Meetyのちょっとしたコツ
カジュアル面談募集専用サイトのMeetyというサービスがあります。
Meetyの良いところはざっくりいうと3点あります。
・カジュアル面談ガイドラインを策定して定義をハッキリさせたこと
・とにかくサイトのUIがサクサクで使いやすいこと
・絶えず企画が生み出されていて活気があること
私自身もMeetyを活用して、これまで20件以上のカジュアル面談を実施してきました。
本記事では「Meetyをこれまで使ったことはないけど、興味はある」だったり「ちょっと使ってみたけどこれで合っているのかわからない」といった段階の方向けに、自分の経験談も交えてちょっとしたコツを並べていこうと思います。
※本記事は2021年11月時点でのまとめです。今後もMeetyはどんどん仕様変更していくと思うのでこの記事の内容が古くなることが全然ありえます。
たくさんネタを作る
Meetyでは一人あたりに作れるネタの数に制限がありません(もしかしたら数百個作ったら止まるかもしれませんがw)。
なので、どんどん作るといいです。基本的にネタをベースにしてマッチングする仕組みなので、ネタが多ければ多いほど応募が来る可能性が高まるはずです。
僕はこれまで14件のカジュアル面談を作っています。
ネタのアプローチを複数パターン作る
ネタをたくさん作るにしても、どうやってネタの種類を増やせば良いのかというと、アプローチを複数パターン作ることが個人的なおすすめです。
・会社説明系
いわゆる「○○な事業に興味のある方〜!」みたいなやつです。
メリットはこれに応募する人は採用に結びつく可能性が相対的に高いこと。それに、全職種の方がこの募集を作れることです。デメリットは事業ドメインや認知度によってはこのアプローチだけではリーチ数を稼げないことです。すでに有名だったりSNS等でのブランディングにチャレンジされている企業ならまだしも、現時点で知名度が高くない場合はタイトルの36文字内でそれなりに工夫することが必要だと思われます。
↓の募集は社名やサービス名を一切出さずにそれっぽいタイトルにした例です。
・ノウハウ共有系
いわゆる「○○をしてきた経験を話します」みたいなやつです。ご自身が所属している企業でこれまで取り組んできた実績をベースに話します。
メリットは話の流れで自然に自社の紹介、アピールができることです。また、自社が欲しいスキルセットの人材もマッチングしやすいでしょう。デメリットは上手なタイトルをつけるのが難しいことです。自分が取り組んできたことを人が訊きたがるようなタイトルに落とし込むのは相応に難しいことだと思います。それに、ご自身と同様の職種の方しか引き寄せられないので欲しい職種が自身と異なる場合は使えません。
・座談会系
いわゆる「○○(特定のスキルセット)について話しませんか?」みたいなやつです。
メリットは自社が欲しいスキルセットを議題に出すことで同じレベル感、視座を持った人材と話す機会が作れることです。デメリットは純粋にスキルを身に着けたい方が多く応募するため、自社とマッチしない可能性が高いことです。ただ、比較的ハイスキルな方と出会えるため、自分の場合はそのあと共同でイベントを主催したり、参加いただくような関係性としてゆるく繋がらせていただいています。
・お遊び系
いわゆる「将棋指しませんか?」「ボードゲームしませんか?」「サウナ行きませんか」みたいなやつです。
メリットは相当数の応募を稼ぎやすいことです。デメリットはもちろん採用から遠ざかることです。こちらのネタで募集する場合、断腸の思いである程度の人数は見送りにして面談しないことも必要でしょう。
※Meetyは応募が有ったときに承認または見送りを選択できます。
ハッシュタグで一覧できるようにする
ネタを作るときにタグを指定できます。これの使い方としては、自分や自社が募集しているネタに共通のハッシュタグを付けることです。
https://meety.net/matches?q=%23%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF
採用ページに貼るときに便利です。
フリーワード検索を意識してネタを作る
Meetyではカジュアル面談の検索機能が提供されていますが、原則フリーワード検索になっています。
そのため、タイトルだけでなく内容欄などに、募集している職種の方が気になっているであろうトピックの単語を効果的に盛り込むと、検索で見つけてもらいやすいでしょう。事実、私の募集に応募した方にどうやって検索したか聞くと、「○○について募集しているものを探したらこれしかなかった」と言ってもらったことがあります。
サムネイルはちょっとだけ頑張る
Meetyの募集はサムネを自由に設定できるからこそ、いわゆるキラキラした写真が多く一覧に並びます。
私はそういう良い感じの写真をさほど持っていないので、対抗するために毎回サムネを作ったりCanvaなどからそれっぽい画像を引っ張ってきています。
↓は本当にちょっとだけ頑張った例です。単にReact Nativeのロゴを並べただけですが、この効果で一覧の中でReact Nativeを知っている方にピンと来てもらう可能性を1%でも高められればと思っています。
面談や募集主の具体的な内容について示す
本当に些細なTipsですが、面談はオンラインなのかオフラインなのか、何分程度なのか、どういった話題で話すのか、募集主はどんな人なのかを募集内容に毎回明記すると応募のハードルが少しでも下げられると思います。
↓は自分が応募内容の末尾に書き添えている内容の例です。細かいですがZoomのURLをこちらから送りますみたいなことも書き添えていると親切かなと思います。
■背景
オンライン家庭教師マナリンクというサービスを運営しています。
Reactに関して言うと、WebでもアプリでもReactを使っています。
最近はViteが好きです。
よろしければテックブログをご覧ください。
https://zenn.dev/manalink
■カジュアル面談の実施内容
30分、オンラインにて実施予定です。ZoomのURLをこちらからお送りします。
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今回ご紹介したいことは以上になります。
ぱっと思いついたことに関して書きまくってみましたので、まだまだ活用のコツはあると思います。ぜひ皆さんもカジュアル面談を活用し、ぜひ私に教えて下さい!
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