【デジカ】Grand Asia Open決勝大会参加レポート~銀河に願いを~
皆様こんにちは、道楽です。
今回は2024年8月11日に開催されたデジモンカードの大型大会「チャンピオンシップ2024 Cycle1-Grand Asia Open- 決勝大会」に参加した際のレポートになります。
色々書いてたら長文になってしまいましたが、全文無料となります。気楽に読んでいただけますと幸いです。
第一章:調整
GAO開催一ヶ月前。初夏というには暑さ厳しい7月中頃。
この頃、僕は環境のデッキパワーを測るために、本命デッキの銀河ではなく、環境王者と噂されるヌメウッコを現代用にチューンナップしてTBや身内の練習会等に持ち込んでいた。
GAOの目標は銀河を決勝トーナメントに持っていくことだが、その為には敵をしっかり知っておく必要がある。そういう目的があって回してみたヌメウッコの感想だが
わかってはいたが、このデッキめちゃくちゃ強い…!!
対応できる幅が異常に広く、且つ繰り出す一撃がどれもクリティカル。一気に制圧し、そのまま相手を封殺してしまう環境の覇者。
それが久々にヌメウッコを回した感想だった。
実際、身内の調整会でも8割以上の勝利は当たり前であり、だからこそヌメウッコこそがGAOの一大勢力になるだろうというのは容易に想像がついた。
ただし、一方でこうも思った。
このデッキ、自分が握っても絶対にトーナメントまで上がれないなと。
一回でもこのデッキを使ったことがある人ならわかると思うが、手札の選択肢が広すぎるため、デッキの最適解を常に叩き出し続けることが滅茶苦茶難しいのだ。
しかも環境最大勢力ということは、参加者はそれを仮想敵とみて特訓してくるだろう。現に関西では、み。ラガオ等の新しいデッキがヌメウッコを下した報告が上がっている。そんな環境に加えて、今回は一次予選通過者が集まるGAO決勝大会。付け焼刃なヌメウッコなど餌にしかならないだろう。
その上、前環境から使い続けている猛者達の練度には絶対に敵わない。ミラー戦をやったところでボコボコにされることは目に見えている。
デッキパワーの暴力を頼りにTier1を持ち込むことも一瞬考えたが、結局は慣れている銀河デッキを持ち込むことに。
残りの期間は、敢えて普段遊んでいるショップ以外のTBに参加することにした。
マイナーデッキの銀河があまり知られていない環境で、どんな結果が出せるかを改めて確認したかったのだ。
その結果、大体9割程度の勝率をキープ。このデッキが、世間一般にはまだまだ浸透していないことを確信することになった。
第二章:大宮
8月10日。GAO開催前日。
この日は大宮の竜星のPAOで開催されるオオミヤ大陸杯に参加することに。
この大会、3on3ではあるもののチーム内のパーツの重複OKというGAO本番さながらの環境で遊べる、非常にありがたいルールだった。
そしてオオミヤ大陸杯参加前、少々時間が余ったのでアキバの神田明神によることに。 そう、験担ぎである。
生憎、カードゲームの大会に関連しそうなご利益があるかは知らなかったが、なんかそういう方面のパワーは一杯溜まってそうな感じはするので、まあいいのかなあと。
日曜に幕張で開催されるデジモンカードの大型大会で、いい引きが出来ますように…!
ここで曜日と場所を指定したのは、この参拝が万が一届いたとして、その内容が誤発注されないためだ。
こういった細かい報連相を社外とのやり取りでうやむやにしてしまうと酷い目にあうのは、社会人の皆様はよくご存じだろう。
その後、オオミヤ大陸杯にゲラ×2さん、tさんと参加。
結果はチーム戦績は6-2の三位、個人戦績は7-1と、上々な結果に。
負けた一回も川崎でよく遊ぶ強豪てつさんのブラックウォーグレイモンであり、負けた理由も言語化できたため、納得。
この結果、デッキもプレイングもかなり良い仕上がりになっていると確信、レシピも特にノータッチのまま本番に持ち込むことに。
こんな場ではありますが、チームに誘っていただいたゲラ×2さん、クソ強い魔王で魅せてくれたtさん、また素晴らしい大会を開いてくださったオオミヤ大陸杯運営の皆様、改めてありがとうございました。
大会終了後は、約2時間かけて海浜幕張から数駅先の雑魚寝ができるスーパー銭湯で汗を流した後、就寝。
第三章:珈琲
AM8:30。
朝風呂にも入り、腹ごしらえも近場のコンビニで済ませ、若干の寝不足を感じつつも、万全の状態で会場入り。
沖縄でテイマーズカップ沖縄を主催、運営している名護勢の方々へ無事挨拶出来たり、めぐさんから海外のクレシェモン、フレアモン、J.P.SHIBAYAMAをいただけたりと、色々な人との縁を感じつつ、ついにGAO本選一回戦目スタート。
今日の目標は銀河を決勝トーナメントに持っていくこと…!
