ガウディとサグラダ・ファミリア展①
みなさんこんにちは。ゆっきーです。
暑いですね…。気付いたら蝉が鳴いている、今日この頃。
さて、先日、東京国立近代美術館で開催中の
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」
を見に行ってきました。
ちょうどお弟子講座の中でも、自分が受けたカウンセリングの中でも、
「感情の解放のためには映画や芸術に触れるのも良い方法」
という話が出ていて、アンテナ高めにしていたらドンピシャ自分好みのこちらの展覧会を発見しました。
私、サグラダ・ファミリアやその他のガウディ作品が多くあるバルセロナの街がすごく好きなんです。今まで行った好きな街ベスト5には絶対入ります!
明るい雰囲気の街や人、街角のバール、ランブラス大通りや入り組んだ路地、活気ある市場、搾りたてオレンジジュース、海沿いの散歩道、アメリカ大陸を指すコロンブス像、モンジュイックの丘、サン・パウ病院やカタルーニャ音楽堂の美しい建築とモザイクタイル、などなど…。
そんなバルセロナの街を象徴し、彩っているのがサグラダ・ファミリアやグエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ等のガウディ作品であります。
…あかん、書いてるだけで行きたくなってうずうずしてくる〜!
アメトーーク!でバルセロナ大好き芸人の回があったら出たい位。(そもそも芸人ではない。)
みなさんにもぜひお勧めします!
今回はこの展覧会と、初訪問の東京国立近代美術館についての感想を。
(今回長めです。)
まず、企画展「ガウディとサグラダ・ファミリア展」について。
土日は激混みだろうと考え、訪問したのは平日金曜日の午前11時頃。
事前に「アソビュー」で当日券を購入していたのでそのまま入場できてスムーズでした。見たところ券売所も数人並んでいたくらいでした。
しかし!
会場内に入ってその混雑ぶりにびっくり。
場所にもよりますが、特に1章から3章では前の人についてゾロゾロ並んで歩いたり、展示物を見るために何列かになって前の人が見終わるのを待ってその隙間に入る、というくらいの混み具合です。好きに見て回るのはちょっと難しい。
私は元々混雑や長蛇の列が苦手なので、この時点で混雑が気になり展示内容にあまり集中できなくなりました(汗)。
展示の構成はこんな感じです。
(出品作品リスト参照)
第1章 ガウディとその時代
第2章 ガウディの創造の源泉
第3章 サグラダ・ファミリアの軌跡
第4章 ガウディの遺伝子
上記のとおり、混雑に気が取られてじっくりと見られなかったことは残念でしたが、ガウディの考え方なども散りばめられていて、ガウディという人やその作品への理解や親近感がより深まる内容だと感じました。
また、映像作品がいくつかあり、これがとても印象に残りました。
現在のサグラダ・ファミリアの様子をドローンも駆使して撮影した迫力ある4K映像や、ガウディに影響を受けた日本の建築家の方のインタビューなどがありました。
(前者はNHKのサイトでも見られますが、会場だと大画面で4Kなのでものすごく迫力があります!最前列で見て、自分がまるでそこにいるかのようでした…。)
そんな、あまりちゃんと展示を見られていない、芸術にも特に長けていない私ではありますが、感想&印象に残ったこと、以下3つです。
①続けるって、尊い…!
まずはこれですよね。どんだけ続けんねん、と。
既に建築は140年以上続いています。2026年完成見込みといわれていましたが、コロナの影響でさらに長引くとかなんとか。
お弟子講座でもよく師匠が
「好きでないと続かない」と仰ってるし、
ガウディさんも、きっと好きやったんやろなー、と。
そして、本当に良いもの、遺したいものは、本人亡き後にもその意志が遺伝子となって後世に伝わり、続いていくのだな、と。
②ロマンに想いを馳せる。
これも結局は「続く」ことへの想いなのですが。
展示の中に、サグラダ・ファミリアの建築状況の推移がわかる西暦入りの写真パネルがありました。
私の初訪問は2000年。その時、
「見た目はなんか出来上がってるぽいけど?何年かかるかわからんって、どういうこと⁉︎」
と思った記憶があります。
そして、直近では2015年に訪問しましたが、昔の記憶のままだったので建築が進んでいて驚きました。中にも入り、美しいステンドグラスに見惚れました。そしてまた、
「なんか出来上がってるぽいけど?まだできてないって、どういうこと⁉︎」
と(笑)。
そして、パネルで見る現在の状況は、2015年からも確かにまた進んでいました。
自分が生まれるよりも遥かに昔から作られている建造物が、最新技術を駆使して進化し続けている…。ロマンを感じます。ガウディさんも、びっくりするやろな…。
いつか私も完成した姿を見られるのだろうか?見たいような、いつまでも作り続けていてほしいような、そんな気もします。
③協働は愛から生まれる。
展示終盤にガウディが遺した言葉があり、その中に、
「優れた芸術は協働によって生まれ、協働は愛からしか生まれない。」
というような言葉(ちゃんと控えなかったので細部の記憶曖昧…)があり、心に残りました。
いやー、先に述べた4K映像の中でも、めちゃめちゃ高所で作業してる人が映ってるんですよ。高いところが苦手な私からすると、あれは大きな愛がないとできないと思う…(笑)。
それは冗談としても、この言葉って、芸術だけでなく仕事などにも通ずる言葉だなと感じました。
カウンセラーも然り。クライアントさんや仲間との間に愛があってはじめて、いいお仕事ができると思うのです。
この言葉ももう一度ちゃんと確認したいし、そもそも展示(特に前半)もっとガン見したいし、混んでいない時にゆっくり、もう何度か見たいなぁと思いました。
東京は平日でも結構混んでいるということがわかったので、次回巡回先の滋賀県の佐川美術館にでも行ってみようかしらん、と計画する私なのでした♪
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」についての感想は以上です。
せっかく初めての美術館に来たので、この後常設展も見て周辺も楽しんで帰りました。長くなっていますのでそれは続きに書きたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
続く。
(おまけ)2015年バルセロナひとり旅の想い出写真たち。
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