【コラム】母親の束縛がきつい
体にぐずぐずと不調が出る時、身近な人との関係性の悪化が原因していることが多くあります。
・パートナー
・親もしくは子供
今回は大人のアトピーの相談から。
アトピーで相談に来られた方ですが、そこは根本的な原因ではありませんでした。
より深く聞いていくと、「母親との関係性」に解決策が見えるように。
今までお母様の束縛がきつくて、それが当たり前になっていた。
高校受験も、大学受験も、就職もお母様に聞いていました。
完全にお母様に頼るわけではないですが、「ここでいいと思う?」と聞いて、「いいね」と言われないとダメだと思っていた。
これはいつから自分がそんな状態なのかも気づかないうちに、この状態が当たり前になっていたようです。
門限もあり、洋服やアクセサリー、靴も、「これどう?」と聞いて、「いいね」と言われないと買えなかった。
「これどう?」と母娘でお互いおしゃべりしながらショッピングを楽しむ風景は一般的かもしれませんが、彼女たちの場合はその度合いが深刻。
そういえば昔から、母より、「アトピーだから」と化粧品も洋服もなんとなく制限されていました、というTさん。
「私には知らず知らずに呪縛がかかっていたんですね!」
と。
ここからゆっくりと、お話を聞き、年齢を遡り、見つめていき、望診で顔に出ているサインも汲み取って丁寧にカウンセリング。
帰る頃には「顔がパァ!」と明るくなっておりました。
《気づく》ことがすごく大事です。
束縛が強い、それ自体は愛です。
大事なこと。
でもね、大事なのはバランスなんです。
いつの間にか、母の束縛は、執着になります。
それが、子離れできない母になり、母離れできない子が育ちます。
子供は一生子供ですから、感覚がそのままなのは仕方ありません。
でも、いつかは旅立つ時が来る。
そのために、今一生懸命同じ時間を過ごし、成人して、自分で社会に出ていくまでには手放していくのはいかがでしょうか^^
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