自己紹介
こんにちは。Ireneです。
今日は大変遅ればせながら、自己紹介をしたいと思います。
経歴
・高校
中学生の時からイギリス文学と英語が好きで、国際系の高校に入学。理科なしでその分英語のテストの点数が倍になるという驚きの受験ルールにより、この時点でほぼ理数系科目とは気持ち的にお別れを果たしています・・・。
英語(文法以外)のクラスは全て英語。教科書も、英語学習者向けに作られた、洋書のテキストでした。載っている長文の内容が面白かったのを覚えています。英語でディスカッションをする機会も豊富でした。
図書館のGraded Readers(世界の名著を英語レベル別に編纂した英語学習者向けのシリーズのこと。)を読んだりもしました。
また、第二外国語で中国語を始めました。
・大学
大学受験時のTOEICスコアは570点くらい。(うろ覚えです。) 海外経験のある学生も多い国際系の大学に進学し、入学時の英語力別クラス分けではしっかり一番下のレベルに入りました。
ここでも英語で英語を勉強する授業を多く受け、夏にはイギリスのサセックス大学に短期留学をすることもできました。2年目くらいに受けたTOEICでは730点くらいだったと思います。
しかし、この大学の4年間ではむしろ、英語力とは別の分野で、学問的な刺激をたくさん受けました。宗教学(特にキリスト教)、思想史、歴史学に興味を持つようになりました。中国語は成長するどころかかなり忘れてしまいましたが、中国の南京に短期滞在するチャンスもありました。
この間、大学の英語開講の授業もいくつか受講しました。文学にも興味があったので、シェイクスピアやイェーツ、メアリー・シェリーなどを読む授業を受けましたが、ほぼついていけていなかったように思います。
・大学院留学
日本の大学を卒業後、イギリスの大学院(修士)に進学しました。アジア研究で有名な大学です。受験のためにTOEICではなくIELTSを受け、Overall 6.5までなんとか伸ばしましたが、大学の求める7.0には至らず、2ヶ月の英語研修つきのConditional Offer(条件付き合格)で進学しました。
イギリスの修士は1年だけです。この期間中、日本史、日本メディア研究、東南アジア文学、中国演劇などの授業を受講し、修士論文を提出し、卒業しました。
しかし、ここでもやはりついていけていなかった。世界中から来る生徒たちのアクセントに慣れていなかったこと(=ディスカッションで聞き取れない)、大量のリーディング課題を読みきれなかったこと、そして、「なんとか食らいつきたい」という精神、図書館や学校が提供するいろいろな機会を使いこなそうという態度が欠けていたことを後悔しています。
生活面では、Podcastアプリでリスニングをしたり、現地のキリスト教教会に行ったり、博物館でボランティアもしました。
ここまで読んでいただくとわかるように、環境に恵まれ、英語に多く触れた経歴で、「なんとな〜く」与えられている課題をこなして、いつの間にか洋書を読んだりできるようになりました。それはそれでよかったけれど、あれだけの環境を与えられていたなら、もっといろいろできたんじゃないかと思います・・・。
また、子供のころからハリー・ポッターが大好きで、ずっと英国文化や文学・歴史に興味があったのに、なぜか専攻では思想史を選び、イギリスの大学院の中でもアジア研究の学校に進みました。どうせならイギリスでイギリス文学を学べばよかったと、後悔しています。(もちろんアジアにも興味はあったし、今もわたしにとって一つの軸です。)
そして、その後悔が大人になった今、毎日の土台になっています。
今のわたし・noteでしたいと思っていること
日本に帰国して以来、独学で英語を勉強したり、日本で楽しめるイギリス情報を日々集めるようになりました。
イギリスまで行ったのに英語もそこまでできるようにならなかったし、何より、自分がそこまでがんばらなかったことを自分が一番知っている。だから、せめて今楽しいと思える範囲だけでも、興味に正直に、できる限り勉強していきたい。英語力ももっと伸ばしたい。これが今のわたしのモチベーションです。
具体的には、洋書を読んだり、Audiobookや英語の映画・ドラマを楽しんだり、Camblyで先生と文学作品を通読したりしています。ハリー・ポッター(英語)の精読も進めています。
また、「オンライン留学」として話題になったMOOCsのイギリス版「futurelearn」を使って、イギリス史・文学関連のコースを多く受講しています。
上には上がいるし、かなりマイペースな方法ですが、帰国してすぐのころに比べると、英語力もイギリス愛も、伸びていっていると感じています。
noteでは、こういった内容をすこしずつまとめて、記事にしていくことが目標です。また、日本で発売されるイギリスもの情報など、楽しい(?)話題も記事にしたい。
わたしと同じような環境にいる人でも、環境は違ったけれど英語・イギリス文化に興味がある人でも、それ以外の人でも・・・どこかのどなたかのお役に立てる記事を書けたらいいなと思っています。
よろしくお願いいたします。
Irene