ないものねだり。
小学生の時。
友達の筆箱が新しくなっていた。
ゲームを買って貰っていた。
沢山持っていた。
そう。
もう小さい時から始まっていたと思う。
いいなぁ~
いいなぁ~
と羨ましく思うこと。
じゃあ、私は全く何も買って貰えなかったのか?
そんなことない。
気がついていないだけ。
当たり前に感じているだけ。
反対に私も誰かにいいなぁ~と羨ましく思われていた事があるかもしれへん。
習い事を色々させて貰ったこと。
自分から言ったこともあるし、これやりーと親の勧めが多いかも…
面倒くさいなぁーと何度も思ったことがある。
でも、今思えばやりたいことを反対もせずさせてくれたことには感謝しかない!
祖父母とも一緒に住んでいて、嫌に思っていた時もある。
でも、実家に住んでいる時鍵を持って出かけたことなんて一度もない。
必ず家には誰かがいて出迎えてくれる。
大学時代、夜遅くまでバイトしたり遊んだりしていたのに、絶対駅まで迎えに来てくれた母。
お弁当を作ってくれた母。
頑張って家族のために仕事をしてくれていた父。
何とも思ってへんかった。
ただただ当たり前のことのように。
自分の以外の家族の事なんて分からへんからね。
でも、家族のことで悩んでる子がいたり、悲しいニュースを見たり聞いたりすると、ただ当たり前であるような日常に沢山の幸せがあったんだということ。
全然上手くいかへんやん人生って思うこともある。
失恋を繰り返し、もう嫌やわ私。
私ばっかり。。。
なんで私ばっかりやねん!
いや思います。
考えすぎて寝れへんこともある。
悩みが絶えへんこともある。
でも、私ばっかりじゃないねん!
皆それぞれ色んなことがあって、言ってなかったりするだけやし、考え方であって。
必ず誰しも皆、それぞれの幸せがあって、辛いことがあって、それが人生やと思う。
やっと色々感じられる様になってきた。
当たり前が当たり前じゃないということ。
一つ一つにちゃんとありがとうの気持ちを持っていたい。