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Apple II ▷ キーボード改修記
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はじめに
40年もののキーボードともなればさすがに消耗しているものです.
ぼくの場合, Apple II plus のメインボードのリペアが一通り終了していざ使い始めてみると,打鍵しても応答しないキーが出てきました.
「キーボードが応答しない」「ステムが折れてしまった」「キートップがなくなった」「パワーランプが光らない」といったトラブル相談は愛好家サイトでもよく見かけます.
キーボードをeBayで漁ってみると,キートップの欠損したもの,動作保証なし,部品取り用などと銘打ったものが時折出品されています.状態のよいもの,といっても古いものなので保証はできないと但し書きがついたものになると結構な値段で取引されています.キーボードには複数の世代があり,初期型キーボードはヴィンテージとして珍重される傾向にあります.こうした初期型はとても高額となります.またキースイッチのみの販売もあります.多くが取り外し部品のジャンク扱いですが,ひとつあたりの価格も同様に結構なお値段となっています.いずれにしても手を出しかねますね.
さて前置きが長くなりました.
話をもとに戻します.打鍵しても応答しないキーをどうするかを考えました.「物理的接点のある部品はバラして磨いて元に戻す」という腕力系の発想をぼくは備えているのでもちろん試すことにしました.
そして・・・ある程度予想していたことに直面することになりました.以降試行錯誤したキーボードの改修の記録をこれから公開していきます.
【参考】
初期型キーボードの興味深い内容ついては以下のサイトでよくまとめられています.
Early Apple Keyboards