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全年齢向け作品の機械責めはいいぞ

どうも、みなさんこんにちは。
返事をするタイプの屍、ヤマトたかはしです。

先日、同人配信販売の大手であるDLsiteがタグ名を大幅に変更したことが話題となっていました。


秀逸な代替案の数々

インターネット上ではDLsiteの企業努力への賞賛や、日本語の可能性を再認識する意見等様々なコメントで溢れていました。

そんな中、私はそもそも変更前から気になっていたものがありまして……

機械姦改め機械責め。

今日はこれらについて語っていこうと思います。


機械責めとは

さて、調べるとわかるのですがこの機械姦というジャンル、意外と長い歴史を持っているようです。

現実世界では性具、いわゆるおとなのおもちゃとして。
フィクション世界ではロボット的な存在と行為を行うものや、バイオテクノロジー的な要素を加えたものもあり、多種多様な発展をしてきたようです。

私は機械責めジャンルは大きく二つに分類できると思っています。
「人の意思で責めているのか、機械が自ら責めているのか」

・人間の意思による機械責め
これは性具の発展形としてあるもので、
身体を拘束された状態で機械によって性感帯を無理矢理責められるパターンのものが多いです。

・機械が自ら人間を責めているもの
これは自律思考をもったロボットやメカによるものです。
人工知能との純愛パターンもありますし、プログラムのエラーによる誤作動で無理矢理といった多種多様なパターンがあると思います。

僕が好きな機械責めシチュ

では、私自身はどんなパターンが好きなのかというと

「全く性的な目的で作られていないメカが人間の身体的自由を奪う。人視点では性的な意味を伴う行動をする。」

これです。

比較的ライトであるとは思います。
というか主戦場は成人向け同人作品より全年齢向けの漫画やアニメです。

例)
・マジックハンド的なメカがマッサージ目的で体のありとあらゆる場所をくすぐり続けてくる。
・匂いを検知する犬型メカが、探し物のためにスカートの中を嗅ごうとしてくる。

こんな感じのやつです。
機械はプログラム通りに動いているのにも関わらず、人間側が勝手にわからせられているようなシチュがめちゃくちゃ好きです。
また、人間側が作ったプログラムにエラーが起きて暴走みたいなのも自業自得な感じでとてもえっちです。

目覚めたきっかけ「おそるべき正義ロープ」

「正義ロープ」は国民的作品のドラえもんに登場する秘密道具のひとつです。
(てんとう虫コミックス第23巻、藤子・F・不二雄大全集ドラえもん 12等に収録)

ムクムク ヌウ

植物のつる草をモデルにしたロープ型のサイボーグで、種の状態で保管されています。

周辺をパトロールして悪事を発見すると、悪者を捕縛。
悪事の内容によって捕縛される時間は変化し、罪が重ければ重いほど長く拘束されてしまいます。
軽いイタズラ等に対しては反省を促す目的になりますし、実際の犯罪等に対しては犯人逮捕のために役立ちそうです。

のび太たちは理不尽に暴力を振るうジャイアンを懲らしめるためにこの道具を使います。
目的は果たされたのですが、不測の事態によって雨降る中に種がばら撒かれてしまった結果街中に正義ロープが出動。

ちょっとした悪事も見逃さない正義ロープによって街中の人たちの生活が脅かされていく……といった内容です。
扉絵を含まなければたった9ページで「正義の暴走」という濃い内容を扱っています。
SF短編としてもかなりクオリティが高いです。

この作品は恐らく僕の性癖の歪みにかなり関わっていると思います。

作中ではしずかちゃんが「お腹が痛い」という嘘の理由でピアノのレッスンをさぼろうとしたことを検知して正義ロープに拘束されるシーンがあります。

このシーンでは直接的なえっちな描写はありませんが、正義ロープが自らうねるその様子は触手のようでもありますし、それに拘束されて泣き喚くしずかちゃんには若干の嗜虐心を覚えます。

正義ロープは製作者のプログラム通り正常に動作しているだけなのに、どこか不条理であると感じてしまう後味の悪さも何とも言えません。
誰の悪意も介在せずにどこかエロスを感じるシチュエーションが成立してしまう。
ここが個人的にたまらないポイントなのだと思います。

また、ドラえもんで多いシチュではありますが、のび太視点で読み解けば
「ジャイアンに仕返しをするために使った道具で、好きなしずかちゃんが痛めつけられる。」という構図となります。
これはどこか寝取らせのような要素も含まれており、屈辱と背徳が入り混じった感情を味わってしまった少年時代の筆者の何と可哀想なことでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もっと他の機械責めシチュが好きな方も多いとは思うのですが、僕のような趣味の人間もいると理解してもらえたら嬉しいです。

難しいのが、これってすごい検索しづらいんですよね。
ジャンルとしては間違いなく「機械姦・機械責め」扱いになるとは思うのですが、別に直接的なR-18描写がなくてもいいとなるとこの検索ワードじゃヒットしないんですよね。
メタ的な視点にはなりますが、逆に明確なR-18描写があることによって「製作者の性欲」が感じられてしまうのも微妙なんですよね。
ちゃんと「性的な目的で作られていないメカ」であってほしいんですよ。
R-18作品なんてそれだけのために作られたデザインで出てきちゃうじゃないですか。

ここら辺の線引きは「To LOVEる -とらぶる-」がめちゃくちゃ上手なんですよね。
確かにえっちな漫画ではあるんですけど、To LOVEるで起きるような機械責めはその背景にララの眩しいほどの純粋な善意があるんですよね。
「良かれと思って出した可愛い発明品でこんなことになるなんて」
これが良いんですよね。
ただただヒロインがえっちな目に合うためのご都合メカじゃないんですよ。

「性的な意図も、敵側の悪意もないヒロインピンチ」
ここまで揃ったら個人的には百点満点って感じがします。

ということで、普段から探すのにめちゃくちゃ苦労しているシチュではありますので、心当たりがあれば是非教えていただけると幸いであります。

ではまた。


補足

と散々語ってきましたが、2019年公開の「ドラえもん のび太の月面探査記」でこの子が敵の悪意ある機械触手で捕まった時はえっちすぎて「流石にダメでしょ」と思いました。
ただでさえこの子のビジュも性癖刺さってるのに。

あと、めちゃくちゃビジュのいいうさ耳のショタも出てきます。
やっていいこととわるいことがあるだろ。おわり。


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