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【ネタバレなし】なんも知らん人にもグリッドマン ユニバースを勧めたい。

ヤマトたかはし

迷ったけど投稿します。
何も知らん人もちょっとは知ってる人も、色んな人に読んで欲しいです。

まず記事タイトルを見て

「グリッドマン ユニバースって、何？」

という疑問を抱いた方。

グリッドマン ユニバース。３月２４日公開のアニメ映画です。

まずは予告編だけでもみていきませんか。

……どうですか？すごくないですか？？？

伝わってくるものがありませんか。

「青春」「巨大ヒーロ―」「怪獣」「巨大ロボット」
こんなに高カロリーなテーマを、ド直球に扱った作品が他にあるでしょうか。


気になったという方へ

もしこの時点で少しでも気になるというのなら、鑑賞するのをおススメしたいです。

気になったという方は、私が先程挙げたどれかしらの要素が好きな確率が高いと思います。

「青春」「巨大ヒーロ―」「怪獣」「巨大ロボット」

おそらく、「青春」要素だけでこの作品を見たいと感じた方は多くはないと思います。
青春、恋愛要素だけを求めるのなら現在公開中の映画の中で他にも沢山の選択肢があるからです。

となると残りの「巨大ヒーロ―」「怪獣」「巨大ロボット」のいずれかも含めて気になったはずなのです。

そう、つまりあなたはデカいものが好きなのです。


デカいもんはデカいスクリーンで見た方がいいに決まってるじゃないですか！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！


この映画のバトルシーンは間違いなく劇場で体感すべき、映像・音響のオンパレードなのです。

・息をつく暇もないスピードで繰り広げられる超ド派手な戦闘！

・多くのメカが繰り広げる変形・合体！！

・叫ばれるロボ名！！！必殺技！！！

・響く主題歌と爆発音！！！！！！

古き良き。だがしかし最先端でもある。

日本のオタク文化の伝統が凝縮され、未来へと繋がっていく様子がここには描かれているのです……

ひとつ、注意するべき点があるとすれば、

この映画は特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とした、

TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」の二作品が大きな軸になっています。
作品全体の歴史については割愛します。

これはユニバース公開前の総集編ポスター。かっこいい。

それらを見たことがないという方は、観るのをためらう気持ちがあるかもしれません。

そもそも
「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」はそれぞれのアニメシリーズがとてつもなく面白いアニメであり、それらを踏まえた方が楽しめるのは間違いないです。
(というか、本当は全人類アニメ両方とも見てくれって感じだし、その後に劇場版見るのが一番いいという気持ちもあるのでめちゃくちゃ葛藤しながら編集してます。)

ですが、もし仮にいままで何にも触れたことがないあなたが
「グリッドマン ユニバース」を観たとしても、直前に挙げた要素である

・息をつく暇もないスピードで繰り広げられる超ド派手な戦闘！
・多くのメカが繰り広げる変形・合体！！
・叫ばれるロボ名！！！必殺技！！！
・響く主題歌と爆発音！！！！！！

これらに圧倒され、映画館でしかできない体験をしたという満足感が確実にあると思います。

ヒーローに憧れた経験、誰でもあると思います。
そんな少年時代を思い脱しめちゃくちゃに童心に帰り、思わずはしゃぎ散らかしてしまうことでしょう。
また、それらに絡められた青春要素はあまりにも甘酸っぱく、爽やかで何とも言えない幸福感にも包まれるはずです。


さて。ではここで

もし何も知らない状態でこの映画を観たあなたが得られる満足感を、単位として１と定義しましょう

「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」の二つのアニメを見ていた場合に得られる満足感は１００です。

