勝利への架け橋はもう折れた
挨拶&今後について軽く
こんにちはメジアンです
今回はポケカもゲームもjcsに行けないことが確定してしまったので割とポケモンモチベら消え失せていて、高校から入った弓道部の方がモチベがある状態ですが、このレギュFで使った大好きな構築と2024年シーズンでしてきた事を何も残さないのもアレだと思ったのでvgc本戦構築の供養も兼ねて記事にしたいと思います…
僕は今年から高校生になる為、今年でポケモンに区切りをつけようかなと考えていましたが、僕が早生まれであるが故にシニアで過ごせる期間が後1年残っている事と、どうしても世界を諦め切れず、親と相談したところ
来年のラストシニアまでは勉強をしまくる事を条件にwcsに挑戦しても良いと言われたので、ラストシニアが終わるその時までは醜く足掻いていこうかなと思っています!!(勉強と部活があるからどこまで本気になれるかはわからないが)
カードに関しては今ですらあんまりやれてなかったのにこれからも続けていくのは難しいなぁと感じている為、続けはするけど基本的には暇な時考察するエアプ勢になりそうな予感もある…
とにかく僕は少なからず前に進みますので良ければ応援してもらえると嬉しいです!
では、話を変えてこれより本戦構築の紹介をしたいと思います。
VGC本戦、構築経緯
第1回予選で使っていた構築(トルネウーラサーフゴリラカミランド)がタケルライコの増加、ガチキリンの減少、などにより、もう通用しなくなったと感じ、新しい構築を探すことにした。
そこで目をつけたのがベテさんが使っていたトルネブリウーラカミ炎ポンロンゲの構築である。
この構築はある程度ライコにも強く、ハーブジュラスという今まであまり存在しなかったアーキタイプであり、速攻性によるeasy winを量産したり、今までのジュラス構築になかった柔軟性を持ち合わせていると感じた、また本戦でも十分戦えるポテンシャルがあると感じたため、この構築を自分なりに変化させて本戦に持ち込もうと考えた。
まずこの構築を自分なりに変化させると考えたときに一番最初に感じたのはミラーどうすんの?問題である。
この構築は2段階目のS操作要因がおらず、ジュラスの中途半端な素早さでは追い風ミラーでほぼ確実に不利を取る。ベテさんは怖い顔を入れていたがトルネロスは大抵2ターン程しかサポートで動けず、そもそもミラーの挑発まで考慮すると怖い顔まで繋がらないことも多い為、メガネカミの枠を予選で使っていたSブーストカミに変えることでS操作要因を増やし、ブリジュラスをより強く動かそうと決めた。これにより、トルネロスが落とされてもS操作ができるためある程度いろんな構築に強く出れる。
またトルネロスが出しにくい構築にもカミジュラスから入ることでブリジュラスをどの構築に対しても強く使えると考えた。僕が組んだトルネジュラスVer.1がこれである
このタイプが意外と強く、てるチャレオンライン#17でトナメに残ることができたので、軸は間違ってなかったと確信。しかし、このてるチャレが終わった後辺りに環境にヤシパと呼ばれる構築↓レギュGの神が作ったやつ
が出てきて、従来のver.1では勝つことがほぼ無理だった為、中身の変更を決意。構築の6匹全部きつかったが特に球パオとタスキウーラ強すぎる…トルネジュラスいじめしないでください🥲
その構築と戦っている時にほとんど選出しなかった化身ランドは審議だと思った為、まずそこを変更(耐久が低すぎて何も仕事ができずにしばかれる為)それで化身ランドの枠をベテさんに相談したところ本人は霊獣ランドで対応していると言っていた為、僕も真似て霊獣ランドを使うことに。(予選でシニア環境に多かったカミユイ、ガチキリン、ウガツホムラ軸、スタンに霊獣ランドの方が強く出れる用になった為本当に強かった!!!)
