敬語の無い世の中に

みなさん、この世の中に敬語って必要だと思いますか?

なんのためにあるのでしょう?

礼儀?秩序?尊敬?の念を表すためでしょうか。

そんなもの必要でしょうか?

むしろ敬語がある事による弊害の方が大きいと私は思います。

敬語の使い方にもジェネレーションギャップってありますよね?

そして歳の離れた上司に敬語の使い方指摘されても「そんなの知らねえよ」と内心で思ってる、若い世代の方も多いでしょう。

私も、昔は上司に「なんじゃその口のきき方はあー!」と怒鳴られた事が何度もありました。理不尽で辻褄が合って無い事を言われた時にも丁寧な敬語で返さないといけないのか?それこそ理不尽だ。と思いました。

社会人にもなれば、初対面の人に会ったら、とりあえず最初は敬語です。

相手の出方を見ながら・・という感じか。

初対面で敬語を使わないと「礼儀知らず」「馴れ馴れしい」「失礼」と言われる事でしょう。敬語の事より大事なのは、気持ちを正直に伝えたり、思いやったり、讃えたり。そっちの方が大事では無いでしょうか?

先日のメジャーのオールスター戦を見ていると、スーパースターと言われる選手達が、大谷選手の事を讃えるコメントを出す。

純粋にリスペクトしてる気持ちを惜しげも無く言葉にする。

これ敬語があったら、年齢が大谷選手より下の選手が

「彼は素晴らしい!スーパースターだ。、我々の希望の星だ」と言えますでしょうか?「上から目線か?」とか「いちファンか」と言われますよね。

そう、メジャーのスーパースター達は「ファン目線」でコメントしています。そこには球界の先輩後輩とかいう垣根が無く話せるのかもしれrないですね。昔の高校野球の付き人制度とかそういうのはもうなくなりましたので、

だんだんと変わって来るとは思いますが、このような上下関係の象徴が敬語だと思います。言葉遣いや上下関係にとらわれるあまりに本質をどこかで

失ってしまう事はもったいないなあと思います。

日本から敬語が消えたら、今よりも合理性のある社会に変わると思います。

天皇制があるうちは無理かもしれませんが。


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