風俗店に面接に行った話②

ただのOLが五反田の風俗店に面接に行った話。

はじめてのパネル撮影


好奇心で面接に行ったら流れで採用され、後日パネルの写真撮影をすることに。
店舗はなく、お客様がいるホテルやご自宅に派遣されるタイプのお店だったため、写真が実際に「パネル」として印刷されて壁などに掲示されるわけではない。
ですが、インターネットに掲載されるプロフィール写真のことも「パネル」と呼ぶとこの時に初めて知りました。

指示された持ち物は私服1着・Tバックの下着2着・ヒールがある靴。

「靴って、踏む用ですか??」

と尋ねたら、「踏む用ではなくて、靴を履いて写真を撮るんですよ。」と店長が教えてくれた。
M性感未経験にも関わらず、踏むことへのモチベ高し。。。(普通に撮影というものをどんな感じか全然よく分かってなかったです)


在籍している女性達のプロフィールをチェックしてみたのですが、みなさんはどこのお店でこんなセクシーで綺麗な下着を買っているんだろうという疑問が浮かび上がってきました。でも、質問できる相手もいないですし。。ひとまず、デートで着る雰囲気の清楚で可愛い雰囲気の下着を用意していきました。ちなみにピンクと青にしました。

靴は普段会社に出社する時に履くようなベージュのパンプスを買ってみたのですが、チョイスを間違ったなと今になって思います。
撮影の際はなるべく美脚に見せるために、普通には歩けないくらい高いヒールの靴を履くことが多いんです。
あの頃は何も知らなかったですねえ。。初々しかった、あの頃。。。


店長と一緒に着いたのは閑静な住宅街。
一軒家の中に入ると、そこがスタジオでした。こんなところにスタジオがあるとはびっくり。
先にカメラマンの方が到着していました。

「初めまして。新しく入っためいといいます。よろしくお願いします」

まだ言い慣れない名前で自己紹介。
とても緊張していたので、店長とカメラマンの方と3人で少し雑談をして、私の緊張をほぐしてくれました。

そして、キッチンのスペースの陰で着替えていよいよ撮影が開始。

下着の上にワンピースを着た状態で、まずは立ったまま全身を撮ったり、顔に近めの距離で撮ったり。ファッション雑誌で見たことあるような感じのHじゃない雰囲気で撮ってもらいます。
友達と撮る時みたいに「はいチーズ」と言われないので、カメラマンの方がどのタイミングでシャッターを押しているのかペースに慣れるまでがすごく難しかったです。。

「もう少し口角を上げて、ニコっと微笑んでみましょう」など、アドバイスをしてくださるのですが、ちゃんとしたカメラマンの方に撮ってもらうのは成人式の写真撮影以来だったのでとにかくドキドキ。。。どう写っているのかな?と終始焦っていました。


少し進んだところで、カメラマンさんから

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