指定された席につき、大会の進行について司会から説明が入り、今日は上位25名がトーナメントへ進出できると通達がある。海外からの招待選手が一人これなくなったようだ。
一人枠が増えたとはいえ、予選の試合数は7回戦。決勝トーナメントに進むためには1敗までが条件になってくる。しかもオポネントの関係で3戦目くらいまでは、きちんと勝ち進んでおく必要がある。
故に初戦は絶対に外すことはできない。
そんな重要な一戦目。相手の育成エリアから捲れたのは、プカモン。
一戦目 ミラージュ
初戦から苦手対面だが。
よく見ると左側2卓にもミラージュの影。ミラージュガオガモンカードゲームのスタートか!?
ゲームの方は、相手が前で進化さえたガオガモンを焼いたり戻したりしながら、アポロでセキュリティ2枚ぶち抜いたところ、返しに育成からでてきたガオガから→ファンクンモンへ進化。ベタモン登場でアポロモンでロックをかけつつ、ミラージュへ進化され、そのままセキュリティを殴るという連続アタックを決められる。この器用さが今のミラージュの強いところだろう。
そして盾から捲れたのは、なんとスクランブル。
トラッシュには最初のセキュリティアタックで落ちたルナモン。更にこちらの育成エリアにもルナモン。これが意味することはつまり。
ミラージュ潰し達成である。
ルナモンでルナモンを戻してミラージュの効果を潰した後、もう一枚のルナモンの効果でアポロモンを戻し、残ったメモリーは2。これだけあればアポロモンまで走れる。
そしてテンポを取り返してそのまま勝利。セキュリティに助けられた試合だったものの、勝ちは勝ち。 1戦目からカロリーの高い試合だった。
二戦目 ベルゼ
お相手、メモリーゲージもスリーブもプレイマットも全部ベルゼだな…。
いやまさかこんなところでベルゼに遭遇するとかそんな。
俄かには信じられないものの、育成エリアでめくったデジタマはヤーモン。
マジかよベルゼだ。
ただミラージュが流行っている現環境なら、悪くない選択だなとすぐに思い直す。
何が怖いかってこの会場がGAO本戦であり、このプレイヤーも予選を勝ち抜いてこの場に立っているということだ。
その上サプライが全部ベルゼ。ほぼ間違いなく愛で回しているタイプ、ベルゼを魂として持ち込んでいる人だ。
ことデジカにおいて、この手の専門家はそのデッキに対する練度と共に、とんでもない1手を隠し持っている可能性がある。
最後まで油断はできない。
「5コストでウィザーモン登場で」
よし!!
スクランブルが盾から捲れたり手打ちされたりで、かなり粘られたものの結局ベルゼまで登られることなく勝利。
この後、会場内のコンビニでブラックコーヒーとマーブルチョコを買って一息。今のところ順調であることに安堵しつつ、最後まで油断はできないなと考えながら、時間まで知り合いと談笑しながら待機することに。
三戦目 魔王
卓に座り隣を見ると、なんと知り合いのねこ太さん。そしてその対戦相手は小学生の男の子!
ディアボロモンのプレイマットとお父さんから貰ったというディアボロモンのメモリーマーカーで武装している。その無邪気な様子に思わずほっこりしたものの、彼も予選を勝ち抜きここまで来た立派な戦士である。ねこ太さんも油断はできないだろう。
それと自分だって人のことを気にしている場合ではない。改めて目の前の相手と改めて向き合うことにする。
お相手の育成エリアから捲れたのは大罪の門。
アポロモンやヘクセブラウモンでいかに打点を刻めるかのゲームになる。
ただお相手はどうもFDが引けなかったらしく、こちらのブルースクランブルからのミラージュによるセキュリティ削りもあって、順調に勝ち。とりあえず3勝ラインまで行くことが出来た。
そしてゲームが終わり隣の卓を見ると、ねこ太さんが先ほどの小学生男子に勝利していた。流石ねこ太さんだと思ったが、男の子側のデッキがなんとヌメウッコ。
この記事の最初でも書いたが、環境王者ではあるものの回すことが非常に難しいデッキのため、これをしっかり回して2勝ラインのこの卓についているというのは、本当にすごいことだ。
この英才教育をしたのは一体どんな親御さん…と思ったら男の子の後ろに滅茶苦茶図体のデカいマスクマンが。
ドラグーン博多の店長さん、シャイニング太郎さんである。
息子さんがこれだけ強いのも納得である。
前々から何度かお見掛けしたことはあるものの、直接お会いするのは初めてだったため、次の試合に移るまでの間、色々とお話させていただきました。
とても温和且つ紳士的な方で、聞こえてくるドラグーン博多の評判の良さは、この人の人柄にもあるのだろうな、というのが理解できた。
シ「あ、そういえばこれお渡ししたいと思って」
ワイ「え、なんですか?」
シ「これ差し上げます。」
メチャクチャかわいらしいトークンだ!!
