見出し画像

酒とアイドルと写真と本屋

閉まってしまった後の本屋
もまっぷを見に来たファンたちに
包まれた時にさとうがしは
酒を飲むのでしょう ― by 河島英五(違う)

こちらのイベントに行ってきたので
拙速ながら感想を記しておく

余談ながら
実は関西遠征ライブの時も
アルバムが出た時も
ノートを作りかけてはいた

ただ、毎回あまりに長くなりすぎて
途中で手が止まるので
今回こそは、とりあえず
書いてすぐに上げる!
という意志の元に書き始める

・これが書泉ブックタワー

秋葉原駅から歩いて2,3分
高速道路のすぐ近くに
今回の会場「書泉ブックタワー」
鎮座していた

到着がライブ開始30分前くらいだったので
店内を少し散策してみた

コンパクトな店内に所狭しと置かれた本
しかし、フロアごとにジャンル分けされ
かつ、本に付随するグッズ等も置かれていた

石川Pが趣味人に愛されてる旨を
ポストしていた気がするが
その理由がよくわかる

個々のジャンルを極めるオタクにとって
ワクワクする空間
狭い部屋の中で、手の届く位置に
好きなものがたくさん置いてある
そんなイメージ

・いきなりさとうがし

ライブの時間が近づいてきたので
エスカレーターでずんずんのぼって9階へ
そして上った先の踊り場に、
ライブ前のがしちゃんがいてびっくり

「うぉ、いきなりおるやん」と思いながら
イベント会場に入ると
もうすでに、わらわらと結構な人がいた

「SCAPES 都市と廃墟の写真展」(撮影可)

今回のイベントは写真展も兼ねており
廃墟の写真が特に印象的に映った

たまにYouTubeとかで
廃墟訪問の動画を見たりすることはあったが
ちゃんと写真になったものを
じっくり見るのは初めてだったので
こちらも楽しんで見させていただいた

そうこうしてる内に他フロアの電気が消え
いよいよライブが始まりそうな雰囲気に

・飲み物こぼさなければ後は自由

気づけばフロアをほぼ埋め尽くすほどの人が来ていた
私はステージ上手側にいたのだが
本屋なので、アーティストの導線などは無く
普通に私の横をがしちゃんや石川さんが
通り抜けてステージへ向かっていった

音出しでは「中華そば高架」が流れ
私の前にいた方が
音出しから随分ノリノリだなあと思ったら
エンジニアの近藤さんだった

とっても楽しそうに見守る近藤さんは
まるでがしちゃんと石川さんのお父さんのようだった

ライブ開始前に、書泉の方が軽く注意事項を述べていて
その中で、飲み物こぼさなければ他は自由
である旨を言っていた
今思えば、完全なフラグだった

・親方!上からドローンが!

おなじみの隧道建設から始まったライブ
肝心のさとうがしは片手に酒を持って登場
始終酒を入れながら歌うというパワースタイル
これが東京都渋谷区宇宙スタジオからやってきた
This is さとうがし…

紙芝居みたいな距離感のステージ

フロアの電気もほぼ消え
秘密基地のような、独特な雰囲気の中
前回のワンマンとは、また違った盛り上がりだった

MCでは、M-1の入場曲が流れ
ずんだもんが一言「令和ロマンです」といった瞬間
会場は笑いの渦につつまれた
これがM-1(Momap-1)か

詳細は省く(笑いすぎて覚えてない)が
無料かつソロイベントのためか
いつも以上に切れ味が上がっていた気がする

詳しいセトリは公式ポストを見てもらうとして

これもう2ndワンマンやん!
というくらいの楽曲数と密度!

秋葉原の近くの歌(隅田川、トホ)に始まり
そして、遠くの歌(西濃、アタミ)
南関東高速物語を経て、かわさきに戻ってくる

楽曲で小旅行を楽しんでるような気分になる
さすがは創意工夫の鬼、石川祐基
電気代は払えなくとも、セトリには抜かり無し

そして、今回のライブで最も驚かされたのは
突如頭上に現れたドローン

どこのアーティストが屋内ライブでドローン飛ばすんや!
いや、もまっぷはそれをやってのける

みんなドローンを撮影してて草

てか、ドローンの操作上手くない?
結構天井も低いのに、綺麗に旋回していた

操作してたのは、石川さん?
確認はできなかったが
こんな技術も持っていたなんて
さすが「技術であすの道を拓く」隧道建設

(追記始)
どうやらドローンを操縦していたのは
skyfishさんだったようです

隧道建設は優秀な人材を
確保していることが判明した
(追記終)

