若者のSNSの課題、そして新しいSNSを考えてみた
はじめまして、こんにちは。note初投稿になります。
本noteでは、僕が新しく考えてみたSNSを紹介し、みなさんの感想や意見などをいただけたらと思っています。
この新しいSNSは、このnoteを書いている2日前にアイデアを出し、昨日XDでプロトタイピングしたばかりのものです。当然、まだプロダクトはありませんし、設計も曖昧なところがあると思いますが、ご容赦ください。
目次
・きっかけ
・課題
・コンセプト
・使用例(ユースケース)
・あとがき
きっかけ
きっかけは、現在のSNSにおいて、普段から課題を感じていたためです。
それらを解決できる、若者向けのエモいサービスを考えてみようと思いました。
決して◯ャゴを意識したわけではありません!
隠さず言うと、noteのデザイナーである大嶋たいとさんのLINEのRedesignの記事にインスパイアされています。
では、さっそく現在の課題を挙げていきたいと思います。
課題
課題1 誰でもいいから◯◯しよーは、誰でも良くない!!
みなさんも、TwitterやInstagramのストーリーズで
・明日、誰か昼飯食おーぜー
・ひま〜誰でもいいから電話しよ〜
・寝れない...起きてる人いる?
といった投稿をしたり、見たことがあると思います。
これ、本当に誰でもいいと思いますか???
こういった投稿には、多かれ少なかれ隠された意図が必ずあると思います。
・明日、誰か昼飯食おーぜー
→同じ学校の仲間から連絡が来て欲しい
・ひま〜誰でもいいから電話しよ〜
→仲が良い人、あわよくば好きな人と電話したい
・寝れない...起きてる人いる?
→ふぁぼがついた中で、かわいい(かっこいい)異性にだけLINEを送ってみる。
しかしこれでは、想定外の人から連絡が来てしまうことってありますよね!?
でも、こちらから募集している以上断りづらい。。。
実際にTwitterでも、こういった投稿を良く見かけます。
お前じゃねえんだよ!!!ってことですね。
課題2 LINEのグループがめちゃくちゃ多くなってしまう。
ふと自分のLINEを見てみたら、グループが150以上ありました。どうしてこのようになるのでしょうか。
例えば部活やサークルに所属していると
同期グループ、1,2年生グループ、全体グループ、同期男子グループ、2,3年生グループ、1,2年男子グループ etc…
といった具合に、組み合わせの数だけグループができてしまいます。
そのくせ一つ一つのグループはたまにの事務連絡しかありません…
また他にも、誕生日のサプライズを企画する際には、その人だけいないグループ、あるいはトークルームを作らなくてはいけませんよね。
グループを作る理由はたくさんあると思いますが、もうなにがなんだかわかりません。
LINEについては他にも思うところがあります。それは、反応があることが前提のアプリであることによる窮屈さです。個人チャットであれば、返信をしなければいけません。逆にグループチャットでは、全体に呼びかけると反応がないことが多々あり正直辛いです。こうした背景から、インスタのストーリーからコメントして、完結するトークに人気があるのではないでしょうか?(話題もあり返信の必要もないので気軽ですよね。)
課題3 裏垢が乱立してしまう
みなさんはTwitterの裏垢は使っていますか?
裏垢というのは、一部の人にしか見られたくない内容を投稿する場合が多いと思います。鍵をかけてフォワーを厳選して…といった具合です。
そして驚く方もいるかもしれませんが、中には1人単位でフォロワーを調節した裏垢を使い分けている人もいるみたいです。(JKとかって本当に怖いですね)
※この画像はイメージです
ここまでではなくとも、フォロワーの規模や性質によってアカウントを使い分けている人は多いと思います。管理が大変です。
課題4 下ネタをつぶやけない
疲れている時とかって下ネタを呟きたくなりますよね…?なりますよね…?
でもフォロワーが多かったりすると、そんなに知らない人や女の子も見ているので、つぶやくことができません…
これは僕が下ネタを呟きたくてたまらないという話ではなく...下ネタに限らず内輪ネタや、同性だけでシェアしたい内容ってあると思います。
ここまで読んで、共通の課題が見つかった人もいるんじゃないでしょうか?
