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パートの女性が応募してこないのは時給のせいではないかも!?(中小製造業編)
中小製造業にとって、パートタイムで働いてくれる女性従業員は欠かせない存在です。特に、長期間働いてくれる30~40代の女性は、即戦力として活躍してくれる貴重な人材です。
しかし、「なかなか応募が来ない」「求人を出しても反応が薄い」とお困りではありませんか?
その原因、実は時給や仕事内容だけでなく、勤務条件にあるかもしれません。特に「勤務時間」が障壁となっているケースが多く見受けられます。
30~40代女性の生活リズムを想像してみましょう
30~40代の女性は、子育てや家事を中心とした生活を送る方が多い世代です。彼女たちの日常を少し掘り下げてみると、次のようなスケジュールが浮かび上がります。
朝
・子どもや家族の朝食準備、学校や保育園への送り出し
→自分の支度も整えるため、朝は非常に忙しい時間帯
昼間
・家事や買い物をこなしつつ、短時間のパートで働くことも多い
→自分の時間や家事をこなす大切な時間帯
夕方
・子どものお迎えや習い事の送迎を行い、買い物を済ませた後は家族の夕食準備
→家庭の用事が集中するため、時間的な余裕がほとんどない
このスケジュールを見ると、9時から17時までのフルタイム勤務は家庭との両立が難しいことが分かります。とりわけ、夕方に家庭でのタスクが集中するため、17時までの拘束は現実的に厳しいと感じられてしまうのです。
応募を増やすために勤務条件を見直してみませんか?
パートタイムの募集で「9時~17時勤務」を条件にしていませんか?
これを「10時~15時勤務」に変更することで、30~40代女性にとって魅力的な求人となる可能性があります。
10時~15時勤務のメリット
①家族優先の生活リズムに寄り添える
朝の送り出しや夕方の家事に余裕を持たせられるため、家庭と仕事を両立しやすくなります。
②休憩時間が不要
労働基準法では6時間以下の勤務に休憩を義務付けていません。働く側も、会社側も時間を効率的に活用できます。
③企業にとっても効率的
忙しい時間帯(昼前後)をカバーしてもらうことで、業務効率が向上します。
本当に9時~17時の勤務が必要ですか?
フルタイム勤務に固執していませんか?
実際には、短時間集中型の働き方のほうが効率的な場合も多いのです。
例えば、10時~15時の時間帯をフル活用すれば、必要以上の拘束時間を省きながら生産性を高めることができます。こうした柔軟な働き方を提示することで、より多くの人材に応募してもらえる可能性が広がります。
勤務条件の柔軟化で応募者が増える理由
パートで働く30~40代女性の多くは、家事や育児と両立できる職場を探しています。求人に「10時~15時」「週3~4日勤務」などの条件が明記されていると、自分に合った働き方ができると感じ、応募のハードルが一気に下がります。
さらに、「働きやすい職場」という印象が広がり、良い人材が集まりやすくなるのです。
募集条件の改善で、応募者数が変わるかもしれません
少し条件を変えるだけで、これまで応募が来なかった層からの関心を得られる可能性があります。採用に苦労しているなら、ぜひ一度勤務時間や日数の条件を見直してみませんか?
無料相談実施中
自社の募集条件をどのように改善すれば良いか分からない、具体的な改善案がほしいという場合は、ぜひご相談ください。
無料でアドバイスを提供し、応募者数増加に向けたサポートを行います。
明治発明会
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