シ「これ娘が描いてて」
娘さんが!?絵、滅茶苦茶うめぇ~。若者のイラスト筋の成長が果てしねえ…。
リリスモンデッキも持っているので、使わせていただきます。本当にありがとうございます。
四戦目 ???
さて今のところ順調だが、正直嫌な予感はしていた。
このデッキ、本日メチャクチャ回っているのである。
確かに一度回り始めれば止まらなくなるのが銀河デッキだが、ここら辺でそろそろぶり返しがきてもおかしくはない。
そんな四戦目の対戦相手は西の強豪、らんどさん。
過去に一度大型大会で当たった経験のあるプレイヤーである。その時はこちらが黄ワクチンでお相手はクロスハートだったが、今回はお互いどのようなデッキを握っているのか。なんにせよ油断はできない相手である。
そして相手の育成から捲れたのはプカモン。
四戦目 ミラージュ
洒落にならん。最大勢力はヌメウッコのはずでは!?
しかもただのミラージュではない。ここまで全勝中のバキバキ絶好調な西の強豪が握るミラージュである。
そうしてスタートしたゲームだったが、お互いにミラージュを立てたものの、相手のミラージュバーストが見事に全てブチ割ってきて負け。
特に最終ターンにいたっては、あまりにも素晴らしいプレイングで、ぐうの音も出ないほどの気持ちの良い完敗であった。
この後カフェインが切れたので、自販機でブラックコーヒーのペットボトルを購入。途中ででじのげんさんおすけさんとたまたま合流し、雑談しながら会場へ戻った。
五戦目 赤狼
ここまでくると、周囲に座っているプレイヤーの知人濃度が上がってきていることに気付く。ここから先、もう一度も負けられないのに回りには強豪しかいないわけである。
お相手の卵はコロモン、そして1コスウッコからスタート。こちらはテイマーとレベル3でターンを返したところ、返しのターンに輝一の着地。
赤卵採用のエンガルデッキ、いわゆる赤狼だ。ヘクセブラウモンが強烈に刺さる対面である。
横にもう1面並べるのも忘れないようにしつつ、ヘクセブラウモンを出した後、カイザー展開で動きを止めて勝ち。
その後、トイレ休憩や物販コーナーでデッキケースを購入した後、席に座って休憩。今のところ戦績は4-1。予選終了まで残り2戦。
次の勝敗が非常に重要になってくる。頼むから強豪はこないでくれ。
そんな中TCG+に次の対戦相手の通知が届く。
対戦相手 でじのげん
六戦目 でじのげんさん
デジカ界のお祭り男、でじのげんさんとの対戦だ。
前回の超テイマー3on3で優勝経験もある強豪プレイヤーであり、また同時に僕はこの人相手の戦績がすこぶる悪い。
ある時はCS決勝戦でグレイモンを持っていけば、何もできずに植物にボコボコにされ、またある時のCSではダクナを持っていけば植物にボコボコにされ……テイマーバトルであれば、もしかしたら何戦か勝ってるかもしれないが、勝った記憶よりも凄惨な敗北の記憶の方が色濃く残るのが人間というものである。
使用デッキは恐らくヌメウッコだろう。よりによって「実力のある乗り手が操るヌメウッコ」である。デッキをヌメウッコ向けにチューニングしてるとはいえ、しんどい戦いであることには違いない。
お互い一敗、負ければ決勝トーナメントへの道が断たれるこの戦い。
内心ゲロ吐きそうになりながら、ゲームがスタートした。
序盤。テイマーも展開し、パッと見順調に見えるよう回しているものの、相手のゲレモンに対する回答が来ない。具体的にはミラージュを引かん。この対面はどれだけミラージュを早く引けるかがカギだというのに。
温いプレイなのは承知の上でスクランブル使用でファンクン進化で下からルナモンを出した後、手札からもう一枚ルナモンを出し、合計3面でターンを返す。
返すメモリーがでかいのでデクスなら大丈夫、もんざえXでファンクンはギリギリ取れない枚数だし、ルナモンが一体でも残れば盤面を返すことはできる。
だが、でじのげんさんはそんな温いプレイを見逃すプレイヤーではない。
X抗体PF使用でもんざえX進化、からのラピッドX!!
