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【20代後半】年収300万円台から2倍超にしたイケメン営業マン

今回のケースは、低年収に悩んでいたイケメン男性Aさんが「このままじゃ、生活も結婚もできない!」と一念発起し、年収を爆上げした話です。元々、大学時代まで体育会系のサッカーを続け、新入社員時代からやる気に満ちあふれていたAさん。そのストーリーとは―。

まず、Aさんのスペックを紹介しましょう。

[年齢]20代後半

[年収]820万円

[職場]不動産会社

[担当]営業

最初は地元企業で月給30万円

東北地方の有名私立大を卒業したAさんは、知人のツテを頼り、映像制作会社で働き出しました。月給は約30万円(固定残業手当を含む)で、残業は毎月30時間ほど。もちろん、固定残業時間を超えた分は別途支給されますが、それでも「先」が見えない状況に不安と不満が蓄積していくことになりました。

学生時代の友人たちが大企業で高収入を得ているのとは対照的に、Aさんは低年収に焦燥感を募らせます。「一体、いつになったら真っ当な生活をすることができるのか」「生活が楽になるどころか、結婚もできないかもしれない」。

「このままじゃ・・・」1年で退職を決意

焦るAさんは1年あまりで退職を決意し、首都圏の不動産会社に転職することにしました。仕事は営業。学生時代から触れてきた映像制作の経験が役に立つことはありません。先輩社員の動きを営業先について必死に学び、家に帰ってからも資格の勉強を重ねました。そして、転職後2年で宅地建物取引士の試験にも合格しました。

先輩から学び、資格も取得、そして年収爆上げ

まじめにバリバリ働くAさんを上司も評価します。Aさんは信託銀行や不動産売買仲介企業に営業し、入社3年目には所属する部署で営業成績がトップになりました。インセンティブを含め、年収は爆上げとなります。

ターゲットは「決裁権を持つ人物」

Aさんがターゲットに絞ったのは、取引先の「決裁権を持つ人物」でした。最初はアポを入れることが容易ではなかったものの、何度も訪問していくたびに近づいていけるようになります。夜は会食、週末はゴルフと熱心な働きかけを繰り返し、持ち前の明るさで懐に飛び込んでいきました。

新規取引先の開拓を継続し、数字を残していったAさん。気がつけば、若手ながら全体のプロジェクト管理を任されるようになりました。

その場所が「天職」とは限らない

「最初はどうなるかと思ったけど、本当に転職して良かったです。『天職』という言葉があるように、最初に入った会社が自分に合っていない人もたくさんいると思います。人生は一度だけ。どうしても我慢できないと思ったら、自分のように別の道を探すという方が良いと思いますね」。

Aさんは年収の爆上げに成功し、生活だけでなく心にも余裕が生まれ、東京で出逢った妻との間に命を授かりました。

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