無駄遣いにご用心
不愉快に思われる方も多いと思いますが、「浮気は男の甲斐性」とか「不倫は文化です」とか言われることがありますよね。
「絶倫」や「性豪」などと呼ばれる男性に対して、何やらたくましいイメージを抱く男性もおられるかもしれません。
芸能ニュースでも、4WD不倫で話題になった俳優のHさんや、トイレ不倫で大多数の女性を敵に回したコント芸人のWさんなんかも、絶倫と言われてましたね。
さてさて、本日は東洋医学的観点から性に関する教訓をば。
東洋医学では、人間は生命エネルギーによって生きていると考え、その生命エネルギーの源を「精」と呼んでいます。
「精」には各個人が生まれつき持っている「先天の精」と飲食物等から作られる「後天の精」があります。どちらも腎(腎臓)に貯蓄され、生命活動に使われており、両方を合わせて「腎精」と言います。
また、東洋医学において性交は「房事」、多すぎる房事は「房事過多」と言います。
そして、「腎精」は成長(加齢、老化)や過労、房事過多などの不摂生で消耗されます。
「先天の精」については、生まれつきその量が決まっているため、使えば消耗するだけです。
この時点で察しの良い方はお気付きかと。
「房事過多」は「腎精」を無駄遣いして、老化を早めるかもしれません。
「腎精」を無駄に使って、「人生」まで無駄にしないように気を付けたいものですね。