このドローンの映像はどこで登場するのか…
非常に楽しみである

・フラグ回収

ライブ後半、持ってた酒がなくなり
「酒もってこい!」と叫ぶさとうがし
やってきたレモンサワーと共に
「好きです かわさき 思い出の街」がスタート

身に着けていた書泉エプロンのポケットに
開けたばかりのレモンサワーを収納

誰もが心の中でツッコんだことだろう
「そんなとこに酒いれたらこぼれるよ!!」

そして落ちサビで案の定こぼす

飲み物こぼさなければ他は自由

完璧なフラグ回収の瞬間であった

「エプロン死すとも、自由は死せず」

明治時代
自由民権運動を推し進めた板がし退助は
岐阜で刺客に襲われた時
血を流しながらこう叫んだという
そう、自由とは
自ら切り開き手に入れるものなのだ(?)

ちなみに、かわさきのサビは
作曲者のJonちゃんも「高いと思う~」
言っていたほどキーが高いそう

たしかに、前回のワンマンの時は
少し歌うのが大変そう?と思ったのだが
今回は前よりもパワーアップして
歌が安定していたと感じた
(酒はこぼれていたが)

酒が入ってても
がしちゃんの歌声はとっても良かった
※偉そうな意見に感じられたらすいません…

・楽しい時間はあっという間

あっという間にライブは終わった

誰よりも「西濃サイドストーリー」を楽しむ近藤さんが写り込んだ瞬間

物販誘導のあいさつが始まると思いきや
いきなりオークションがスタート

今回は写真家さんとのコラボとあって
額に入った大きな写真が
オークション形式で競売にかけられた

どれか一つ競り落としてやろう
そう思った瞬間、冷静な自分が
いや、新幹線でどうやって持って帰るねん!
とツッコミを入れたので
泣く泣く見守ることにした

サイン?入りヘルメットもオークションされ
それだけでも手上げればよかったと
後から思ったのだが
「ガチでほしい」と言ってる
関係者らしき方が競り落とし
面白いオチがついていたのでまあいいか

物販(チェキ)は大盛況で
前回のワンマンと同じくらいの
長蛇の列(蛇年だけに)

チェキの時、がしちゃんが開口一番
「おまえってやつは…」って言ってくれたのが
すごく嬉しかった

今回の遠征は
前々から計画してたわけではなく
ライブ詳細が出てから決行したものだった
ほぼワンマンライブみたいなものだし
がしちゃんも「絶対きて!」
とポストしてたので、本当に行った

遠征する関係上、平日や日曜が難しいので
丁度良くハマった形で結果オーライだったが
こういう反応されると
来た甲斐があったと心底感じる

いや、もちろんそんな反応が無くとも
絶対に来てよかった案件なのだが
「そういうところ、だいすこ」という話

がしちゃんや石川さんに「遠くから…」と感謝されるたび
こちらこそ楽しい時間をありがとうございますと思うばかり
そして、「首都圏に住んでれば全部行くのに!」と嘆くばかりである

渡すものも渡せたし
年末の配信のことも、二人に触れてもらえた
大満足の一日であった

※もまっぷ部分は「2:24:35」くらいから

年末、うちのチャンネルで毎年恒例の
今年よかった音楽の番付をする中で
もまっぷを大関に選んだのだが
「ひとひら押さえてもまっぷ一位はやりすぎ」
とがしちゃんに言われてしまった笑

たしかにそうだけど!笑 と思ったものの
この規模のライブで
ドローン飛ばすようなアーティスト
応援したくなるに決まってるじゃないですか

ふざけながらも、本気でやってる
だからもまっぷは面白い
ただのサブカルやウケ狙いでは終わらない
だからみんな応援してくれる

きっと躍進の時がどこかで来ると思うので
今のうちにたくさんライブ行こ

また、行きます。絶対に

PS1
がしちゃんと石川さんの
今までの人生で聴いてきた音楽を振り返る
音楽年表的な企画、やってほしくない?
ワイはやってほしい

PS2
帰る時、エレベーター誘導してた
書泉の店員さんが丁寧・流暢で驚いた
前職ホテルマン???



いいなと思ったら応援しよう!