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【成蹊大学63rd欅祭】母校の学園祭を歩く:伝統、進化、そして未来
どうも吾輩でござる!
皆さんは「学園祭」をご存じですか?
いわゆる学生主体で開催する「文化祭」のイメージです!
・高校まで:文化祭
・大学:学園祭
実は吾輩、成蹊大学の学園祭実行本部、
欅(けやき)祭本部に所属していたこともあり、
今年も卒業したOBとして参加したのでござる
※以下、ケヤキ祭と呼称する
今回第63回ケヤキ祭に参加した後、主に3つの感想をお伝えいたしやす!
1. 学生の情熱が息づく伝統行事:学園祭の魅力とは
学生が主体で、一年をかけて準備する学園祭は、
毎年多くの人々に愛されているものなのだ
成蹊大学は、今年でなんと、
吉祥寺に移転して100年が経ったようだ!
1912年で創立し、1924年で移転という、
歴史的に長い大学ではないだろうか?
ケヤキ祭当日は、11時過ぎの参戦だったが、
相当ににぎわっており、出店と来客が維持混じっている状態ッ!
配られたパンフレットや
正門を飾るアーチは結構オシャレな雰囲気なんよ
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そして
本部員の親切な誘導、活気あふれる模擬店や出展、
本館や中庭ステージの公演、各団体の展示は
どれも目を見張るものがあった
やはり、実行委員本部が1年かけて準備し、
来場者にこの【お祭り】を届けたのが
実にあっぱれだと思う💯
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模擬店で食べ歩きなり、出展のお土産を買うなり、
スタンプラリーめぐって豪華景品もらったりと、
かなり充実な1日を過ごしたぜよ
まぁ、着いた途端テントのおもり運びにも手伝ったのだがなww
ケヤキ祭参戦に際して、冗談抜きで以下を再認識した
本部員は常に一生懸命で、よいケヤキ祭を届けることを意識している
そのおかげで、お客さんから見るとマジで楽しかった
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学園祭という伝統が、学校側の督促なく
こうして代々続いていることは、
お客様に「このお祭りが楽しい」と笑顔になってほしい気持ちがあるからだろう
吾輩もかつて所属し、その忙しくも楽しかった数日間を経験したが、
この一大イベントをやってのけた後輩たちは、
マジですごかった
いかんせん、2020年からのコロナ禍があったのでな
・2020年はそもそも開催せず
・2021年は試行錯誤して制限のある中リモートと合わせて開催
という経緯があり、
一時期は模擬店どころか、出店すら少なかったもんだ
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にもかかわらず、それらを完全に復活させ、
これまで以上の盛り上がりを見せたのは、
流石は「不惜身命」の精神を持つ幹部たちと、縁の下の力持ちの本部員の手腕たるや
【不惜身命】(ふしゃくしんみょう)
身を顧みないこと
後輩たちに伝えたいのは、
「本当にお疲れ様!」
そして
「ありがとう」
という感謝の言葉じゃ
彼らの努力が、学園祭という伝統行事を支え続けていることを
改めて実感した
2. 新旧の融合:進化する学園祭の挑戦
新築校舎が立ち入り禁止の課題
実は、新11号館という近未来的な校舎が完成した(?)らしい
吾輩の在学中でも既に工事が始まっており、改築期間は2年間かな
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しかし残念ながら、今回は新築校舎が立ち入り禁止という状況だった
新しい設備は正直楽しみだったが、
安全面や管理上の理由があるのやもしれぬな…
実際、成蹊大学のものすごくオシャレな図書館も
ケヤキ祭期間中は立ち入り禁止のまま
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推測だが、学生側主催なので
管理者が業務時間外のため開放しないのであろう
となると、この新11号館にも何かしら管理が必要だったり、
ケヤキ祭期間中の運用目的が不明だったりと、
今後のケヤキ祭で利用しづらい可能性がある
まぁいずれにせよ、来年はこの新11号館が見れるか、
確かめてみても一興だな
※11号館は配置上大学の奥に位置している
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AIチャットボットなど、最新技術の導入による利便性への期待
今回、案内や情報提供に関して気になった点はある
これまで通り来場者の案内は本部員が行っているが、
そこに最新技術の導入により効率化が可能かと思ったのでな
たとえば、問い合わせの効率化が可能な
AIチャットボットの導入が挙げられる
無論、導入には費用はかかるが
欅祭本部は毎年様々な企業に提携し、広告協賛を得ている
つまり
既存企業の協賛費用を用いて導入
直接AIチャットボットの企業から協賛いただく
など、やり方は沢山ある上、
そのAIチャットボットをケヤキ祭を通して効果を実感し、
宣伝することも可能
まぁ、時代に合わせて試行錯誤してゆくのは今後の課題かもしれないぞ
展示場所やおすすめイベントを
簡単に案内できるシステムがあれば、
来場者の利便性が大きく向上するはず!
伝統行事×最新技術
という企画も面白そうじゃな~
3. アクセスの壁:学園祭の動線を考える
実行委員に在籍時こそ気にしてなかったが、
各団体の教室展示は若干巡るのが大変という印象があった
具体的にいうと、展示を回る際は以下の手順になる
①パンフレットのページをめくって、行きたい展示を探す
②行きたい展示の場所と時間を確認して、マップを見る
③展示の教室に行く
④次の展示を探す時は、再度①~③を実施
とやや手間だと感じた
パンフレットは細かく情報が載っていてありがたい反面、
目的の展示を見つけるためにページをめくるのが少し大変かな
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また結果として、
展示がバラバラに配置されているため、
移動そのものも労力が必要だと感じた
恐らく、当日スムーズに回りたいのであれば、
「先にデジタルパンフレットを見てルート確認する」
という事前予習が必要かなw
なので、以下の改善点2つが挙げられる
特に始めてくる来場者向けに、「どこに何があるのか」を直感的に分かりやすくする案内
動線を整理し、展示をエリアごとにまとめる
実際、本部員だった吾輩でも逐一見て確認してたww
この問題を解決するために
リアルタイム情報を反映するデジタルマップ
はどうかなと考えておる
※イメージはまさにディズニーアプリのようなマップ
スマホアプリだけでなく、校内に設置するデジタル看板で
混雑状況やおすすめルートを表示すれば、
来場者がよりスムーズに展示を楽しめるんじゃないかな?
最後に
このように、OBとしてケヤキ祭に行くと、
伝統の素晴らしさ、お祭り感の楽しさ、後輩たちに会う嬉しさ
という3度においしい経験をした吾輩であったw
それと同時に、
これからのケヤキ祭はどうなっていくか、
どうすればよりお客様が楽しめるお祭りにできるか
外野ながら少し考えてみた
いずれにせよ、今後のケヤキ祭にも期待やな!!
皆さんもぜひ、来年にこの熱気あふれる学園祭に行ってみてください!
それでは本日はこの辺で、失礼!