更地にされる盤面。正直滅茶苦茶キツい。
ただ、スクランブルを使っていたことが幸いした。 返しのターン、トップにガオガを置きつつルナモンが登場。
からのグルグル回してミラージュを引いたので、クレシェでラピッドXをロックしながらミラージュに進化。ウッコのメモリー+の妨害に成功する。
その後、なんやかんやあって裏から出てきたコロナがへクセに進化し、へクセミラージュの状況を作る。この盤面を返すのは中々難しいはず…と思った矢先にメモリー1からのエテモン投げ。やられた。
次のターンブラックセラフィにブラスト進化され、ミラージュとへクセ2面が取られる。再び盤面を更地されたあと、ラピッドXによりメモリーが奪われ、4に。
ただこのデッキはメモリーが4あれば、Lv.6まで動く。
ルナ着地からのガオガでメモリ0から、進化元とコウサヨを使ってヘクセブラウモンを再展開。ブラックセラフィとラピッドXの動きを封じる。
その後、もんざえモン等展開されたが、デジモンカイザーで動きをロックしつつ、最終的にパラディンACEで全て吹き飛ばして勝利。盤面を2回更地にされたが、なんとか勝つことができた。
試合が終わったあと、クッソ汚い声を出しながら天井を仰ぐ。
あまりにもハイカロリー且つ頭を使った試合だった。間違いなく今大会のベストバウトだったと思う。
感想戦を行ったところ、でじのげんさん側の一手が違えば、結果は全く逆になっていただろうことを確信。
銀河デッキがドマイナーなデッキだからこその勝利だったのだろう。
そして次のラウンドに進む僕の手には、お祭り男から預かった秤金次が在ったのであった。
七戦目 魔王
さて、いよいよ予選最終戦。戦績は現在5-1。
予選最後の相手は7大魔王。が、どうも魔王があまり引けていないようで大罪の門の下に魔王が全然入らない。
だったらなんとかなる。ルイから無理やり前に出したコロナモンをガチャガチャ進化させて、アポロモン進撃3点でセキュリティを0に。相手の手札にそのアポロモンを処理する手段がなかったようで、そのまま勝利。
ここで予選終了!
結果は6-1。あとはオポ次第だが……。
あぶねえ!!ギリギリ通過!!
あとはレシピがちゃんと正しいかどうかだが…これも通過!
過去に一度、レシピ不備で失格になった経験があるため、レシピチェックの瞬間はどうしてもビクビクしてしまう。
なにはともあれ、無事決勝トーナメントに進出することができた。
銀河デッキを決勝トーナメントに持ち込むという当初の目標は、これで達成する事ができた。ここまできたなら、目指すは優勝だろう。
待機時間中、本日1.5L目のブラックコーヒーを購入。
そういえば今日昼飯なんも食ってないな…。
第四章:決勝
ここからいよいよ決勝トーナメントのスタートだ。
頑張るぞー!!
と思ったらなんか一戦目からフィーチャー卓って言われました。
その時の様子は、公式の配信にも映っているので詳しくはそちらを見てください。(一戦目。45分くらいから)
さて、このゲーム。実は最終ターンに2点プレイミスをしていて
①パラディンACEの進化時効果でトラッシュを戻すのを完全に忘れている。
お前それで過去に一回負けてるやろがい。
②ラピッドモンは手札のマッハガオガモンで先に戻すべきだった。
先にケルビACEを戻したのは、シャイングレイモンバーストACEを警戒+黄ワクチンなら出てきてもエンウーACEかホリエンACEだし、いくらでも対応できるやろと判断したため。完全にセントガルゴACEの可能性を失念していた。
上2つのミス、パラディンモード進化の段階で勝利を確信してしまったからこそ起こったミスであり、パラディンモード進化後、ケアできていないものがないか、手札と盤面を見て確認すべきでした。反省。
幸い対戦相手のMavis選手がリリACEで欲張ってくれたこと+銀河の進化元のDPアップを見落としていたためなんとかなったが、セントガルゴACEに進化されていたら、結果は変わっていただろう。ここでもマイナー故の情報量の少なさが勝利の一因となった。
そんな感じで無事一回戦突破。ベスト16に歩を進めることとなる。
また勝利とは別に、配信卓で銀河の強い動きを見せられて本当に良かったです。
決勝2戦目
ベスト16を決める戦い。対戦相手はまさかのシャイニング太郎さん。今日、雑談した人と対戦するみたいなルールでもあるんですか?
