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絶対にサバイブできる究極の文章術&ライター術

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プロのライター歴18年、著書が15冊くらい(忘れた)ある、大宅壮一ノンフィクション賞受賞ライターの文章術です。著書『ユニバーサル文章術』(星海社新書)とは重複しない内容も割とあり…
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#書籍化

片手間で教える文章講座10 著書を出す場合に知っておくこと

世間の多くの人にとって、自著の出版は非常に高い山であるように思えるだろう。近年は紙の書籍の値打ちが大きく下がったが、それでも、一般の出版社から商業的に刊行された「著書がある」ことは大きな意味を持つ。 本業の分野で著書がある人は自分のプロフィールに箔がつくし、自分が平均以上の知識やスキルを持つプロであることを間接的に証明できる。また、作家や歴史家やジャーナリストなどの肩書きを名乗る場合も、怪しげな「自称〇〇」ではなくホンモノっぽい空気をまとえるようになる。 著書を持つとは、

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