そう、伝えたい相手はだいたい決まっていても、その人達だけに伝えるのは面倒だったり恥ずかしくてできないのです。
コンセプト
コンセプトはいろいろあるのですが「伝えたい人だけに伝える」というのを一つ、大きく掲げたいと思います。
以上の課題、そしてコンセプトから考えたのが、「投稿ごとに公開する人を設定できる、タイムライン形式のSNS」です。
実はこの機能は、LINEでもInstagramでもSnapchatでもすでに実装されています。
では、この新しいSNSの特徴はなにかというと、やはりコンセプトです。
現在のSNSでは、こういった機能はあまり使われていなかったり、使えても設計がそれ用になっていません。上のコンセプトを前提に設計することにより、同じような機能でも違う印象を与えると思います。
例えば、InstagramやSnapchatで人を限定して投稿をしようとすると、DMのような形で相手に届きます。僕の考えでは、あくまでタイムライン上に投稿を載せることで、範囲を限定していても、全体に投稿しているように見せることができ、それがエモさを生みだします。
僕が想定した使用例をプロトとともに見ながら、機能を紹介していきます。
使用例(ユースケース)
使用例1 「誰でもいいから電話しよ〜」を好きな子にだけ表示する
はい。いきなり僕が一番好きな使い方です。
このSNSの特徴として、投稿者側は誰に表示できるか選べるが、見る人は自分以外に誰に表示されているかわかりません。
なので、投稿している人はその人とだけ電話したいという意図を隠すことができます。
あなたは、LINEで片思いの相手に直接電話したいと伝えることができますか??それっぽい理由をつけて断られた時のダメージは計り知れません。
毎日その1人だけに表示できるように投稿して、好きなあの子から電話が来るのを待ちましょう。エモい…
また、このアプリでは公開範囲を設定することが前提にあるので、投稿が表示されている人は「自分は公開範囲に選ばれている」ということがわかります。なので、既存のSNSよりも声がかけやすくなるという効果が期待できます。
逆に、こんなケースもあると思います。
男子A「誰か電話しよー(多くの人に表示)」
女子B(え、、もしかしてこれ私だけに表示されてるのかな???思い切って電話しちゃお><)
そんな勘違いがきっかけで恋が生まれるといいなぁ…いいな
使用例2 内輪ネタを投稿する。
誰しもが複数のコミュニティに属していると思いますが、そんな中Twitterに内輪ネタを投稿したくないですよね。
僕はTwitterで「〇〇(知らない人)が〜〜〜」みたいな投稿を見るとうんざりしちゃいます。
でも、これってあくまでつぶやきであり、LINEのグループに書くようなことでもありません。
そんなときには、このSNSを使い事前に登録したリストから、ネタが伝わる人にだけ投稿しましょう。
使用例3 フェスに一緒に行く友達を後3人探す。
フェスに限らず、人数を決めて遊びの予定を立てたい時ってありますよね。
もちろん、少しでも仲の良い友達と行きたいはず!
仲の良い上位20%にだけ投稿を表示して、仲間を募りましょう!
しばらくたっても3人揃わなければ、投稿後も徐々に公開範囲を広げて行くことができます。
使用例4 二次会のメンバーを厳選する
今度のクラス会の後には、二次会でカラオケも計画したい!
クラスには、サークルなどと違っていろんな人種がいます。全体の会の後は、盛り上がれるメンツだけでカラオケにでも行きたいもの!
言いにくいけど、人間にはそういう考えがあると思います。
仕事後のちょっとした飲みや、サークルなどでも同じです。
このSNSでは、初めてのメンバーを選んで投稿する時に「リストとして保存」できるので選ぶ手間は初めだけで済みます。
最後に、XDのプロトタイプを公開するので、よかったら触ってみてください。
https://xd.adobe.com/view/260a22bd-eb5d-4a3b-59de-4f0f5456914f-503b/
(リンクを飛ぶとブラウザ上で実際のアプリのように動かす事が出来ます)
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
感想や意見を添えて、シェアや引用リツイートなどしていただけると嬉しいです。
反響によっては、もっと磨き上げたこのSNSを、実際に作って行きます。
実はこのSNSを考えた時に、最初に思いついた使い方が、人をハブくということです。
でも、それを促進するSNSを作りたいわけではありません。すべては、ユーザーがどう使うかです。SNSごとの文化はユーザーが作り出して行きます。
そんな中で、どこまでコンセプトや機能を初めから規定するかにはとても悩みました。
ということで、みなさんもこのSNSでの、面白いユースケースを考えて、教えていただけたらと思います。
僕は、今回初めてインターネットで長い文章を書きました。書き始めてからここまでで2日たってしまいました。長い文章を最後まで読んでもらうのはとても難しいことで、自分のライティング能力の至らなさを感じます。
本当はもっと書き足りない内容があるのですが(人の表しにくい心情に焦点を当てたかったです。あとは、機能紹介や代替案)短くまとめる力がなく断念...
人によっては、「不快だ」「人の良くない部分を強調している」と感じるかもしれません。でも、そういうものを作りたかったんです。
最後に、僕がいつも文中のようなことを考えているわけではないという弁明をして終わりたいと思います。
本当に最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
共作:早坂大翔
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?