そして使用デッキは、まさかのシャイングレイモン。
お互いに良い対戦にしましょうと挨拶後、ゲームスタート。
相手の強い動きが大門大に依存しているため、いかにヘクセブラウモンを着地させるかがカギになるゲームだ。と思ったら初手でミラージュまでのラインが揃っていたため、まずはそこを軸に動くことに。幸い、相手のデジタマは赤のコロモン。
このコロモンの維持こそが勝利のカギと考え、ミラージュが立つ際にはこのコロモンが入ったアグモンを敢えて放置するなど、徹底して大のアタック=メモリーを奪うを意識して立ち回ることに。相手もアグモンXのサーチで大を片っ端から下に送ってしまうなど、ドローには恵まれていない様子。
シャインバーストでへクセを焼かれるなどあったものの、最初に作ったミラージュが落ちることはなく、最後はパラディンACEによる必殺ムーブで盤面を一掃したことで勝利となった。
これでベスト8進出…!!
決勝3戦目
ここで勝てばベスト4。世界大会の切符をかけた大事な一戦である。
対戦相手はSUUMOさん。何度かお見掛けしたことのある名前だなぁ。
もうここまできたら、いけるところまでいくしかない。
対戦よろしくお願いします!!
そしてお相手の育成エリアで孵化されたのは
本日3戦目。やってやれないことはないが、苦手対面である。
ただ今回は手札にアポロモンのラインがそろっていたため、コウサヨを先に出してから裏でLv.5を育成しておく後出しのプランを取ることに。Lv.3がシャーマモンだが、コウサヨがあるなら問題はない。
こちらが裏でフレアモンを育成した返しに、お相手は盤面でミラージュを立ててくるものの、こちらの手札はそれほど増えておらず、そのままターンが返ってくる。
その後、フレアモンをコウサヨの効果でクレシェモンに進化させ、ミラージュの動きを止めた後、サンモンの効果でアポロモンに3コスト進化。そのまま2点チェックでミラガオを焼いた後、2枚目のコウサヨを登場、アポロモンを進化元に送りミラージュに進化。
相手のセキュリティを1枚削り、メモリー2でターンを返す。
ここにきて対ミラガオ用の完璧な動きである。
そのままテンポを取り返されることなく勝利。
ベスト4。世界戦の権利獲得!!
決勝4戦目
対戦相手はタイのFeulious選手。先の試合、配信卓で戦っていたプレイヤーである。
育成エリアパタモンからのタケルで旧ラピッドを埋める完璧な黄ワクチンの初動。一方でこちらはまだコウサヨを引けていない。黄ワクチン相手はどうしたって長期戦になる。故にコウサヨが欲しい。
だがここで焦ってしまったのが裏目に出た。育成エリアから出したデジモンを回して、そのままアポロモンでセキュリティを2枚ぶち抜きに行ってしまったのだ。
相手のターン、セキュリティ進化ラピッドからの黄金騎士でマグナXが降臨。セキュリティとアポロモンを壊された後、そのままテンポを取り返すことが出来ずに負け。
この対面はクレシェモンとヘクセブラウモンで長期戦に持ち込むべきで、再序盤にアポロモンで殴るゲームでは決してない。疲労があったとはいえアホみたいなプレイをしてしまった結果、当然の敗北。この反省は次に活かします。
最後に
ともあれ、そんな感じで今回のGAO、ベスト4という超好成績を残すことができ、まさかの世界大会への出場権も獲得することができました。
昨年の大阪超テイマー3on3から、銀河デッキでいい結果を残したくて大きな大会にずっとこのデッキを持ち込み続けていたので、今回のこの結果は本当に嬉しいです。
一位を取れなかったことだけは本気で悔しいですが、リベンジの機会は3月の世界大会に取っておくことにします。
そして会場で話していただいた皆様、決勝トナメに上がって応援してくれた皆様、改めてありがとうございました。構ってくれて本当に嬉しかったです。デジカあったかいね。
それと、8月14日で読切公開から一年経った島袋光年先生の「ヤバイ」を皆様是非読んでください。ベテラン漫画家しまぶーの渾身の画力が炸裂する素晴らしい読切です。
そんなこんなでこれからもデジモンカード、楽しんでいけたらと思ってます。
以上でGAOのレポートを終わりにしようと思います。ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
テイマーバトルやエボカ、CSなんかで対面に当たった際にはよろしくお願いします。
では。