ヒトは死後直後から早期死体現象が始まり晩期死体現象に移行した後、自家融解と腐敗を経て
白骨化していきます。
私事ですが今年は身近な人の死を多く見ておりまして。まぁ「死」というものは例え身近であれ全く知らない他人であれ、この上ない哀しみを生むのですが.....やはりそれが知っている人間、また親しい人間であればあるほど人間特有の感情がその哀傷を張り裂けるほど増長させますよね。
特に今年はその「死ぬこと」について沢山思い、考える機会があったのでまたいつか文章に起こして自分の思いを俯瞰的に再確認しようかと思っています。
To be continued....(流行り)
さて、これだけ見れば「こいつは一体何を書き出すんだ...」と軽く引いてしまうタイトルにも書いておりますが、我々人間を含めた生物、もっと大まかにくくれば有機物で形成されている物体は、その生殖機能を失うと必ず腐敗という道を辿ります。至極、当たり前です。
そう、当たり前になりすぎて自分はこの「腐敗」について詳しく知らないでいました。
そもそも「腐敗」とはなんなのか....
忌み嫌われる現象であることに違いはないが、何か少しでも良いとされる一面もないのだろうか......
考えれば考えるほど、腐ることへの興味が湧いてきました。(この時点で既に変態の域を超えている)
なので先ずはグーグル大先生に聞いてみることに、
ふはい
【腐敗】
《名・ス自》くさること。
・有機物が微生物の作用で分解し、悪臭を放つまでになった変化。
・精神が堕落し切って、弊害が多く生ずる状態になること。 「―しきった政界」
ほう.....やはり決して良くは書いていませんね......。
それに人間の惰性や意志の脆さを象徴している表現まで教えてくださいました....。
それだけ人間は心身ともに腐りやすい存在である。
ということなんでしょうかね.....。
そういえば自分のここ最近の生活も腐りきっている気がします。自分の臭いというのはなかなか気づくのが難しいですしね。やっと自分でそういう腐敗臭を感じているので、恐らく他人から見ればとんでもなく腐っているんでしょう。
いや、生活面だけではない、きっと心身ともに腐敗が進んでいる.....今年を振り返りながらこの記事を書いている今も、自分が腐敗の一途を辿ってしまっている現状に気づいているばかりです。
自分は弱いな。
その腐敗は、
もっと根深いところにまで侵食しているかもしれない。
生きる上でしがみついていたもの
自分は、
夢まで腐らせている気がする。
一発目の記事で「夢は死なない」と意気揚々に書いておりますが、
(参照:https://note.mu/ryuki_kyb/n/nfc5ca379815f)
それは大事に大事に持っていた自分の夢は、いつからか腐り始めていたようです。
全く新鮮味を感じない上、煌びやかな輝きはことごとく錆びつき、明日を生き抜く糧となるはずが向き合う気も失せるような異臭を放ち、自分の憧れで固めた原型もそれはそれは醜く崩れ落ちて.....
自分が"夢"と呼んでいたモノは、
こんなにも嫌悪感に満ち溢れていたのか。
まぁそれもこれも全て自分のせいなのですが。
間違いなく今の自分は過去や未来で生きていたと思います。「今、此処、現在」で生きていればこの異変にも早々に気付けていたでしょう。
結局は腐りやすいってことですよね、全てはグーグル先生の言う通り....!!!(原因から目を背ける)
いや〜〜、しかし.....危ないところでした。
こうやって記事にしないまま呑気に生きていれば、きっと自分は"夢"に殺されていたかもしれない。
振り返る良い機会になりましたね!(自己完結定期)
やはり溜まっているものは出していかなきゃ思考も腐ってしまう、アウトプットの重要さも改めて痛感しました。
確かに夢は死なないのかもしれませんが、きっとすぐに腐ってしまう非常にデリケートなものなんでしょう。
だからこまめに一つ一つと向き合って、洗ってあげなきゃいけないのかもしれません。
腐敗がもたらしてくれる数少ないメリットなる部分は、自らの失敗や怠惰に気づかせてくれることなのかもしれませんね。
(まとめ下手くそか)
.....結局何が言いたかった記事なんだろう。