【メンバーインタビュー#1】バックオフィス支援マネージャー・松井 秀樹
こんにちは!明善株式会社です。
弊社についてより深く知っていただくために、メンバーのインタビュー企画をスタートします。初回は、バックオフィス支援マネージャーの松井さん。今年6月に入社したばかりではありますが、プレイヤーとしてはもちろん、パートさんたちのマネジメントもパワフルにこなしています。
その原動力や明善に入ったきっかけ、中小企業支援の原体験などを聞きました!
▷入社のきっかけ / 「子どもが大人になる頃、北海道はヤバくなっているのではないか……」
2016年に大学院を卒業し、伊藤忠エネクスに入社。トータル7年間の在籍期間中、LPガス事業の経営企画やM&A、業務改革、新規事業開発など、本社と事業会社(出向先)を行き来するような形で様々な業務を経験してきました。
最後の2年は電力事業の法人営業に従事したのですが、業務で道内の中小企業を訪問したり、地元・旭川にたびたび帰ったりする中で北海道のリアルな実情に触れ、「このままではヤバいのではないか…」という危機感を覚えたんです。
それこそ、今幼い自分の子どもが大人になるくらいの近い未来でも、人口減少や高齢化、働き手の不足などが相当進んでいるだろうと。この危機感が、明善で中小企業支援の仕事をするようになるきっかけの一つだったように思います。
もう一つ原体験的な話を挙げるとしたら、父親が営んでいた事業のM&A(売却)を手伝った経験ですかね。
30年以上続けてきた事業をどう締めくくるか?と考えたときに、父は「事業の売却ができる」ということを全く知らなかったようで、僕がサポートをしていなかったらただ事業を畳んで終わり、だったかもしれません。
良い物を作っていたり、良い技術を持っていたり、そういう事業者は北海道にたくさんいるはずです。しかし、「事業を承継して未来に残す」という選択肢を知らない、あるいは知っていても継ぎ手がいなくて出来ない……というケースもかなりあると思います。地域の貴重な産業であり、地域に住む人の働き口でもある事業が無くなってしまうのはこの国、地域にとってとてももったいないことです。
この部分をなんとかしたいという想いもあり、地域の中小企業の承継も事業として行っている明善株式会社への入社を決めました。
▷業務内容・やりがい / 「気持ちは半分……というか、ほぼ社員」
現在は、中小企業の経理を中心としたバックオフィス業務を整え、必要に応じて運用も代行する「総務経理代行サービス」を主な業務として担っています。入社する前は、この仕事を担当するとは夢にも思いませんでしたが……(笑)
支援先の企業に出向いて、現状の業務に関するお話を伺い、システムから業務フローまでを作り替えて……というのがメインの仕事です。
そのほかに、仕訳や入力などの実務を担ってくれているメンバーへの作業分担やチェックなども付随して行っています。
この仕事をやっていて面白いなと感じるのは、支援先の企業の中までどっぷり入って仕事をする……というのを、あちこちで出来ることですね。
弊社はアドバイスをするだけのコンサルティングではなく"実行支援"にこだわっているので、お手伝いする企業にかなり入り込んで仕事をします。あくまで外部の人間ではありますが、気持ちはもう完全に社員です(笑)
▷マネージャーとしてのやりがい / 「組織を大きくすることが、地域により多くの未来を残すことにつながる」
支援先の企業の中までどっぷり入る……とはいえ、僕自身が手を動かせる時間や、捌けるタスクの量には当然限界があります。なので、直近ではメンバーのマネジメントにも自分のリソースをしっかり充てるようにしています。
完全にゼロから社内の組織づくりをしていて大変なこともありますが、裁量を持って取り組んでいることが一つひとつ形になっていく感じが今とても楽しいです。
有り難いことに「総務経理代行サービス」のクライアントさんは急増中で、既に"自分だけでは到底やりきれない"仕事量になってきています。それを頼れるメンバーたちと一緒になって、「月次決算」という明確な目標に向かってどれだけ速く、正確にアウトプットしていけるか……というチームプレイができているのも面白いですね。
▷明善を検討されている方へのメッセージ / 「地域の将来やお客さんの将来を想うからこそ出来る仕事」
この前すごく嬉しかったことがあって。
とある支援先の企業に行って、経理に必要な書類を入れるファイルと「これはここに入れてね」という簡単なマニュアルのようなものを置いてきていたのですが、先日その企業のオフィスに行ったら見事にその通りにファイリングされていて!
ベテランの社員さんばかりで、昔からのやり方もある企業なのですが、きちんとやっていてくれてめちゃくちゃテンションが上りました。
「……えっ、たったそれだけ?」と思われるでしょうし、実際に"たったそれだけ"のことです(笑)
でも、人の行動を変えるのって並大抵のことではなくて、ただ「やっといてね」と言うだけではなかなか変わりません。それに、中小企業の場合は「やりたくても人/時間が足りない」という実情もあります。
そんな制約がある中で、支援先の企業にフィットする「これならできる」という形を提案し、小さな一歩ではありますが新たな業務フローとして回り出したことが、僕の中ではかなり大きな手応えとなりました。
◇
弊社の仕事は、決して楽な仕事ではありません。地域の将来や、お客さんの将来を想う気持ちがないと、長続きは出来ないと思います。なので、そこは"必須条件"と言っても良いかもしれません。
逆に、そういった想いを持っている人なら僕たちと同じ方向を向いて仕事をすることが出来ると思いますし、充実した日々を送れると思います!
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