「都会のオアシス」ならぬ、都会の「秘密の花園」!横浜イングリッシュ・ガーデンで草花に囲まれる時間を・・・
横浜といえば、みなとみらいや元町・中華街など、おでかけスポットが多いイメージがありますが、
横浜駅からバスで行ける距離に、イングリッシュガーデンがあることはご存知でしょうか。今回は、横浜イングリッシュガーデンについてご紹介いたします。
横浜イングリッシュガーデンとは?
横浜イングリッシュガーデンは、約2200品種のバラを中心に四季の花を楽しめる本格的なイングリッシュガーデンです。敷地はおよそ2000坪。2000坪と聞くとすごく広く感じますが、花壇が迷路のように入り組んでいるので、実際に歩いた感触では、そこまで大きくなく、1時間もあれば一周できると思います。※混雑時や、お花をゆっくり愛でたり、写真を撮りたい方は当然もっと時間がかかります。
◉営業時間
3月から11月まで:10時〜18時(最終入園17時30分)
12月から2月:10時〜17時(最終入園16時30分)
◉休園日
休園日は年末年始です。
◉入園料
入園料は季節によって料金が変動します。季節により、バラなどの花がたくさんみられる時期と、主にお手入れ期間で花があまりない時期とで雰囲気が大きく変わるので、どのくらいたくさんお花を見たいか、空いている時がいいのかなどと合わせて訪れる日を検討してくださいね。年間パスポートもあるので、お近くの方にはおすすめです。
営業時間や料金については、変更の可能性もあるので、必ず公式のホームページをご確認ください。バラや紫陽花などの繁忙期には、通常より早い時間に開園する時期を設けていたこともあったので、その点も含めて、公式をチェックしてくださいね。
◉アクセス
横浜駅西口発着の無料のシャトルバスがあります。発着所からイングリッシュガーデンまで、15分くらいです。公式ホームページにバスの時刻表が掲載されています。
見どころ
◉秘密の花園のような空間
横浜イングリッシュ・ガーデンの魅力はなんといってもお花の多さ。2200種のバラ、あじさい、コスモスなど、たくさんの花を見られます。
代々木公園や新宿御苑のような広々とした都会のオアシス感はありませんが、入り組んだ花壇の間を歩いていくと、360度草花に囲まれ、混雑している時でさえも、どこかこの空間を独り占めできているような気持ちになります。フランシス・ホジソン・バーネットの小説『秘密の花園』のような空間です。
(もっとも、1月〜3月の冬のお手入れ時期は緑も減って、全体を見渡せるほどさっぱりしています。空いているのでゆっくりは見られますが、花の間を縫って歩くような感覚を求めている方にはこの時期はおすすめしません。)
また、ハロウィンやイースター、クリスマスなど、季節に合わせた装飾(フェアと呼ぶべきでしょうか)の工夫もされています。そこで写真を撮って楽しむ方も多くいました。
園内にはいくつかベンチがあったり、広めの芝生エリアもあるので、歩き回って疲れた時には、ちょっと休憩するのもいいかもしれません。※園内は水分補給以外、飲食禁止なので注意。
◉カフェ、ショップ、トイレ
園(=有料エリア)の隣にはカフェ、レストラン、ショップもあります。
カフェは小ぶりですが、ローズエキスを使ったデザートや、紅茶、パンなどを楽しめます。屋内の席よりテラス席の方が多いので、晴れて過ごしやすい日にはテラス席を選ぶ人が多いようです。感染症予防の目的もありそうですね。レストランは入ったことがないのでわかりませんが、全席屋内だったと思います。
隣のショップでは、スコップ、手袋などのガーデニング雑貨の他に、花のタネや苗も売っていました。
また、イギリスものの雑貨もたくさんありました!ウィリアム・モリス、ピーター・ラビットの文具品や、不思議の国アリスのティータオル、トートバッグなど。アロマグッズや紅茶・ハーブティーの販売もありました。
なお、園内にトイレはなく、トイレはカフェの近くにあります。チケットは一日券で、出入り自由なので、必要な時にはここのトイレを使いましょう。チケットは無くさないように注意!
また、園内はペットも入れます!ペットカート・ケージに乗せたままにするのがルール。ワンちゃんが歩き回ることはできない(お花のことを考えれば当たり前ですね)ので気をつけてくださいね。
公式のウェブサイトでは、リアルタイムでお花の状態や見頃を発信するブログや、園内を歩く様子を体験できる動画なども掲載されています。
ガーデン・ウェディングの利用もできるようで、公式Instagramではそのお知らせも載っています。
ウェディングと同じ日は避けたい方、お花の様子を知りたい方は、そちらもチェックしてくださいね。
都会のオアシスならぬ、都会の秘密の花園。草花でいっぱいの横浜・イングリッシュガーデンの魅力は、言葉よりも実際に見ていただくのが一番ですが、この記事でほんの少しでも伝わっていたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。