【好きな本】 西の魔女が死んだ
こんにちは、あまぎしめいかです。
昔から、割と小説を読むタイプです。
海外滞在中に読んだ本や、なぜかたまに読み返したくなる本のいくつかには思い入れが強いものがあります。その中でも、特に大切な本。
『西の魔女が死んだ』 梨木香歩
この本は、私が小学生時代、あまり学校に行くのが好きではなかった時に、お母さんが寝る前に読み聞かせしてくれた本です。
小説の中では、当時の自分と同じくらいの主人公が学校へ行けず悩んでいて、しばらく母方のおばあちゃん(西の魔女)の家で暮らすことになります。
小学生ながらに学校に行きたくない理由が図星すぎて、耳がが痛かったことも、西の魔女の言葉を聞いたらなんだか大丈夫そうな気がしたのも、
覚えています。
今でも、なんだかうまくいかないなぁ。と何かに悩んでいる時は、「西の魔女が死んだ」を読み返します。
西の魔女なら、なんていうかなぁ〜。と思って。
やっぱり読み返すと、小学生の時の受け取り方とは違うもので、西の魔女はもうすぐ23歳になる私のモヤモヤも解決してくれます。
西の魔女によると、魔女は全部自分で決めるそう。
怒るのも、寂しくなるのも。
先日、電車に乗って京都まで帰っていると、向かいのホームには
実家に帰る方面の電車が止まっていました。
数歩ホームを歩いて、反対側の電車に乗ったら、実家に帰れる。
けれど、今日は京都に帰ると決めて、座り続けているのは自分。
帰っても、もう私の部屋はなくて。そうしていいよと言ったのも自分。
全部自分が決めたことだけど、まだまだ甘えたちゃんな自分が私をちょっと寂しくさせました。
まだまだ修行が足りません。
ナツをもっとアカルくするエネルギーになります!