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企業公式で ツイートネタがない日の 3つのヒント
企業でSNSの運用を初めてみようと思ったとき、一番スタートしやすいのはTwitterだと思います。
Instagramのように毎回画像を用意する必要はないし、文字だけで始められます。拡散機能があるので既存の顧客以外とも繋がりやすいことからも、最初に始めてみるメディアとしてオススメです。
いっぽう、Twitterを始めるにあたって悩ましいのは、「何をツイートするのか」という問題。継続的に色々ツイートしてみて反応を確かめるべき、とは分かっているものの、「そもそも何をツイートしていいか分からない」という声をよく聞きます。
そこで、何も思い浮かばないときにツイートをひねり出すためのヒントを、3つ挙げてみました。
ヒント1:業界のニュースに、要約と解説をつけて紹介
ニュースサイトをチェックしましょう。自社の業界や、商品と関連するような記事が載っているかもしれません。「これは面白い」「注目に値する」「まだあまり知られていないのでは」という記事があればツイートのチャンスです!
ただし1つ注意すべきことがあります。
ただニュースを紹介するだけではいけません。必ずカンタンな要約や一言解説をつけて、オリジナルのツイートにしましょう。
というのも、ユーザーは大抵の場合、ツイートについているURLはチェックしないからです。Twitterのタイムラインには、ツイートがどんどん流れてきます。URLを全部クリックして確認するのではなく、見出しとツイート文だけチェックする場合がほとんどです。
「要約や解説を付ける」ツイートについて、例を挙げて説明します。
たとえば、昨年「Instagramでキーワード検索が解禁される」というニュースがありました。この機能は今のところ英語圏のみでの解禁なので、日本のメディアではまだあまり紹介されていないニュースです。
このニュースについてツイートするとしたら、どんな伝え方が良いでしょうか。
(A)
驚きのニュース!URL
(B)
Instagramでキーワード検索が可能に!今のところ英語圏のみで提供開始らしい。URL
(C)
Instagramでキーワード検索が可能に!
インスタは情報収集ツールになりつつあります。キレイな写真だけでなく、役立つ情報を発信することが大切ですね。URL
(A)は、ツイート文からは内容がよく分かりません。
(B)は、ニュースの概要が伝わってきます。
(C)は、ニュースの概要に加えて、オリジナルの解説がついています。
いいねを押してもらえたり、リプライしてもらったりする可能性が高まるのは、(B)(C)のツイートです。
企業公式ならではの視点が必ずあるはずです。興味を持ってもらえそうなニュースを見つけたら、どんな解説を付けるか考えてみましょう。
ヒント2:企業アカウントに使いやすいハッシュタグをつけてみる
Twitterには「ハッシュタグ」機能があります。# を付けると、後に続く言葉がハッシュタグになります。ハッシュタグが付き投稿だけで絞り込みするために使います。
ハッシュタグ機能はInstagramにもありますが、TwitterとInstagramのハッシュタグは少し性質が違います。
Instagramのハッシュタグは、ハッシュタグ検索のために使います。例えばテレワークスペースを快適にするアイディアを探したいときに「#テレワークスペース」と検索すれば、快適そうなデスク環境が多数見つかります。
よってInstagramでは、検索で見つけてもらいやすくするために、投稿内容に合ったハッシュタグを付けるのが大切です。
いっぽうTwitterのハッシュタグは、大勢の人が同じトピックについて話題にするときに、主に使います。例えば半沢直樹を視聴中に、「#半沢直樹」というタグと共に思ったことをツイートします。すると他のユーザーがハッシュタグをたどって感想を読むことができます。同様に、大勢の人が #半沢直樹 を付けてツイートすれば、みんなでわいわいドラマを見ている感覚を味わうことができます。
よってTwitterでは、ハッシュタグに合った内容を投稿するのが大切です。検索用にハッシュタグを後付けする必要はありません。
Twitterのハッシュタグは、「お題」のようなものと考えたほうが分かりやすいかもしれません。
Twitterには、企業公式アカウントにとっても参加しやすいような「お題」がたくさんあります。
例えば、以下のようなハッシュタグです。
「#〇〇あるある」
〇〇の部分には、職業や場所、属性などが入ります。#ヅカオタあるある 、#Twitterあるある 、#営業あるある、などです。愚痴にならないように気を付けながら「あるある」をツイートしてみてはいかがでしょうか。共感性の高いツイートほど、反応してもらいやすくなります。
「#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う」
企業公式アカウントが朝ツイートする時に、企業の地元がどんな天気・気候なのかを交えてツイートします。このタグが付いたツイートには、企業公式アカウント同士でいいねを押し合うこともあります。
ヒント3:自社のコンテンツを書き直してツイートする
あなたの会社では、ブログ、プレスリリースや、オウンドメディア、Facebookページなど、他のメディアでも情報発信をしていませんか。
これらのコンテンツは大切な資産です。他のメディアで発信している情報を、Twitterでも発信してみましょう。
といっても、ブログに誘導するのではなく、Twitter用に編集して発信するのです。
たとえば、下記の記事内容をツイートするとします。
この記事には約4000字が書かれています。この記事をTwitterの140文字で表現することはほぼ不可能です。
ですが、一部分だけを切り取って伝えることは出来ます。
記事の一部分を切り取って、2つのツイートを作ってみました。
インフルエンサーと芸能人の違い
【芸能人】
・今までの仕事でファンに
・案件は事務所やマネージャーと管理
・基本的に「雲の上の人」
【インフルエンサー】
・日々の投稿でファンに
・案件は本人がすべて管理
・頑張れば真似できそうな「消費者代表」
インフルエンサーでなぜ売れるのか?
購買を後押しする力は【信頼性×接する頻度の高さ】で決まります。
SNSはスキマ時間に利用するので、頻度は高め。
そして日々の丁寧な投稿・対応を積み上げているインフルエンサーは、「信頼性」の高い発信ができます。
だからおすすめ商品が売れるのです。
Twitterでは、1トピック1ツイートを原則にしましょう。
「あれもこれも伝えたい!」と思って詰め込んでも、伝わりません。
「このツイートは、何について書かれているのか?」が一瞬で分かるように、言いたいことを絞ることがツイートのコツです。
まとめ
Twitterは「継続こそ力なり」です。
コツコツ続けることで、どんなツイートの反応が良いのか、だんだん分かってきます。
これらのヒントを参考に、まずは「毎日1ツイート」を継続するところから、取り組んでみましょう。
改善ポイントが分からなくて困っているときや、毎日ツイートするのが負担でどうしていいか分からない場合は、お1人で悩むよりご相談ください。私たちが力になります。
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