ここから
Halfway, Halfway, Halfway for now,
昨日言ったね、
「渡り鳥は今日も明日も目指す。目的地へひたすら
風を読み取り、乗りこなしながら時には向かい風受け取って羽ばたく。
陽の光を浴びて、イメージした通りに」
息止まるほど、夢中になっている
そう、まだ途中
誰かはまだ途中で、僕らもまだ途中だ
コンビニエンス道の駅、遠くに光るランドマークでも
満月が欠けていっても、一人でそっと泣く夜も
君が燃やす思い出は、他の誰も奪えないよ
(まだ、ここから始まりだす)
昨日が真っ白に輝いて、闇を切り裂いて行くのかな?
だけど本題はちっとも片付かない。
やっとの事で暮らして、、、、
今日はまだ一日。
Sunday, Monday, Tuesday.....
---------ラップパート(作詞:入江陽)---------
あれはまだ会社を辞める前の話
君と僕は幼稚園の帰り道でおしゃべり
秘密基地でダベり、ヘルズキッチンでお料理、
やがて小料理屋を開き大繁盛ボナペティ
あれはまだ会社を作る前の話
あれとこれを混ぜると、んで食べるとまるでオカルト
いや〜なんじゃこれってすんげえ味で、これが後のあの商品に繋がって行くんですけど、でもこの話はここからが面白くて、
いや〜ここからが面白くて。いや〜〜
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さあ行こうぜ!待ちわびた!
ビルの谷が染まってた朝焼けみたいな景色の懐かしい場所、まだ見ぬ未踏の地。
誰かはまだ途中で僕らもまだ途中だ
君が作る今日の世界は他の誰かを照らすんだ!
まだここから始まり出す。
まだここから始まり出す。
Halfway, Halfway for now,
Halfway, Halfway for now,
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2017年冬から2018年始にかけて曲を書いている時、友人の訃報が立て続けに入りました。
この曲が収録される予定だった”Passengers”という盤は、最初はかなり攻めたものにするつもりでした。
歌詞も、初めて恋愛についてとか書いてみるつもりだった。
けれども報せが私の心を変えました。
競争や浪費、優劣の世界の中で思い半ばに旅立った友人、
その世界の中で心が疲れてしまったのか、自分で最後の選択として旅立った友人。彼らを思って、ひたすらに「まだ途中なのに」という言葉が繰り返し自分の中に響いていました。
運命とか、人それぞれに与えられた時間が決まっているとか、そういうこともあるのかもしれませんが、
どんな有名人も政治家も、赤ちゃんも、誰もがまだ途中の旅路を
向かい風の中を受け取りながら進んで行く。
どうしたって明日は来るから、それなら新しい景色を生み出す可能性を、
今はもういない彼らの分まで私が見に行く。と思うのです。
最後に交わした彼らとの言葉はなんだったか、もう思い出せないけれど
終わり方は人の数だけ違うんだと、そう思いながら、事実を受け取りながら
進んで行く。
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