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第38回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会秋季大会に出展してきました@京都

こんにちは。営業サポート課の野口です。
11月30日(土)と12月1日(日)に国立京都国際会館で開催された、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会秋季大会に展示スタッフとして参加してきました。

国立京都国際会館


初日の朝。会場までの道を歩いていると、はっとするほど真っ赤な紅葉が。秋の京都に来た、という気持ちになりました。


1日目は「オトヴェント」と「サクションチップ(ディスポ吸引管)」を中心にご紹介。小児中耳炎やTEES(内視鏡下耳科手術)の講習会があったことも相まって、講習を終えられた先生方から「耳管通気どうやるんですか?」「この吸引管、気になります」とたくさん声をかけて頂きました。


名優ブース(1日目)


特にオトヴェントは、知らない・使ったことがない先生が意外にも多くいらっしゃいました。実際に風船を膨らませると、驚く表情をされる先生や「面白い」と言って頂くこともしばしば。

以前ある先生から「お子さんが小児滲出性中耳炎でオトヴェントを紹介するとき、まずは保護者の方に体験してもらう」というお話を伺いましたが、実際に臨床の現場で紹介してくれる先生にも体験して頂くことが大事だと再認識しました。


1日目の終わりに


今回名優ブースでは、新しい試みとして初日と2日目のポスターデザインを変えました。展示台は目立つよう市松模様に。名優の製品をあまり知らない先生にも足を止めて頂きたいとの想いで、営業や広告宣伝課のメンバーでアイディア出し合いました。

2日目は学会プログラムの内容にも合わせて、鼻に関する製品をメインで紹介。

2日目の名優ブース


たくさんの先生とお話をするなかで、特に嬉しい出来事が2つありました。

1つは、鼻の手術後に使用するドレッシング材「ネックスパックX」を使ってくれている先生とお話したときのこと。
「どうして採用してくれたんですか?」と尋ねると、「抜かなくていい。色々比較したうえでこれを選んだ」。別の先生からは「術後に1番痛くないようにしたいから」とのお話を伺いました。

吸収性(溶けてなくなるタイプ)のドレッシング材は色々なものがありますが、その中でも患者さんにとって「安全」で「優しい」ということで選んでくださったお話を伺い、今後より多くの方へ紹介するヒントを頂きました。




2つめは、昔オトヴェントを使っていたという医学生の方にお会いしたこと。その方は幼少期に小児滲出性中耳炎だったそうで、小学校の高学年から高校生くらいまでオトヴェントを使用していたということでした。会場内で道行く先生が持っていたオトヴェントのリーフレットをご覧になり、名優のブースを探し当てて来てくださいました。

新しくなったオトヴェントのリーフレット


お母さまの実家に家族で帰省する際、飛行機で耳が痛くてたまらず、帰省先で飛び込んだクリニックさんでオトヴェントを紹介してもらったそうです。

「オトヴェントのおかげで、1週間に1回の通院が1か月に1回になりました」
「プールにも入れました」などのお言葉をいただき本当に嬉しかったです。
今は耳鼻科医を目指しているそうです。いつか、何かご一緒できたらいいなと心から思いました。

私たちは患者さんにお会いすることはほとんどありません。ただ、自社の製品がこうして1人の患者さんの人生に役に立てたと思うと、今までのすべてはこの瞬間のためにやってきたんだと胸が熱くなりました。

これからも、「患者と医療者、ともに肯ける医療の実現」のためにまっすぐに進んでいきたいと思う出来事でした。

色んな出会いを心に刻んで、秋の京都をあとにします。ブースに立ち寄ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。

国立京都国際会館の裏庭から


余談ですが、名優のブースはお菓子コーナーのすぐ近くでした。今回の大会は九州ブロックの担当ということで、九州のご当地銘菓がずらり。あっという間に完売していました。(博多通りもん、頂きたかった…)


(営業サポート課 野口)

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