ここで勘違いしないでください。
これは決して、アニメを見ていないと楽しめないということではないです。

先程申し上げた通り、映画館の大きなスクリーンで
日本の誇るべき文化が結集された最先端のアニメーションを浴びるだけでもこの映画にはとんでもない価値があるからです。

しかし、その裏にある、ここに繋がるまでのキャラクターたちの関係性や隠されていた真実が明かされる満足感はその１００倍のエネルギー量があるのです。

これはもう、満足とかの次元じゃないです。

絶頂です。


さらに、アニメ本編に絡めたボイスドラマというのも、アニメシリーズのDVD、Blu-ray特典があるのですが

そこまで知っていると、満足感は１０００です。

とんでもない幸福感に包まれつつも、段々と体調が悪くなってくると思います。




さらにさらに、それらから派生した漫画版スピンオフ、小説版。連載企画等の書籍情報まで網羅してるとしましょう。

（中でも個人的なオススメ。SSSS.DYNAZENON見た人はもう本当に読んでほしい。）

満足感、５０００です。

もう感謝しすぎて、しきれないです。

全部追いかけてきて本当に良かったなって…感極まって……

体の穴という穴から体液が噴きだしてきます。


あの、もしかしてふざけて言ってると思ってます？


ガチですよ？？？




さらにさらにさらに、それらの大元となった
特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」も観ているとしましょう。

満足感、１００００です。
あまりにも細かなファンサービスや、
歴史の長さを踏まえた感慨深さはとんでもないものです。

鑑賞後、話したいことが多すぎて人間の言葉を一回忘れてしまいます。

今まで話してきた条件でも、話したいことは山ほど出てくると思うのですが、「電光超人グリッドマン」履修状態で見るこの映画はバケモンです。
人が一度に受け止められる、思い起こせる情報量を超えてきます。



さらにさらにさらに、「電光超人グリッドマン」に繋がる要素も多い
ウルトラシリーズ、怪獣映画などの特撮作品。
トランスフォーマー、勇者シリーズ、マクロス等のロボットアニメシリーズ。

これらも大好きな人が見た場合……

いえ、やめておきましょう。

ここから先は恐ろしくて話すことができないレベルです。





ということで、グリッドマン ユニバースなんも知らないけれど気になっているという方、安心してください。

関連作品を知っている状態でこの映画を観るという行為が、
あまりにも恐ろしいということを、理解していただけたでしょうか。


それでも履修すると言うならならば、お好みの辛さを選んでください。無理はヨクナイ。

ちなみに、最短履修として1番オススメはこれです。

これ。ある程度作品の雰囲気慣れた状態で、
沢山の続編サプライズを浴びつつも、
記憶喪失になっている前作のある登場人物にめちゃくちゃ感情移入出来そうっていう激エモルートなのでオススメです。

俺が体験したい。

そして絶対にこれだけは外せないポイントは、まずは劇場で公開している期間内に観に行って欲しいということです。

何故なら、もしこの先TVアニメシリーズ等を見ることになった際に

グリッドマンユニバースを劇場で見れなかったということを本当に激しく後悔すると思うので、スケジュール管理にはくれぐれも注意してください。


また、もしかすると

この記事を読んで映画鑑賞後に「アニメを先に観るべきだったじゃねぇか」と言いたくなる人が出てくる可能性があるかもしれませんが……



うるせー！！！！！！！！！！贅沢なんだよあんた！！！！！！！！！！


僕、上映日にこの映画４回見てて、翌日にも朝から見に行って。
それらほとんど実費で払って、事前に買った前売り券は１０枚も残ってるんですよ。
だから合計で20回近くは見に行くと思うというか、多分時間あればあるだけそれ以上行くんですよ。
円盤も絶対買うに決まってるし。

