チェロのお稽古 〜一進一退〜
先日チェロのレッスンがあった。
前回は色々難度の上がる課題が出てなんとなく奮起した感じだったけど、
今回はびっくりするくらいグダグダだった。
弾いていて
「もしかして以前より弾けてないかも」と思うくらい。
一因として
①練習時間が少ない・・・まあこれはいつも通りか(おい)。
②「手元を見ずに弾く」を意識しすぎて左手の指の広がりがおろそかになった。
③「弓に腕の重みを乗せる」を意識する一方で細かい動きの左右の腕の使い方に気が回らなくなった。
他に注意されたのは
譜面台の位置
であった。
正面に譜面台を置くといささか譜面が遠くなって譜面の音符が見づらくなるため右前方に変えてみたのだ。結果次の弊害が起きていた。
*右手が譜面台スレスレを動くためぶつける心配が出てきた。ぶつけるのが怖くて右手の動きが萎縮している。
*譜面を見るために顔が右を向く、つられて身体の位置が全体的に右側に回旋してしまう。
①については一朝一夕にどうにかすることは難しいので、まずは平日の短時間に開放弦やスケールだけを練習することから始めてみるか。
②③については・・・
色々なことをいっぺんに気を配って練習するのが苦手という自分の短所が効いている。これがいわゆる勉強だったら注意点を課題として一つ一つ解決していくところなのだが、練習の量を焦らず質を意識した練習にしていくしかないのかなあ。
この辺りは日を改めて今一度まとめてみたい。
譜面台の位置
エンドピンストッパーが引っかからないように気をつけて正面に据えることにした。譜面については拡大コピーも前向きに検討しよう。
あまりにもひどくて自分にガッカリしてしまった今回のレッスンだが、
以前よりも弦に弓を乗せてゆったりと弓を使った音が出せるようになった・・・と思う。これは進歩だと思いたい。
とりあえずレッスンの報告など。