そうした時に地震をうちに行きたいと思い、自然とゴリラも解雇へ…ゴリラが抜けた時に対トリル性能(氷柱不意でしばかれるので出来ればパオ耐性も)を確保する為、ソチャ、炎の体ドラン、エンテイ、ハッサム、リキキリン、ヒートロトムを試すことにした。
構築候補生達
炎の体ヒードラン
深夜テンションで考えただけあって嘘ポケだった。流石に焼けないし火力ないし地面4倍痛すぎるわ熱風は外しまくる、なんならゴリラを倒せず馬力で返り討ちに遭いまくるので即解雇へ…
エンテイ
強かった一見すると欲しい要素を全て満たしているが鉢巻、チョッキが構築上取られており火力、耐久が中途半端だった為泣く泣く解雇へ…
構築が雨寄りな以上火力が出せない試合もあり、若干活躍が少なかったように感じた。しかしやってる事は凄く強かった為ガチクレセが増えまくるまでは一番の候補だった
ハッサム
弱かった。まず耐久がなさすぎた半減テラを切ってもイーユイに焼き尽くされたりそもそも出したい試合があまりなかった為即解雇へ…
ヒートロトム
浮いていて運勝ちを狙えるかつパオに受け出しがきく駒、ドータクンとの差別化点は電気技の有無
言ってる事、やってることは悪くなかったのだが数値が足りなかった…残念ながら解雇へ
耐熱ヤバソチャ
トルネジュラスの圧倒的不利構築であるガチクレセが爆増し、それに対抗すべく考え出されたポケモン流石に弱かった…暁月に対してトリルを返せなかったりシャカシャカの火力も低く、置き物化してたし過信しすぎると意外とすぐ吹っ飛ぶ。また、ガオガエンがとてもキツく、特にはたきでオボンが取られたりして役割対象のガチクレセに負けた為解雇…瞑想を積んでもシャカ砲の圧力の無さが目立ち、力を吸い取るで遅延するポケモンになってた。これから使おうと思っている人は注意!
リキキリン
追い風というジャンルの課題だったパオやライコなどで荒削りした後先制技打って無理やりエースを潰してくる構築(俗にいうヤシパ)に対応しようとした結果のポケモン。ついでにトリル封印もできるためトリル視点めちゃくちゃめんどくさく、なんならcに振れば火力も出せて最低限の耐久もあるとかいう神ポケモン
スタンなどにリキキリンを選出した際、リキキリンを放置されて負けたりというのが嫌だったのと、リキキリンにも攻撃性能をもたせたかったため、最初トリル封印サイキネハイボのpaperさんの型で試していた。
しかし対トリルに選出すると、トリル側も封印は警戒するようで、トリル役が初手に出てこなかったり、トリルを貼らず攻撃して落としに来たり、ヤシパに対して選出した時に封印が無駄になって負けに繋がると感じた為、封印を守るにして使ったところ、使用感が良く、めちゃくちゃ強かった為、採用が決定!!!!!
こうする事で対トリルにおいて1ターン自由に攻撃する権利を得たり、ヤシパに対しても場持ちさせる事で勝率を安定させる事ができた為割と悪くない選択だったのではないかと思う。
(本戦ではリキキリン相手に初手でトリル貼ってくる人が多く、封印だったら勝ってる場面も多かった為、シニア環境においては封印で良かったかもしれない)
さて、構築の6匹が出揃った為6匹の個別解説をしていこうと思う。
個体紹介
トルネロス
性格&努力値
臆病 B84 C172 S252↑ テラス(霊)
実数値:154,✗,101,107,100,179
@気合の襷 特性:いたずらごころ
技:木枯らし嵐、追い風、あまごい、怖い顔(本戦は凍える風)
調整意図:
意地ウーラの水流確定耐え
タスキとはいえスカーフ水流くらいは耐えていただきたかった為、Bにちょっと降って確定で耐えれるようにした。
あとは単純な飛行打点として使う場面も多く、できる限り火力を伸ばす為あまりはCへ
Sはタスキなら最速以外ありえないだろうと考えていたため最速
本戦は追い風構築が多いのではないかと踏んで追い風に刺さる凍える風にしたが、マッチング的に怖い顔なら勝っていた試合のほうが多かった…
僕はこのポケモンしか使えない…
ブリジュラス
性格&努力値
控えめ B4 C252↑ S252 テラス(虹)
実数値:165,✗,151,194,85,137
@パワフルハーブ 特性:頑丈
技:エレクトロビーム、流星群、ラスターカノン、守る
調整意図:
特になし
一般的な形、テラスタイプがステラの理由は虹色ラスターカノンでいきなり相手のカミを落とせるから。
即効性とステラでの攻撃で動きに柔軟性を持っている神ポケモン構築のメインエースだけあってほとんどの試合に選出できた。無振りでも優秀な耐性も相まって物理方面めちゃくちゃ硬かった。特殊も頑丈の存在で動かしやすいのも強かった👍
