弁護士・裁判官・検察官を目指す新入生必見! ~法制研究所って?~
はじめに
新入生のみなさんこんにちは!
法学部新2年生、雄弁部所属の亀山です!
明治大学法学部に入学されたみなさんの中には、弁護士・裁判官・検察官といった法曹職を目指されている方も多いと思います。かくいう私も、将来は弁護士になるべく日々勉強中です💪
そんな法曹志望の学生に向けて、今回は明治大学法制研究所について解説したいと思います!
法制研究所って?
さてさて、入学式ガイダンス等でも紹介されている法制研究所ですが、一言で言ってしまえば、学内の司法試験予備校です。法学部における普段の法律学習に加えて、先取りで六法の学習を進めることができる、さまざまなプログラムが用意されています。
参考ページ
https://www.meiji.ac.jp/netsc/legal_lab/about/basic/basic.html
ここでは、私が2021年度受講した講座を2つ取り上げて法制研の雰囲気を紹介してみることにしましょう。
1.憲民刑入門講座
一つ目の講座は、「憲民刑入門講座」です。
2021年度は弁護士の天野直樹先生の講義のもと、下記のスケジュールで憲法・民法・刑法の総範囲を学習しました。
4月~7月:民法総則から民法相続まで
9月~10月:憲法人権と憲法統治
11月~12月:刑法総論と刑法各論
しかしながら、昨年度は火曜日と木曜日にそれぞれ3時間のオンデマンド授業があるという形でして、2022年度も同様の形態が継続される可能性が高いです…。
学部の授業だけでも課題・レポートに追われる毎日なのに、それに加えて週6時間のオンデマンド授業があるのは相当に厳しいものです。出席等はなかったので時間が空いた時に見ればいいのですが、未視聴動画が溜まっていくとなかなかモチベーションも上がらないものです。
司法試験勉強もしつつ、「サークルや課外活動、バイトにも精を出したい!」と考えている方には正直おすすめできないですね。
法制研究所の目玉でもある憲民刑入門講座を酷評してしまって出落ち感がハンパないのですが、もう一つ別の講座も紹介します!
2.予備試験対策講座
二つ目の講座は、「予備試験対策講座」です。
担当講師にもよりますが、基本的にリアルタイムのZoom授業形式で、法律答案の書き方について学びました。
また、この講座は比較的少人数(私の場合6人程度でした)で受講するので、講師先生に質問などがしやすいというメリットがありました。
日程や時間帯については、2021年度の場合、3つのクラスが用意されており、毎週平日夕方開始のものや隔週土曜日昼開始のものがありました。
私は隔週土曜日の講座を取ったのですが、講師が明治大学卒・一橋ロー卒の現役司法修習生の方で、上三法の答案作成法について丁寧に解説してくれました。
また、法律答案作成法は予備試験対策だけでなく、レポート作成や期末試験にも応用ができたので非常に有意義なものでした。
まとめ
ということで、以上をまとめると、
法制研究所に入り、憲民刑入門講座はとらずに予備試験対策講座だけとるというのが一番おすすめの利用方法になります(個人の感想)。
詳しくは近々Oh-Meijiにアップされる(と思われる)ガイダンス資料やHPを確認してみてください♪
料金体系
法制研究所のプログラムの解説は以上となりますが、最後に料金体系についても簡単にまとめてみました(2021年度の例)
法制研究所入会費+年会費
...10186+5093=15279円
憲民刑入門講座
...上記に加えて82600円
予備試験対策講座
...入会していれば無料
所定の手続きを踏めば、明治大学法学部から助成金が15000円分援助されるので、実質279円で入会することができます。
私は利用していないですが、和泉キャンパスリエゾン棟内の自習室やロッカーが利用できるというメリットもあるので、とりあえず法制研究所に所属してみるといいと思います!
終わりに
今回の記事はここまでとなりますが、
より詳しい話を聞きたい!
同じ法曹志望の学生と関わりたい・相談に乗ってもらいたい!
という方は、ぜひ雄弁部までお越しください!
法曹志望だけでなく、公認会計士志望者や国家公務員志望者などからも多くの刺激がもらえますよ!お待ちしてます!