【A落ち環境考察】三神の全型紹介&これから
@meiouseiOです。
最近三神を調整していて、A落ち環境でもある程度使える戦略で練習し始めたい気持ちが出てきました。
そこで今回は、CL東京2020含め各種大会で結果を残したリストを見ながら、A落ち環境で活躍できる三神の型を考えたいと思います・・・!
大きく分けて ヤーコン型、ブルー型、グズマ&ハラ型、その他の4種類があると思っていて、まずそれぞれの型を紹介します。
ヤーコン型
ヤーコンをメインサーチに据えたデッキタイプ。グッズを大量に採用したいのと、トラッシュに落ちたカードのケアが必要ですが、上振れがあるのとトラッシュとうまくシナジー形成できればデメリットもメリットになります。
サンプルとして、CL東京2020マスターリーグ3位のリストです。
ヤーコンで拾えるグッズは33枚なので、平均3.6枚程度引ける計算。さらに、グッズ以外はトラッシュに落ちるところもポイントで、
・水エネルギーが落ちればアクアパッチでベンチにつける
- タッグスイッチを多めに採用することでバトル場に移動可能
・複数エネ落ちていればエネルギー回収で高効率でエネを手札へ
- 手貼りできないターンを作らない
・シロナ&カトレアで落ちたサポートを手札へ
・ミュウミュウがトラッシュに行ったポケモンのわざをコピー
などなど小コンボが沢山仕込まれています。
A落ち後は、アクアパッチ×4、エネルギー回収×2、あなぬけのヒモ×2、ポケモンいれかえ、こだわりハチマキ、レスキュータンカ、フィールドブロアー、まんたんのくすり、グズマの14枚 が使えなくなるので、
トラッシュのエネに触る手段と、バトル場とベンチの入れ替え、ダメージ調整の手段がなくなります。
特にアクアパッチがなくなる影響は大きそうですね・・・
ブルー型
ブルーの探索をメインサーチに据えたデッキ。特性持ちを採用しにくいですが、トレーナーズをなんでも持ってこれるので確実に思い通りの展開が可能です。
サンプルとして、CL東京2020シニアリーグ優勝のリストです。
ムウマージが特徴的なリストです。やみのいしがあるので、ムウマとやみのいしの2枚揃った時点で即7枚まで引けるとほぼ考えていいところが強いです(やみのいしがあるとムウマは出たターンに山札から進化できる)。
ムウマージは、特性を使うときぜつするので、カウンター系のグッズやリセットスタンプと組み合わせて使われたりします。今回のリストもそうなってますね。
ブルーの探索も、ムウマージをきぜつさせてから使えば無理なく運用できます。
無人発電所で特性を止める、やみのいしからドローにつなげる、エネルギースピナーやタッグスイッチ+カウンターゲインで手張りからの奇襲、リセットスタンプ連打・・・などなどいろいろな攻め手につなげることができるのでテクいです。
A落ち後は、ネストボール×2、ハイパーボール、あなぬけのヒモ、ポケモンいれかえ×2、カウンターキャッチャー、こだわりハチマキ、グズマ、グラジオ の計10枚が使えなくなります。
比較的A落ちの影響は少なめかなと思います。
グズマ&ハラ型
メインサーチをグズマ&ハラでやります。これによって、スタジアムとどうぐと特殊エネを安定して取得することが可能になります。
■どうぐがサーチできることを利用してジラーチを採用するケース
■うねりを安定して使用できるためケルディオGXを採用するケース
■TAGチームをバレットするケース
など複数のパターンがありますが、多くの場合ひかるミュウ or ビクティニを採用しているところが特徴です。
サンプルとして、CL東京2020 Best 8のリストです。
ビクティニを採用している三神ケルディオです。先2でオルタージェネシスしたい場合以外ほぼビクティニがビクトリーサインを打つのですが、この動きをするためにはレインボーエネルギーをビクティニに貼ることが絶対条件になります。
特殊エネのサーチができるカードは今のところグズマ&ハラしかないので、これを投入しタッグコールでサーチします。グズマ&ハラはいっぱいあっても意味ないので、初手で引きたいですがぐっとこらえて2枚くらいがいいのかなと思います。
A落ち後は、ネストボール×4、ポケモンいれかえ×3、フィールドブロアー、改造ハンマー、こだわりハチマキ×3、ねがいのバトン、リーリエ×3、グズマ、レインボーエネルギー×4 の計21枚が使えなくなります。
ネストボールが使えなくなるのも痛いですが、レインボーエネルギーが使えないのがしんどいですね・・・ユニットエネルギーはまだ使えるので、そちらで代用したりはできそうです。
特殊型
上記以外の型です。ユキメノコやルカリオ&メルメタルGXを採用している型をたまに見かけます。
ユキメノコはレシリザを1確でき、ルカリオ&メルメタルGXは三神が非常に苦手としているサーナイト&ニンフィアGXに対する相性を劇的に改善します。
サンプルとして、CL東京2020 8-2(18位)のリストです。
ルカリオ&メルメタルGXが採用されていることで、サーナイト&ニンフィアGXとの相性が劇的に改善されています。
やぶれかぶれマーシャドーはじめ強い特性持ち非GXがいい感じにベンチを使ってくれます。
このタイプは、ポケモンをサーチすることから攻め手が始まるために、各種ボールやミステリートレジャーに依存しがちです。現環境では有効な戦略ですが、新環境ではハイパーボール、ネストボールが使えなくなるためにちょっとしんどいのかなと思っています。
A落ち後は、オドリドリ、マーシャドー×2、ネストボール×2、ハイパーボール×3、ポケモンいれかえ、あなぬけのヒモ×2、こだわりハチマキ×2、ねがいのバトン、リーリエ×4、グズマ×4 の計22枚が使えなくなります。
前述の通りボールが使えなくなることや、ジラーチが入っている関係上グズマの枚数が多くなっていたりすることからA落ちで受ける影響はかなり大きそうです。
もう一つ、ユキメノコ型のサンプルとして、CL東京2020 7-3のリストです。
ユキメノコが採用されていることでレシリザとの相性が良くなっています。
ジラーチで回していく構築で、ルカリオ&メルメタルGXを採用した構築と同様にボール系が多めに採用されています。
これからの三神は?
これらのリストを踏まえて、A落ち環境で強い新しい三神の型を考えます。少し長くなってしまったので、ここから先は明日別記事として公開しようと思います。
読んでくださりありがとうございました!
※リストは大部分↓から探してきました。