この構築堂々のエース
ウーラオス(連撃)
性格&努力値
意地っ張り H196 A252↑ B4 D44 S12
テラス(草)実数値:165,✗,151,194,85,137
@突撃チョッキ 特性:不可視の拳
調整意図:
ライコの迅雷確定耐え、パオエンテイの意地不意打ち+意地テラス鉢巻災い神速を94%耐え
流石に雫以外で使うなら火力が足りなくなると感じた為Aは振り切り
元々は鋼で使っていたが、スタンに対しては草の方が耐性を持てるとベテさんに教えてもらい、草に変更。元々の形であるゴリラと合わせるなら鋼の方が強かったが、ゴリラが抜けた事でパオの一貫もある程度は気にならなくなった。バレルに耐性を持てるのはまじで強かった神。
ランドロス
性格&努力値
意地っ張り H228 A236↑ B4 D12 S28
テラス(鋼)実数値:193,214,111,✗,102,115
@こだわり鉢巻 特性:威嚇
調整意図:
カミの控えめメガネムンフォ耐え
A−1パオの陽気珠礫を最高乱数切り耐え
追い風時準速スカーフ100族抜き抜き
最初はこだわるのに使いにくさを感じだが、慣れていくうちに気にならず、むしろ使いやすさまで感じるようになった。
威嚇という特性も主に対ヤシの木スタンで有効に働くし、他にウガツホムラ、カミユイ、ガチキリン等に対しても有効に働く場面が多かった。鋼テラも純粋に強く、パオ相手に無理やり動かしたりテラスを切れば大体なんでも耐えるのが神すぎたベテさんありがとう😭
ハバタクカミ
性格&努力値
臆病 H100 B140 C108 D4 S156 テラス(草)
実数値:143,✗,93,169,156,192↑
@ブーストエナジー 特性:古代活性
技:マジカルシャイン、凍える風、挑発、まもる
調整意図:
パオジアンの陽気氷柱耐え、火力強化なし控えめハバタクカミのシャドボ94%耐え、最速トドロクツキ+4
予選の時の引用個体
技がムーンフォースではなくシャインの理由はウーラとかがやらかすミリ残しを刈り取る為
メインは挑発と凍える風のs操作なので火力がない事についてはあまり気にならなかった
テラスタイプの草はほとんどの先制技を半減にできるのが強かった
トルネが出しにくい対面でs操作したり、追い風ミラーで勝ちに行けたりと縁の下の力持ち要因、めちゃくちゃ強かった。
リキキリン
性格&努力値
控えめH108 B84 C108 D20 S188 テラス(炎)
実数値 :209,✗,101,158↑,93,104
@命の珠 特性:テイルアーマー
技:ハイパーボイス、サイコキネシス、トリックルーム、まもる
調整意図:
珠ダメ最少(10n-1)、グラスF回復量最大(16n+1)、陽気鉢巻水ウーラオスの水流連打確定耐え、控えめ眼鏡ハバタクカミのムーンフォース確定耐え、追い風下で最速135族+3
この構築における対トリルと対やしパを見ているポケモン。守るがある事で柔軟に動ける場面が多く、リキキリンが買いやすいヘイトを分散させることができた。珠にしたおかげで攻撃性能も確保されており、色々な試合で活躍してくれた。これ以上の枠は中々ないと思う。炎テラも結構有効に働く場面が多く、対ガチトリルで噴火を耐えてトリル返したりムンフォ耐えたりしてたが、鋼でも良かったかもしれない,,,
この最高の調整くれたさとるんごさん神大好きありがとう😘
選出
あんまり書く意味はないと思うが一応…
基本選出①
先発トルネジュラス
後発ウーラ@1
基本選出②
トルネランド
ウーラジュラス
特にいうこともないのだが、パワーを重視した選出。パワーで押し切れると感じた時はこの選出をしていた。
対追い風ミラー
先発トルネジュラス
後発ウーラカミ
よっぽどの事がない限りこの選出をしていた。
偶にある鋼テラランドで押し切れると感じた場合はトルネランド裏カミ@1とかもしていた
対ガチクレセ(コータスなし)
先発キリンランド
後発ジュラスウーラ
あきゅうさんと本戦前にフレ戦していた際、ランドジュラスで頑丈を絡めた威嚇サイクル回すのが強いのではないかという話になりこの投げ方をしていた。めちゃくちゃな不利構築なのだが、ブリジュラスの頑丈と守るを駆使してトリルターンを枯らしたり、威嚇を回して無理やり耐えたりして戦う。コータスがいるとほぼどうあがいても無理マッチになるので諦め。(一応ガチトリル用選出で抗う)
エレクトロビーム通らんしクレセガチグマは硬すぎるしで白目剥いてた
対ガチトリル(コータス入り)
先発キリンジュラスorトルネランド
後発トルネランド(ウーラ)orキリンジュラス
