【通信芸大生日記#1】道のりは険しいと早くも悟る。
4月1日 郵便で資料一式が到着。
「便覧」という響きが懐かしい。
どうしても仕事が休めずに入学式は欠席した。気が早すぎるけれど、卒業式は袴か着物を着て絶対に出席する。
気を取り直してオンラインで履修登録を開始。
大学時代、一つの単位に週に一回の授業で12回だか15回くらいかかっていたことを考えると、3年次編入だから形式上最短2年で卒業できるとはいえども現実的にはかなり厳しいと悟る。
特にスクーリングの日程は、休日を挟んだスケジュールがあるものの、週半ばの3日間×2回が連続で続いている授業はいったいどうやって休みを取るのか(取れるのか)皆目検討がつかない。
一瞬、「何だか無謀なことを始めた気がする」という考えが頭をよぎったけれど、そんなことを言っても仕方がないし、もう手遅れだ。
とりあえず「3年で卒業」を目指したい。
もちろん、単位を取ることが目的ではないので、しっかり技術を習得し仕事に活かすことが大前提。
わたしの人生の目標であり夢は、一生演劇の世界で生きていくこと。
いま演劇の世界にいるわけだから、ありがたいことにすでに叶っている。
いろんな面で苦しいことも多く、くじけそうになるけれど、自分の夢を継続していくために、もっとスキルを磨いていく。だから焦らずに頑張る。
まずは今年の年間スケジュールを考えながら履修登録。無事に申請が通れば教材を購入し、スクーリング科目は申請をし、いよいよ学習開始という流れらしい。
35歳までの5年間中長期計画のはじまりはじまり。
(自分で35歳と言っておきながら歳を重ねた自分を想像できなくて、なんだか他人事のようにも感じる。)