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望診の基礎には「陰陽思想」がある。これって何?

陰陽思想って聞いたことありますか^^
これ東洋思想、東洋医学の元になっている、基本の基本の基本〜〜〜!!

この思想が出来上がったのは中国4000年とか、5000年とか、言われますけど、もっともっと昔の神話の時代と言われていて、中国を作った始祖の女媧(ジョカ)と伏犠(フッキ)の時代。そしてこの伝説の帝王と言われる伏犠が作った「自然哲学」だと言われています。

伏犠と女媧は日本でいう、イザナギとイザナミのような、西洋でいうアダムとイブのような存在。
このお二人は兄弟とも、夫婦とも言われています。
頭が人間のようで、体は蛇のようなんだとか。(※諸説あり)

陰陽思想とは世の中のものは全て陰陽に分けることができるというもの。
物質的な、モノはもちろんのこと、非物質的な色や季節なども全て「陰陽」に分けられます。

「陰陽」と言ってますが、二極化ではなく、陰性寄りの陽性とか、陽性寄りの陰性とか、概念の軸の中で、位置的には様々。
この陰陽の真ん中を「中庸」と言います。
「ニュートラル」という言葉が現代の私たちには近しくわかりやすい言葉。

食べ物を陰陽に分けて、体を中庸に保ち、心身の健康バランスを保つ、というものが健康食養生のマクロビオティックでは有名ですね^^

例えば、夏は陽性の気質をもち、そんな夏に育つお野菜たちトマトやナス、きゅうりなどは陰性の食材。そのため、夏(陽性)には夏野菜(陰性)を食べて、中庸を保つ。という感じ^^

健康茶類を私が考えて陰陽の表を作ってみたものがあるので、陰陽表の参考にこちらをご覧ください^^

陰陽思想ではどんなものも存在する。
そこに善悪はなく、私たちがどう関わるかで、そのものの見方が変わる。

陰陽思想は宇宙のありとあらゆるものにも当てはまります。

例えば、宇宙と地球を見るならば、宇宙は陰性で地球は陽性。

単体で地球は?
宇宙は??と見るのは難しくて、二つのものを相対して比べたときに、陰陽思想はよりわかりやすくなります。

5000年以上前にできたとされる、自然哲学の陰陽思想。
これが今も現代の日本に伝わり、私たちが当たり前のように、日常で使っているということがまた素晴らしい。

私はこの陰陽思想は一生かけて研究しても解明し切ればい面白い分野だと感じているので、1記事では書き切れませんが^^
またちょくちょく詳しく書いていきます。


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