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療育現場からのつぶやき(13)

さて、8月です。
朝晩の空気に、少しずつ秋の気配が漂いはじめました。

今月は、私が体験した出来事を通じて考えさせられたことについて書きたいと思います。

読んでくださった皆さんがどう思うか、コメントいただけたら幸せだな💕

先日の療育で、年長のお子さんとお母さんと3人でお話していた時のこと。

お子さんが嬉しそうに、ゲームソフトを買ってもらったことを教えてくれました。

そこでお母さんがすかさず、「どうしても欲しいって言うから、買いはしたんです。でも、開けるのは10月のお誕生日ね、って約束してます😊」と。

10月のお誕生日は、3ヶ月後。
年長のお子さんにとっては、果てしなく先のことのように感じるでしょう。

真っ先に私の頭に浮かんだのは、
そんな殺生な…💧
という思いでした。

早く開けたい気持ちを我慢しながら過ごす3ヶ月って、地獄やん。とか、

私がこの子なら、絶対暴れる。とか、

3ヶ月後には、そのゲームに対する興味が薄れてるかもしれんやん。とか。

でも、その年長さんはニコニコしながらその場にいました。

そこで、ふと思ったのです。

私の価値観では、これは地獄の苦しみ。
でも、例えば大好きなお母さんが

「楽しみだねぇ♥️ 」
「開けたら一緒に遊ぼうね🎵」

と声をかければ、子どもは我慢ではなく純粋な楽しみとして、その日を待てるのかもしれない🤔と。

でもでもやっぱり、5歳の時から、欲しいものがすぐに手に入らないことを当たり前だと思いながら育つのってどうなんだろうとか、

せめて、お誕生日祝いを前倒しして、10月は大きなプレゼントは無しにするのはどうだろうとか、

あれこれあれこれ考えてしまって。

きっと、それぞれの考え方や価値観があって、正解も不正解もない話。

皆さんなら、どんな風に対応しますか…?

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