トリルコータスが無理なので無理やりトルネロスを選出する。
キリンを先発に置くだけおいて引っ込めたりすることでトリルを貼らせず、1ターン攻撃しようとかを考えていた。ウーラは硬いし強くはあるのだが、雨を降らせれなかった場合置物になるのは注意。
初手キリン守るや炎テラキリンが意外と強く出れるのでトリルを貼らせてしまったら無理やり返していた。ガチクレセほどではないにしろこれまた白目を剥いて戦うことになる構築。
対ヤシの木スタン
先発トルネランドorトルネジュラス
後発キリンジュラスorキリンウーラ
威嚇が意外と刺さるのと、キリンのお陰である程度強気に動くのが許されている。動きとしては追い風とんぼなどがメインだった。(ゴリラどっち引くの問題を当てましょう)ゴリラに引かない気がしたときは地震で無理やり飛ばしに行くことも意識に入れる。
テラスを切らせたあとはジュラスで蹂躙できる場合もあったり、キリンが守れることで1ターンもらえることも多かったのが個人的に好きなポイント。この構築はレギュFの結論構築だが、今構築はヤシパに対し意外と弱有利マッチくらいはあると思っていた
対雪パ
先発カミジュラスorトルネランド
後発トルネ@1orジュラスウーラ
多分お互いがお互いのことをきついと思っているマッチ
安定を取るならカミジュラスで入って殴りに行くのだが、先発が雪じゃないときはトルネ@1で入ってアドを取りに行っていた。
(実はキヌガワさんとの対戦がユーチューブに上げられているのだが、僕が雪を警戒しすぎてランド引きしてれば勝っていたところを見逃していた為、あまり見ないでほしい)
ポケカについて
そういえば僕はポケカについて1回も話したことがなかったのでちょっと話そうと思う。(浅すぎて話すことがなかっただけ)
まず、今年使ったデッキなのだが、全部ルギアVsterだ。
なぜルギアを握り続けたのかというと、ルギアというデッキは回ればそのデッキパワーでどんなデッキにも勝てるし、アッセンブルスターを宣言できれば比較的楽に勝つことができるデッキタイプだからだ。
他のリザードンやドラパルト、サーナイトなどの環境デッキを握らなかった理由は、VGCをメインにしていて、ポケカが浅い僕が他の環境デッキを握ってもカードをメインにしている人相手に勝ち続けることは練度の差もあり、難しいと考えたからである。
その点、ルギアはアッセンブルを先2で言えようものならいくら浅くてもパワーのゴリ押しで無双できるので浅い僕が上級者に勝つためには良いデッキ選択だったのではないかと思う。
ゲームがメインだけどポケカでもWCSをめざして見たい!と思う方はルギア等のアグロデッキを握るのが良いと思っている。CLとかに出た際にあまり頭を使わずに勝てるから長丁場になる舞台との相性もなかなか良いし。
ただし、ルギアは今年でレギュ落ちしてしまうので、新しいアグロ(今だとタケルライコとかの草オーガポン系かな)を握るのが良いと思う。アグロだと相手が事故ったときにeasy winできるし
勿論環境デッキを熟練者相手でも扱えるというのならそれに越したことはないのだが…ゲームを主軸にするのであれば難しいだろう
(ゲームで例えると練度の低いスタンパをずっとスタンを練習してきた人達相手がゴロゴロいる予選に持っていけますか?って感じ)
僕は2025年シーズンが終わるまではポケカもすると思うが、多分アグロを握り続けると思う。
最後に
僕のvgc&tcg2024はここで終わってしまいましたが備忘録として残しておきます。世間はレギュG一辺倒で参考になる部分はないかとも思いますが…
良かったらトルネジュラス構築の原案者であるベテさんとほまれさんの記事も読んでみてください!トルネジュラスの原案者ということもあってすごく深い記事で色々参考になる部分もあると思います
↓ほまれさんの記事
↓ベテさんの記事
今年、僕は世界大会を本気で目指していましたが、僕が浅く、シニア環境を読み間違え、抜けれなかった悔しさを胸に、来年こそは勝ちたい!と思いました
今年はTCGもポイントが結構あって優先権チャンスがあったのに僕が浅すぎて優先権取れなかったのも悔しいなぁ…
JCSへの道が閉ざされてから自分でもわかるくらいに暴れてたし、そこは僕の弱いところなのかなと思う。意識的に治していきたい。
2025年シーズンは僕がポケモンをする最後の年になるので最後の最後に笑えるように頑張ります。ここまで読んでくださってありがとうございました!!!!それではまた来年!
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