じるものはないのですが、昔から知っているちょっとマイナーなデジモン達が育成できるというのは中々嬉しいものです。
バイタルブレスの悪いところ
操作が非常に煩雑
次に悪いところを挙げていきましょう。まず、バイタルブレス本体、アプリ共に操作が非常に煩雑です。
連携アプリには他のアプリと同様にログインボーナスや達成報酬が用意されているのですが、それら報酬を一括回収できる機能はついていません。複数ボーナスが発生するのは最初の数回だけのようなので、それを乗り切ってしまえばなんてことはないのですが、「これをずっとやるのか!?」と思わず身構えてしまいました。
また本体の操作性もあまり良いとは言えません。バイタルブレスの操作ボタンは二つのみなため、何かを設定操作する場合は「進む」「決定」のみとなります。これが時計の設定や操作をする際、微妙なストレスになります。こちらも慣れてしまえば、気にはならないのですが、操作性が良いに越したことはありません。
バイタルブレス本体の仕様が安っぽい
バイタルブレス本体の仕様についても触れていきます。ここまで何度か書いていますが、バイタルブレスはあくまでもスマートウォッチ風の玩具であるということを念頭においてください。
まず推奨されている充電方法がPCからのUSB接続というのは、中々にすごいなと。採用しているリチウム電池との兼ね合いのようですが、スマートデバイスが流行している昨今、PCを所持していないというご家庭も相当数あると思うのですが。ちなみに通常の充電器を利用すると過充電になってしまう恐れがあります。
また、本体そのものも防水や防塵対策はされていません。価格帯を考えるとしょうがないとは思うのですが、日常生活でつかうことを前提としたものなので、せめて防水くらいはつけていただきたかったです。
DiMカードをバイタルブレスに一度インストールしてしまうと、他のバイタルブレスでは使えなくなってしまう仕様も、使いまわしを考えるとしょうがないとは思いつつも、もうちょっとなんとかならなかったかな、と思うところです。バイタルブレス本体がリチウム電池の寿命がきてしまうと、処分せざるを得ない仕様なのも含めると余計に。
元々玩具なんて十数年遊び続けるものでもない、と言われるとそれまでなのですが、日常生活により密着する形になったバイタルブレスだからこそ、長期的に遊ぶことを見越して作ってほしかったです。
で、こういった説明が書かれた説明書が、ネットでしか見られないというのも微妙に不便です。これに関しては僕が古い人間なだけかもしれませんが。
結論:コンセプトは良いのだが、その他の仕様のせいで惜しい出来になってしまっている
良いところでも書いたように、コンセプトは非常に良いのですが、価格帯調整のためのコストカットのせいか、完璧に良いとは言いづらい、非常に惜しいことになっているなというのがここ何日か触った僕の感想です。
正直、今回挙げたポイントを直したものを1万くらいの値段で売ってくれたら、僕は喜んで買います。
とまあ文句も多く言ってしまいましたが、大人でも触りやすい隙間時間で育てられるデジモンというのはやはり嬉しいものですし、デジモンのフルカラードットのアニメーションも可愛いです。色々弄っていて楽しいデバイスであることは間違いないので、しばらくはつけたまま育てていこうと思っています。
デジモンなので対戦機能もあるのですが、まだそちらは遊べていないため、もし遊べる人がいたら是非遊んでください。
また触って気付いたことがあれば色々と書いていきたいと思います。
では。
Vtuberやってます。デジモンのことなんかも色々話してるので、是非チャンネル登録お願いします。
Boothもよろしくお願いします。トークンカードなんかがおいてます。