3バックの真骨頂

  二つ前のnoteではユーロ2020について書かせていただいたが(主にイタリア代表のことですが、)そのイタリアを筆頭に多くの代表が3バックを採用していた。これまでも各国代表に限らず、3バックを採用していたチームは星の数ほどあったが、ここまで3バックを使いこなすチームが多かったのは最近では稀だ。筆者自体がまだ23歳なので、このnoteを読んで下さってる方々から比べたら、筆者の記憶は当分浅いのかもしれませんが、私が記憶している限りだとバルセロナがペップ・グラルディオラによりポゼッションサッカーに花を咲かせる前に(クライフの監督時代からポゼッションサッカーではあったが、花を咲かせたのはペップだと筆者は考える)、セリエAの最強時代があったがその時以来なのではないだろうか。ミラン、インテル、ユベントスの3チームを筆頭にセリエAの全盛期であったと言えるであろうあの時代は、もともと3バックを主流としていたイタリアサッカー界により一層、3バックの文化を根強くした。
 現在では監督ごとに様々な戦術が、その監督の色を持って存在する。ポゼッションサッカー、カウンターサッカーと挙げていったらキリがないが、もともとサッカーとは点を取るスポーツ。サッカーが進化してくる過程で今の戦術的なサッカーが生まれたが、サッカーが生まれた当初は、11人全員で点を取りいってたと聞く。(全員守備、全員攻撃とはまた異なる、どちらかと言うと全員がストライカーのような)
 何故このような話をしたかというと、3バックとは本来サッカーがある形(超攻撃的に攻める形)に最も近い形なのかもしれないからだ。(現代サッカーで2バック及び1バックなどほぼほぼあり得ないと考えているため。)
 次の次の更新では今大会のユーロ2020での代表を例に挙げ3バックの真骨頂を紐解いていく。

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