DIY
do it yourselfの略で自分自身でそれをやれと言う意味。職人さんに頼んだりせずに自分の手でやってみようと言う精神全般を指しているのでしょう。何事もはじめはうまく行きません。失敗から学び上達していく、試行錯誤を経ないで何もかも初めから上手くできたら勉強も修行も必要ないと言うとになってしまいます。本ばかり読んでないで体を手足を動かしてやってみるという事です。言葉以外に大事な事があるということに気が付きます。違った視点から知識は知っているだけでは知っていることにならない。その行動が伴ってこそ本当の知識になるという様なことを陽明学の本に書いてありました。しかし知識の応用が実際に役に立つのは高いハードルがいくつもあるように思えます。
DIYは何も日曜大工に限ったことでもないような気がします。家の中での細々なメンテナンスもこれにはあると思いますし、お金を出して買えばいくらもしないかも知れませんが自分で作ってみるみたいな意味もあると思います。アスファルトで舗装された道ばかりを歩かないで行こうと言う意味さえ感じられます。拡大解釈をすれば家庭菜園とかもこの仲間ではないかと思えるのです。王陽明風に大げさに言えば知行合一ではないかと思えるのです。
知っているだけで満足せず行動につなげてこその学問であり、知識なのだと言う事の様に思えるのです。本を読むことは大事ではないとは言いませんが、実際に役立てることは大変なことかも知れませんが、それだけで満足しなさるな。と言うのが儒学の一派陽明学のポリシーですから。do it yourself 知識を自分自身のものに!