「滅菌管理業務の重要性を再認識しよう!」第2回沖縄県滅菌業務研究会に出展してきました
こんばんは!千葉県八千代市から新しい医療の当たり前を創る、株式会社名優の優一です。
10月7日(土)に沖縄のおきなわクリニカルシミュレーションセンター(琉球大学医学部敷地内)で開催された、第2回沖縄県滅菌業務研究会に出展してきました。
会場の入り口には、シーサーが。沖縄を感じます。
シーサーってよく見ると、左右で顔が違うんですね。一般的に、右の口が開いているのがオス、左の口が閉じているのがメスのようです。
会場内にも、素敵な案内係?がいらっしゃいました。
研究会プログラム
こちらが今回の研究会のプログラムです。
教育講演①「第1種滅菌技師を取得して」
琉球大学病院 材料部 看護師の城島健人さんが、第1種滅菌技師を取得して感じられたことをお話ししてくださいました。
城島さんが第1種滅菌技師の取得を目指された理由は、以下の3つとのこと。
ご講演の中で特に印象的だったのが、先輩技師から学んだこととして、中材業務の真ん中には常に「患者さんの安全」があるというお話をされていたことです。
その他にも、患者さんや作業者の安全のために院内EOG滅菌を廃止されたり、滅菌業務を行う環境整備のために体圧分散マットの導入、昇降式作業台の導入検討されています。
教育講演②「滅菌管理業務における安全確認」
琉球大学病院 材料部 看護師長の宮城孝徳さんが、滅菌業務における安全対策に関するご講演をされました。
琉球大学病院の材料部では、安全確認の方法として「指差呼称」を導入されているとのこと。指差呼称をすることで、脳を3倍以上使うことになり、エラー発生率が1/6に減少するというデータもあるようです。
講演中に、実際の滅菌バッグを配布し、参加者全員で指差呼称を体験するというとてもユニークな企画が印象的でした。
教育講演③「医療現場における滅菌保証のための施設評価ツール 解説と活用方法」
越谷市立病院 中央滅菌室の酒井大志さんが、2022年7月に日本医療機器学会より発刊された施設評価ツールについて解説されました。
施設評価ツールを使用することで、自施設の現状を客観的に把握することができ、業務改善の後押しに繋がる。また、必要な物品を購入する際などに、施設側の理解を得る手助けにもなる。
評価ツールのお話しももちろんですが、滅菌業務の意義のお話がとても印象的で、強く共感しました。
特別講演「滅菌業務の質向上のために」
最後に、特別講演として東京大学医学部附属病院 材料部部長の深柄和彦先生が滅菌業務の質向上についてお話しされました。
シンプルでとても力強く、深く共感できるメッセージでした。
SALWAYの展示
SALWAYも、施設評価ツールで必須項目とされている洗浄インジケータやボウィー・ディックテストなどを展示させて頂きました。
おかげ様で、たくさんのお客様にブースにお立ち寄り頂きました。
コンテナに付着したシールなどを綺麗に剥がすことができるリムーバーのサンプルが大人気でした。
お立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。
沖縄っぽいこと
お昼ご飯はコンビニでしたが、せっかくなので沖縄っぽいものにしようと。スパムおにぎりが、4種類もあり驚きました。結局、油みそスパムおにぎりと、ジューシーおにぎりにしました。
また展示の帰りには、沖縄に来たら絶対に食べたかった沖縄そばを食べて帰りました。1泊2日の旅程で、沖縄そばを計3杯食べました。いわれなくても、太ったことはすでに自覚しています。
沖縄のような、いわゆる観光地への出張の時。
他の出張よりもお土産を買って帰らないといけない気がするのは、私だけでしょうか?(別に遊んでいるわけではないのですが)
帰りのスーツケースは、半分がお土産になりました。
今日から3連休ですね。
それでは皆さん、よい連休を。
優一@那覇空港