でも、そこまでこの作品が好きな人が

この先、何十回、何百回この映画を観たところで、

いまのあなたみたいな

「何も知らない状態でグリッドマン ユニバースを浴びる。」

という体験をすることはできない。

あなただけにある選択肢なんですよ。

それはそれで羨ましいっすよ？



とはいえ、クレームは嫌なので最終的には自己責任で決めていただきたいのですが

気になっているというのなら、

是非劇場で。劇場で観られるうちに観てみませんか。




気にならなかったという方へ


気にならなかったあなたにはこの映画がどれだけヤバいかを伝えます。

それを知ったうえでの判断は任せます。

まず、私はこの映画の前売り券を１１枚買いました。

この時はまだ１０枚なのですが、
コンビニ限定のソフビフィギュア特典も欲しくなって、もう１枚追加購入しました。

これだけ買った理由としては、私はこの映画のもととなる
TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」という作品が大好きです。
作品間のつながりについては割愛させていただきます。
リアタイでも見てハマってたのですが、最近になって再燃してより沼の深いところに足を踏み込みました。
関連書籍とか、円盤とかのメディア系は限定品以外はほぼ買ってます。
そして、アニメの元となった特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」もアニメ後に観て大好きになりました。
そもそも幼い頃から特撮ヒーロー、怪獣映画、ロボットアニメが大好きな人間なので、それらすべてが詰まっているこのシリーズが大好きなんですよ。

さらにいうと、
この作品の良さはキャラクターたちの人間関係も大きく関係していて、キャラ個人としても、カプとしてもみんな全員大好きです。

さらに私はこの作品の中には「自分」と「恋人」が出てくると思いこんでいるヤバいタイプのオタクなので、まぁ少なく見積もっても１０回くらいは行くだろうと思ったわけです。

そして待ちに待った公開日。

私は後悔しました。




あー……これ30枚くらい買っとけばよかったな。


多分、それ以上は時間的な問題で観ることが難しいのでって感じなんですけど、本当に行ける時間があったらずっと見ていたいと思えるくらいの最高にオタクを喜ばせる作品だったんですよ。

本当にこの映画ヤバいんですよね。

特にヤバいポイントなんですけど、栄養が摂れるんですよね。

あ、映画館の売店で買ったものが食べられるとかそういう話じゃなくてです。

公開日の舞台挨拶。主演声優の広瀬裕也さんが
「晩御飯食べてない人。鑑賞後に食事とらなくてもいいほどお腹いっぱいになる」というようなことおっしゃったんですけど

これ、ガチです。

僕、公開日朝から４回見たんですよ。

朝6時半起き。
映画館9時到着。
初回上映10時。
そこから鑑賞。退場。入場鑑賞。
それで、家に帰ったのが23時近く。

その日、食べたもの劇場で買ったチュロス一本とラムネ数粒です。

本当にお腹すかなかった。
体力はめちゃくちゃ使ってるんですよ。

観る度に泣いたり、笑ったり、手に汗握ったりしてるんですから。

なのに、大丈夫だったんですよ。怖くないですか？？？

友達との会話です。私がアカネ。

しかも、次の日には朝ごはん食べずに5回目観に行ってます。
観る前はもちろんお腹空いてたんですけど、鑑賞後はそれなりに空腹感薄れてました。すごい！！！

あ、別に真似はしない方がいいとは思いますけど。
ちゃんと食事は摂ってください。

あと劇場グッズそんなに買いたいものなかったんですけど、
過去グッズの再販とかもしてくれたのが本当にありがたくて。

パンフレットだけ買う予定だったんですけど、
なんか最終的に３万円くらいグッズ買ってました。やったね！！！

これらの話、傍から見れば私がヤバイオタクなんだって思うじゃないですか。

違うんですよ。
この作品がヤバすぎるから産まれてしまったモンスターなんですよ。

こんな私のことを助けると思ってね

……観てくれませんか？

最後に

この記事出すか迷ったんですけど、本当に何十年に一度の祭りって感じがしちゃってて。

少なくとも私にとってはなんですけど、人生きっとこの作品見るためにあったんじゃないかって思えるくらいにすごくて。

実際、母に「こんなことで言うってのも申し訳ないんだけど、産んでくれてありがとうね。」と伝えたところ

「本当、他にタイミングあるでしょ」と言われました。

「いやー。でも生まれてきてよかったって心の底から思ったんだよね。」というと、笑ってくれました。

ネタバレありの感想も山ほど書きたいことあるんですけど、とりあえずネタバレなし布教をしなければ。と思いこの記事を書きました。

是非、一人でもグリッドマンに触れる人が増えてくれると嬉しいです。

それでは。

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