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ライスとライフのバランスがビミョーだからこそ悩ましいわけでございます
本日も履歴書用の写真を撮るため、朝からスーツ姿で出かけた娘。
就職活動の準備期間に突入しています。
社会人二年目の息子は「ライスワーク」と「ライフワーク」を明確に分けて考えられるタイプ。
「仕事はあくまでお金を稼ぐもの、やるべきことに集中。やりたいことはプライベートですれば良い」というのが息子の持論。
娘はというと、やりたいことを仕事にしたいというタイプ。叶う叶わないは別として、人生の多くの時間を仕事に費やすのだから、どうせなら好きなことを仕事にしたいと言います。
はたまた、二人とは違って、やりたい仕事が見つからないという人もいることでしょう。
どこのどなたが書かれたのか、また、雑誌かネットかも忘れてしまいましたが、「やりたい仕事が見つからない君へ」みたいな書き出しで、「やりたい仕事をしている自分もいいけれど、なりたい自分になっている自分もいいんじゃない」みたいな内容を読んだことがあります。
「なりたい自分」とは、どのような職場(仕事)でも、例えば「物腰が柔らかく、穏やかで、人には優しく接したい」「リーダーシップを発揮してぐいぐい周囲を引っ張っていきたい」などなど、「自分がどうありたいか」であり、「その目標に向かって進んでいくのも生きがいとなる」と伝えたかったのだろうと理解しています。
遠回りの人生を歩んできた私はこの文章に出会った時、「ふむふむ、そういう考え方もいいな」と感じたのを覚えています。
私は気が多く、興味のあることが多すぎて、本当にやりたいことが見つかるまで多くの年月を費やした人間です。
もともとは息子同様、仕事とプライベートを分けて就職したのですが、違和感といいますか、自分の気持ちを騙し騙し続けていたといいますか…。
娘のように、やりたいこと(私にとっては、人体ひいては人の健康に深い関心があり、そそれにかかわること)を仕事にしたいという思いがふつふつと沸いてきて、徐々に抑えきれなくなり、転職して現在に至るわけです、はい。
今となってはの話ですが、当時の職場でも「たなりたい自分になる」を目標にしていれば、続けることができていたかもしれませんね。
「仕事は仕事。プライベートで生きがいを楽しむ」
「やりたいことを仕事にする」
「やりたいことは見つからなかった(できなかった)けど、なりたい自分になる」
それぞれの生き方であって、正解も間違いもなく、みんな一生懸命生きていて素敵ですよ。
p.s.
みんなのフォトギャラリー、素敵な作品がたくさんありますね。
クリエーターの皆さん、ありがとうございます。