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療育現場からのつぶやき(5)
療育を開始した頃は、お話を組み立てるのが苦手で、何か質問しても「ちょっとわからない」と笑ってごまかしていたEちゃん。
最近は、助詞を使って文章を長くするのが楽しくて、質問にも頑張って答えてくれるようになってきました。
そんなEちゃんに、地面にびっしりと花が描かれた挿し絵について描写を求めた時のこと。
「お花、どれぐらい咲いてる?」の質問に、すかさず指で一つ一つ数えはじめました。
この、「どのぐらい」とか「どんな」といった疑問詞への答え方、難しいんですよね。
たくさん、少し、まばらに、びっしり…。
人によってイメージする数が違う表現は、便利でもあり曖昧でもあります。
その曖昧さの理解が、厄介なんだよなぁ😅
こういう時は「たくさん」って言えばいいんだよ、と折に触れて伝えてはいるけれど、毎度毎度、数えてしまう。
「いくつ?」と「どれぐらい?」で答え方が変わるなんて、ことばって難しいね。